こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

6月18日(日)に富山県のコスモスポーツランドを会場に

JEC第二戦中日本大会(中日本エリア戦も併催)が開催されました。

その様子をレポートしていきますね。

今回はちょっと都合が悪く、前日となる土曜日に会場入りが出来なかったので、

レース当日のみとなります。残念・・・

と、いう訳で朝のブリーフィングの図。

さて・・・

開幕戦の広島同様に、今回の第二戦中日本大会も当初予定していた

エントリー台数を大きく上回る参加台数となった今大会。

何度か書いていますが、来年からナショナルクラス(以下、Nクラス)が、

NA/NBクラスと2クラスに分かれる事になっているので、

今年中にIBクラスへの昇格が難しくても、

NAクラスに上がっておきたい!

そう考えているだろうライダーが多数いる事が主な理由だと思いますが、

とにかくNクラスのエントリー台数が多いんですねー。

リザルト上の台数ですが、エントリー94台!(DNSの方も含めて)

以前の内容と重複してしまいますが、

来年NAクラスでエントリーする為の資格として、

全日本大会においてポイント獲得者とあります。

要は、全日本大会において1ポイントでも良いので獲得すれば、OKという事。

ポイントは、20位(1ポイント)まで付与されるので、

20位以内というのが、一つの区切りとなる訳です。

だが、しかし!当然、エントリー台数が多い訳で簡単な事ではありません。

昨年の同じ第二戦(近畿大会プラザ阪下)の様子を振り返ってみると、

昨年でもエントリー多いと思っていたのですが、

その時で、Nクラスは48台のエントリーですから、

半分より、ちょっと上にいければ、20位以内だった訳ですねー。

さらに遡ると、2015年の第二戦(近畿大会プラザ阪下)の時を調べると、

43台がエントリーしていました。

この時は灼熱の夏開催で熱中症になるライダー続出で、

完走ライダーは32台とサバイバル。

そういう意味でいけば、三分の二に入れればポイント獲得できた訳です。

ちなみに、要らん情報ですが、自分はこの年にIB昇格となりましたが、

その阪下では6位でした・・・

単純にですが、エントリーは倍となっている訳ですから、

そりゃ、厳しいですね。

さらに、事前情報でも書きましたが、

クロスカントリーレースでも上位入賞を果たしている

ん?Nクラスでエントリーなの?と思ってしまうライダーの名前が

エントリーリストにありましたから、

20位で1ポイントGETというのも、実質はさらに狭き門となりますねー。

というか、なりました。

ブリーフィング後の恒例な集合写真。

 

まぁ、前フリがいつも通り長い訳ですが、

そんなNクラスのエントリー増加という事もあり、

結果的には昨年までの近畿大会(プラザ阪下)の時と同様に、

IA/IB/W(女性クラス)の3クラスと、

Nクラスが午前と午後に分けてレースが行われる事に。

何となく、普通に?考えると、Nクラスが午前で、

IAやIBクラスが午後のレースとなりそうですが、

今回はその逆で、IA、IB、Wクラスが午前のレースとなりました。

この梅雨時期での開催で天候次第では荒れたレースになる事が

容易に想像できますからね。

そういった事態を考慮して、こういう順番になったのかな?タブン。

個人的には、午前で先にレースが終わるというのは、

気が楽で最高でした~。

 

ようやくレースの本題となりますが、

今回の富山のコースは、こんな感じ。

2017COSMOcoursemap

なかなかコースマップ見ても想像つかないと思いますが、

前半がルート(リエゾン)区間となり、

後半がウッズ区間とモトクロスコースを使ったテスト区間となります。

テストが終わると、すぐにパドックという構成です。

IA/IBクラスはコースを8周。

W/Nクラスがコースを6周します。

午前と午後に競技を分ける事でレース全体のボリュームが減少してしまわないように

IA/IBクラスのみ、1周目の最初だけ通過するルートを使い、

いきなりテストの下見ラップ。

その後パドックをスルーして、通常に1周する変則な対応となりました。

要は、1周目のみテストを2回走行する。

通常1周目のテストは下見ラップとなり、テストのタイム計測は行われませんが、

今回は1周目に2回テストを走る事で、1周目ですが2回目のテストより

計測が行われ、リザルトに反映されます。

(これが後ほど修正リザルトとなることに・・・)

そんな訳で、

IA/IBクラス 8周(テスト計測は8回)

W/Nクラス 6周(テスト計測は5回)

という形で競技がおこなれました。

これは自分のタイム設定を写した物ですが、

IA/IBクラスのタイム設定は、

1周目 40分

2周目 30分

3~8周目 24分

というタイム設定でした。

Wクラスは、ちょっと確認し忘れましたが、

Nクラスと同じだったかな?

Nクラスは、

1周目 40分

2~6周目 30分

でしたね。

 

先に説明した通り、IA/IBは1周目にテスト2回走る分、

WやNクラスと同じ40分ですが、実質短いとなっています。

しかし、今回はこの梅雨時にはラッキーといえる程のドライコンディションで、

今回は全クラスを通じてタイム設定は、かなり余裕があったと思います。

IA/IBクラスのみが通るルートも部分的に設定されていましたが、

時間的には余裕でしたね。

開幕の広島が最終周になかなかキツイタイム設定だったり、

ここ最近はキツめのタイム設定だっただけに、今回は緩めでした。

個人的には、今回ぐらい余裕がある方が好きですね。

皆さんは、どうでしたか?

今回もちゃんと車載カメラを搭載して、走行しておきました。

そんな様子がコチラ。

少し前にGo-Proのケースのレンズを交換したので、

今までよりは、ちょっと映像がキレイなはず!

カメラのボディー装着が禁止されているので、

ハンドルにカメラを固定していますから、どうしてもビリビリと

振動を拾ってしまいますが、ご了承くださいね。

音声を入れたくてケースに穴開けたり、加工したけど、

声が聞こえない。

本当は、今回も特に1周目は超喋ったのに、聞こえないので、

2周目をアップしておきました。

コンディションはご覧の通りの超ドライのカチパンというやつですね。

埃が舞う部分では、全走者がいると前が見えないぐらい。

前半のルートはそんなカチパン路面に石がコロコロとしたシングルトラック。

それとウッズの組み合わせ。

ウッズ内は山っぽい土に大き目の石が埋まっている感じ。

ウッズ内もここまでコンディションがよくグリップ良好な時は珍しいんじゃないかな?

少し前に、このスポーツランドコスモで走行会があり、

その時の様子を聞いたら、少し濡れているだけでも難しかったと聞いたので、

少しでも雨が降ったりしていたら、

また状況も一遍していた事でしょう。

パイーっン!とスロットルを開けるような所はなく、

どちらかといえば、テクニカルなルート(リエゾン)でしたね。

ウッズ内は、ラインが何本もあり、場所によってはワダチも深く、

大き目の石がステアのように立ちはだかる所も。

しかし、ラインを選べば、とてもスムーズに走れたり。

コンディションが悪かったとしても、ラインがたくさんあったので、

渋滞がひどくて・・・なんて事にはならなかったかな。

これもコース準備をしてくれたYSP富山東のWRパワーレーシングの

皆さんやスタッフの方たちのおかげですね。

IA/IBルートは、距離は長くないものの、

アップダウンがあり、ラインもたくさん。

ちょっとでもコンディションが悪ければ、失敗しちゃいそうな所も

ありましたが、今回のGOODコンディションのおかげで、

楽しい~!ルートとなりました。

そして、テスト区間。

前半はウッズを走り、移動路のような速度が乗る区間を経て、

モトクロスコースへ。

序盤は完全にドライだったものの、

モトクロスコースに出るまでのウッズと高速な区間は、

山から流れ出る湧き水かな?

そんな感じのちょろちょろした水が徐々に広がり、

タイヤで路面が磨かれる事で、徐々にスリッピーな路面へと変化していきました。

コース攻略をしつつも、徐々に荒れたコースへと変化していく事で、

なかなかタイムアップに繋がらなかったのでは?

正直な話、午前にやったIA/IB/Wクラスより、

午後にやったNクラスの方が路面は厳しかったかもしれませんね。

しかし、WやNクラスはタイヤのFIM規制がなく、

モトクロスタイヤも選択可能だった事から、

どっこいどっこいか、それでもNクラスの時の方が難しかったかもですね。

テスト後半となるモトクロスコースは、

コースを部分的にショートカットして、隣のレーンに移ったりする部分が多く、

ストレートからのフルブレーキング、そしてタイトターンから立ち上がり!

そんなレイアウト。

路面はカチパンのドライですから、

ストレートで欲張ると、止まり切れずにオーバーラン。

焦ってワイドオープンで取り戻そうとタイトターンを立ち上がれば、

リアがホイルスピンし、転倒しちゃう。

そんな我慢を強いられるテストとなりました。

 

この自分の動画の時で、テストタイムが6分9秒って所です。

IBの中盤からNクラス上位者にとっては、

6分を切れるかどうか?

この辺がひとつの壁となっていましたね。

IAトップ陣は、そこから1分近くタイムを縮め、

5分前半の戦い。うーん、想像が出来ない・・・

5分40秒あたりを切ってくると、IAでシングルフィニッシュって感じでしたね。

 

リザルトに関する情報は、先のジャンキー稲垣によるレポートに

詳しく出ています。(こちら

と、言いつつも書きますが、

注目のIAクラスは、開幕に続き#2の釘村選手が、優勝!

毎度ピンボケで、すみません。

圧倒的な強さを見せつけて、8回のテスト全てで一番時計をGET

ベストタイムが、5分04秒63。

1回目の計測こそ5分13秒でしたが、それ以外は全て5分一桁でまとめています。

2位は、#1 鈴木健二選手。

全てのテストで2番時計。

しかし、5分9秒78とベストタイムで釘村選手の5秒落ち。

5分一桁もこの1回のみと、釘村選手には及ばず。

それでも、もちろん速いんですけどね。

3位は、#40 田中教世(たかせ)選手。

JEC参戦2戦目にして、3位表彰台を獲得。

全てのテストで3番タイムをマーク。ベストタイムは、5分15秒37。

どうだったんでしょうね?

開幕の広島はゼッケン順のスタートで、テストも長く、

テスト内で前走者を抜いていたと思うのですが、

今回からランキング順での出走となっていました。

前回6位だった田中選手は、今回のテストでは前走者を抜く事が

あったんでしょうかね?

トップ2は、お互いに追いつくとか無さそうだから、

完全にクリアラップだと思うんですよね。

微妙な差ではありますが、タイミングによっては数秒のロスに

なる事も考えられますからね。

今回ようやく、少しご本人にお話を聞く事ができました。

RED SEEDというオイルブランドがサポートにつく形で、

JECにも参戦を続けるとの事でした。

まだレース自体に慣れていない事と、思っていた以上にマシン造りが必要だと

感じているとの事でした。

日高の参戦はマシンが決まっていないようですが、

今年は準備期間と捕え、来年以降本格的に戦えるようにしたい。

との事でした。

いやー、もうすでに戦えてますよね。

しかし、今回のテストはコンディションもさることながら、

モトクロス経験者には走りやすかったと思えるので、

また次戦以降の戦いが楽しみになりましたねー。

 

続く、IBクラスは?というと、

 

1位 #116 中島敬則(タカノリ)選手。

中島選手もモトクロスのIAライダーですね。

全てのテストで1番時計をGETして、ブッチギリでIBクラス優勝。

ベストタイムが5分15秒37と、何とIAクラスの田中教世選手と

全くの同タイム。

それもそのはず、トータルテストタイムでも1秒ちょっと田中選手を上回り、

IA/IBのオーバーオールでも3位を獲得。

今年までとなりますが、IAクラスへの特別昇格の権利も獲得。

表彰式では次戦以降はIAクラスでのエントリーという事になってましたね。

2位は、#97 新沼光選手。

Betaライダーですねー。

タイムにバラつきはあるものの、ベストタイムが5分36秒48。

ランキングトップだった中島選手が特別昇格を果たす事で、

新沼選手がIBクラスのランキングトップに浮上。(大神選手と同ポイントかな?)

IAクラスへの昇格と合わせ、クラスチャンピオンが見えてきましたね。

3位は、#84 大神智樹選手。

先日イタリアで開催されたエンデューロ世界選手権に参戦した事でも

記憶に新しいですが、しっかりと3位表彰台を獲得。

ベストタイムも5分33秒53と、2位の新沼選手のベストタイムを

3秒上回っています。

新沼選手はブランクがあるとはいえ、モトクロス出身。

かたや、大神選手はトライアル出身ですが、世界戦へ向けたトレーニングが

功を奏しているでしょうね。スピードもある事を証明してくれました。

まぁ、途中ハプニングもあったようで、

ライダー本人だけ(バイクに乗らずに)ルート内をランニングしてました。

体力が有り余ってるんですね。きっと。

 

まぁ、どうでも良い事ですが、コレ書いてるのは自分は訳で、

一応自分のリザルトも書いておくと・・・

やったー!初のIBクラスでシングルフィニッシュとなる9位を獲得!

と、暫定リザルト見て喜んでいましたが、

先に書いていましたが、1周目の2回目のテストからリザルトに反映されるはずが、

それが除外された形で最初にリザルトが発表されました。

それが9位だったんですねー。

実は、その1周目の2回目のテスト。つまり計測の1発目となるテストは、

2回転倒したんですよねー。

そして、その時が6分32秒20(23位/24台中)。

ありゃー、ビリ2のタイムで、これが足を引っ張り、

9位→10位にリザルトが訂正。

シングルフィニッシュは、マボロシ~。で、お預け~となりました。

ガックリ。

ちなみに、自分は6分を切る事はなく、

ベストタイムが、6分02秒54。

Nクラスで出ても10位前後って所でしょうか・・・

トホホ。

 

そんな、どうでも良い情報はおいておいて、Wクラス。

 

1位 #153 近藤香織選手。

ベストタイムが、6分23秒15。

2位 #152 菅原聖子選手。

ベストタイムが、6分30秒02。

3位 #154 太田晴美選手。

ベストタイムが、6分40秒84。

今回スポンサーのCASIOさんからのG-SHOCKは、Wクラスにも。

初表彰台の太田選手もご機嫌です。

横の2名も、俺らのもCASIOだぜ~の図。

 

そして、最も激熱なNクラスは・・・

 

前評判通りに、

1位 #364 斉藤祐太朗選手。

そりゃー、JNCCではAAクラスを走り、先日も総合6位を獲得の猛者ですからねー。

さらには地元という事もあり、ブッチギリの優勝。

ベストタイムが、5分18秒81。

IAクラスで比べてみても、3位ぐらいって感じでしょうか?

タイヤも何を履いていたのか気になるけど、チェックし忘れましたね。

今回、作戦といえば作戦となる訳ですが、

Nクラスは非常に台数が多く、技量の差もそれぞれ。

ルート(リエゾン)区間で前走者を抜く事は簡単だけど、

抜いても抜いても、前の組のライダーがいる訳で、

テストでクリアラップを取る事が出来ない。

しかし、それを逆手に取るというのか、エントリーの最後の方の組と

なっていた場合だけ有効となりますが、

Nクラスはタイム設定が30分と、速いライダーなら10分以上余る設定。

なので、テストに到着した時点で全てのライダーがテストに入った後に

テストに入り、クリアラップでアタックする。

そんな作戦を実行してたみたいですねー。

自分が今回一緒に遠征したNクラスライダーも最終組だったので、

少し待ってテスト入って、クリアラップで狙ってみたら。と言っていたのですが、

さすがに勘の良いライダーは他にも実践してたみたいですね。

タイム設定に余裕がない。または中間チェックがある。

待ってると、他のクラスにラップされる。

様々な条件がありますが、今回は、そんな作戦が一部のライダーだけ

使えたんですよねー。

ちょっとズルイかな?

ちなみに、自分たちIBクラスとかになると、

さらに今回からはランキング順の出走となっていた事もあり、

テスト内で追いつくという事は、ほとんど無かったと思います。

実際、自分は全てクリアラップで前走者を視界に入れる事はありませんでした。

まぁ、自分の方が遅いからだけど。

話が長くなりましたが、

2位 #344 神馬匠(ショウ)選手。

ベストタイムが、5分43秒13。

こちら神馬選手もJNCCではAクラスシングルの選手ですね。

中日本のエリア戦に参戦中で、IB昇格を狙っていますね。

順当といった感じでしょうか。

3位 #347 木村吏(ツカサ)選手。

ベストタイムが、5分49秒69。

木村選手もクロスカントリーやハード系で活躍する選手ですね。

こちらも順当な感じ。

4位 #202 坂本裕輔選手。

ベストタイムが、5分58秒12。

4位まで書いたのは、坂本選手をよく知ってるから・・・

というか、6分切ってるし!何か、めっちゃ速くなってる。

負けちゃってるし、俺・・・

やるねー。おめでとう!

 

と、こんな感じのレースとなりました。

Nクラスではポイントを獲得できたライダーもいれば、

順位が振るわずに悔しい思いをしたライダーもいるでしょう。

全日本は、これでしばらくお休みとなりまして、

次回はもう9月の日高ツーデイズエンデューロですね。

その間にもエリア戦や、ライツも開催されます。

たくさん練習して、本番のレースで結果を残せるように

頑張りましょう!

 

おしまい。