日高ツーデイズエンデューロ参戦レポート DAY0!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

今年も行って来ました!日高ツーデイズエンデューロ(以下、HTDE)。

と、言いますか、まだ行ったままの状態で、帰ってませんけど。

先に書いちゃうと、多くの方がフェイスブックなどのSNSで、

ご存知かもしれませんが、台風の影響で帰りのフェリーが軒並み欠航!

例に漏れず、自分も本来予約していた帰りの便が欠航となり、

慌てて、変更した航路の短い津軽海峡フェリーも1本間に合わずで、

コレ書いてる今現在(18日の月曜午前中)は、

函館フェリーターミナルで足止め中。

偶然にもパソコンを持って来てたので、

とりあえず、ブログでも書いてみます。

まずは、前日となるDAY0の金曜日から。

さて・・・

ダラダラとした内容は、ウブカタジャパンブログの方に書くとして、

こっちも無駄な長さになる予定ですけど、いってみましょう!

北海道に渡るという行程がある為に、

レース当日の朝に現地入りは難しいので、前日となる金曜日には

ほとんどの参加者が現地入り。

今回は小樽港から日高へ向かいます。

景色の良い眺めに日高来たなー、と実感が沸きますね。

だが、しかし、この15日金曜日はミサイルが発射されたみたいで、

ドキドキしちゃいましたけどね。

快適なドライブを終え、会場となる日高高原荘に到着。

バイクと日高がご対面。

さらに前日入りしていた仲間の情報によると、

木曜の夜には相当な雨が降ったとか。

遠めに見えるゲレンデは見た目は美しいけど、

信用できませんねー。

でも、晴天なのは最高です!

いつもお世話になっているBetaチームも合流し、パドック設営です。

地面が直接じゃなくて、プラスチックのロールを用意してくれているので、

雨が降っても快適なパドックです。いつも、ありがとうございます!

参加者の多くが自分たちのパドックを設営した後は、

コースの下見に出かけます。

今回は、以前にも触れた通り、1周が90キロ前後と

国内のレースとしては、とても長い設定ですから、

下見をすると言っても、タイムアタックとなるテストのみとなります。

htde2017maps

 

上記は、今回のコースマップです。

下の方にページをめくる矢印があると思います。

DAY1のコースとDAY2では、タイムアタックのテストは同じですが、

それ以外の移動区間となるリエゾン(ルートとも言う)が少し異なります。

そして、両日ともクラスによって異なりますが、

2周目は公道をうまく繋いでテストをメインに周回できる

ショートループのコース設定となっています。

時間に余裕があり、可能ならテストは全部チェックできると、

少しは心配が減りますね。

まぁ、逆に下見する事によって、不安が増大しちゃう事も多々ありますけど。

タイムアタックとなるテストは、全部で3つ。

長い1周のコースを走る間にポツポツとあります。

まずは、一番最初のクロステスト。

パドックとなる会場の日高高原荘はスキー場なので、

そのスキー場の一部を使ってクロステストが用意されています。

ゲレンデを登り、下ってくる感じですね。

これが、写真だと爽やかに見えますが、

前日までの雨をタップリと含んだグラストラックが半分以上かな?

水たまりといった感じではありませんが、

ヌプヌプしています。滑りそうですねー。

今回は、ファイナルクロスといって、最終日の最後にモトクロス形式のレースが

ありませんので、例年ならファイナルクロステストのコースとして利用していた

ゲレンデの一番下の部分もテストとなっていました。

先日終わったばかりのフランスISDEの影響を受けたか分かりませんが、

グラストラックのテストですねー。

一部分ですが、砂利道の登りもありましたけど、

そこは問題なし。

昨年までより、大幅に短くなっているので、テストタイムも短くなるでしょうから、

接戦が予想されます。

続いて、今度はエンデューロテストの下見に向かいます。

通常、タイム計測の関係で、テストはループ状になっていて、

スタートゲートとゴールゲートというのは、隣り合わせになっている事がほとんど。

しかし、このエンデューロテストは、珍しい通り抜けのタイプ。

スタート地点とゴール地点が相当離れます。

なので、下見は少々やっかいです。

仲間と協力して、まずはゴール地点にトランポなどの乗り物を一旦置いてから、

別の車などでスタート地点に向かいます。

歩いてスタートからゴール地点まで下見をした後、

ゴール地点に置いておいたトランポでスタート地点に戻り、

トランポを回収する。

そんな感じですから、少々ハードル高めです。

このエンデューロテストは、作業道なんでしょうね。

軽トラックなら走り抜ける事が可能なコース幅で、フラットな砂利道な林道です。

その分、スピードが要求されます。

昨年もそうでしたが、昨年の台風の災害復旧の為か、

もの凄くキレイな林道です。

チョイチョイとコーナーもありますし、速度が乗っているので、

もちろん大きなミスをしてしまうと、

谷川に落下・・・なんて事も有りえるコースです。

難所はないので、サクサクと歩いていきますが、

下見メンバーも速い人は歩くのも速いのか、

グングン先に行ってしまいます。

自分はもちろん第二グループで下見でしたけど。

前半は先の高速な林道ですが、後半は少しテクニカル。

例年も沢を走りますが、

今年は、少し手前から沢に進入ようで、沢区間が少しだけ長いです。

沢を渡る橋の手前から沢に降りるので、橋をくぐる恰好となります。

ここは水没するような深さはありませんが、

直径15センチぐらいかな?の鉄パイプが斜めに埋まっていました。

気づかずに通り抜けると、

進入する角度によっては、ツルンと転ぶやつです。

さらに、ラインによってはそれを2本通過するという感じ。

十分に気をつけなくてはっ!

長靴を履いていない某IAライダーは、どこかの議員のように

おんぶしてもらい、沢を通過。

沢を通り抜けた後は、ウッズの中をクネクネと走り、ゴールです。

ウッズ内は、もちろんツルツルでしたが、昨年や一昨年に比べると、

ドライと言えるコンディション。まぁ、問題ないでしょう。通り抜けるだけなら。

タイムは別として・・・

そして、エクストリームテスト。

と、実はここまで書いた時点で、フェリーターミナル内で放送が・・・

思っていたより、早くフェリーが出港できるらしい。

ここからは、もうお店に戻ってから書いてます。

以前は日高でもエクストリームとかやっていたと思うのですが、

自分が参加するようになってからは、エクストリームテストは無かったんですねー。

エクストリームテストといえば、SUGOしか走った事ありません。

どんな感じなのかな~?

見た目よりも、実際には全体的にボコボコした路面。

なんじゃーこりゃ?

災害復旧の際のガレキなのかな?

アスファルトを剥がしたようなやつが山盛りです。

グリップはしそうだけど・・・

高さ的には、そんなでもないですが、

走りにくそうです。

転んだら、バイクがガキガキになるの間違いなし!

ほうほう、石が少しねー。

まぁ、問題ない。

ん?何でしょう?開発局?

北海道なんてのもあったかな?え?そこ登るんですか?

土砂崩れとかの木の残骸ですか?

けっこう動くんですけど・・・

こんなの走った事ないけど、どんなグリップなんだろうか?

ラインが広いし。

登った後は、すぐに左に下りれるけど、微妙かな?

20mから30mぐらい、こんなところを走ります。

濡れてたら、ヤバそうです。

この後は、いくつかターンして、おしまいでした。

しかし、下見は疲れますねー。

天気は良いけど、暑くないのが救いです。

 

下見も終えたので、パドックに戻ります。

おー、キレイなKDXですねー。

と、これは今年から参戦のモトクロスメンなIA田中教世選手のマシンらしい。

トレールバイクでレース出た事あるのかな?

こちらは、もうお馴染みなIAの釘村選手のCRF250Lですね。

公道を走る訳で、普段のマシンとは異なりますが、

昨年も同じマシンで出てますから、こちらも準備万全でしょうね。

おやー、何ですか?このバイクは・・・

IAライダーの後藤選手のマシンみたいですけど。

XR230の外観のように見えますが、

エンジンはDOHC?
水冷でラジエターがついてるよ?

CRF250L?

実はAX-1らしい。

本来キャストホイールだよね・・・

かなりの大手術のように見受けられるけど、完成度高いですねー。

こちは、IAの鈴木健二選手の今回のマシン。

今年はセローではなく、WR250Rみたいですね。

でも、ダートフリークのレトロな外装を装着したやつ。

シートが前方までなくて、タンクに大事な所をぶつけそうな感じなんだけど、

やっぱり速いんでしょうねー。

今やシェルコジャパンのエースライダー?なIBの秋山選手。

新型の2ストセル付き125ですねー。

もう、最近スッカリ速くなっちゃってねー。

このまま行くと、来年IAに昇格しそうです。

こちら、お馴染みの雑誌riderの編集長ミカミさん。

今年も?全戦自走でエントリーのようで、日高といえど自走です。

当然、レース前にタイヤ交換ですね。

お疲れ様です。まぁ、交換してるの本人じゃないけど・・・

我がBetaチームも準備万端。

ライダーによりけりだけど、前日に車検まで受けて、パルクフェルメに

車両を入れてしまう方が多いですね。

自分は心配症だから、当日朝に入れたい派です。

車検準備に追われ、バタバタしたムードになってきました。

この時間ぐらいになると、各パドックも準備完了してるので、

一気にレースモードな雰囲気です。

そして、陽も沈み、日高高原荘ロビーをお借りして、

開会式が行われます。

日高モーターサイクリストクラブの神保さんからご挨拶。

色々な関係者の方がご挨拶でしたが、

こちらの方、お名前忘れちゃいましたが、林道を管理している部署の方とか。

自分たちも伐採でよく使うチェーンソーがハスクバーナで、

バイクも同じだとは!なんてご挨拶も。

なかなか普段の生活だと、一般の方は林道とは無縁の生活。

しかし、災害等で道路が通行止めになり、孤立した集落に林道を使って

物資を届けたりと、そういう使われ方もするんですよ。

と、そんなお話もいただきました。

そんな林道を快く使わせてくれて、感謝ですね。

今回唯一となる海外からの参戦ライダーのレクシィー選手(女性の方ね)とメカニックの方。

カナダ出身の女性ライダーで、AMAのエンデューロクロスのチャンピオンを獲得したり、

ISDEでは完走してシルバーメダリストだったりな選手。

日高は昨年そうでしたが、国際格式?なレースとして運営されてるんですねー。

今後も海外ライダーが参戦してくると、嬉しいですね。

おっ、1年ぶりですねー。な、T川さんと再会。

昨年は半ばriderのミカミ編集長に騙されて?エントリーでしたが、

完走ならず。

しかし、その楽しさに魅了され、練習を重ね、今年はリベンジに挑みます。

楽しみですねー。

開会式も終え、明日のレースに向けて、休養に入ります。

写真はボケてますが、夜のパルクフェルメで明日のレースを待つマシンたち。

遠征の疲れもあるので、軽く仲間と乾杯を交わし、

明日に備えます。

DAY1に続く。

 

 

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