全日本選手権ウィメンズクラスと承認クラスが併催される午前中には天候がもったものの、昼前には大粒の雨が降り注いだ当日。水はけのいいプラザ阪下とは言え、コンディションは悪化。特に、ピリ辛の設定にしたというルートでは、一部激下りを2周目にカット。テストもヒルクライムをカットせざるを得なくなり、1周分がキャンセルになるなど、荒れ模様となったJEC第2戦。

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IAクラス

 トップ争いは下馬評通り、鈴木健二と釘村忠に絞り込まれたが、広島に続いて鈴木健二が快勝という結果。1番時計を譲ったのは、たった13回中2回のテスト。ファイナルクロスも、しっかり魅せた走りで釘村にさえ3分もの差をもって優勝の結果。釘村は大きなクラッシュを含めてミスが目立ち、ファイナルクロスでもスタートで出遅れて挽回ならず、2位の結果となった。
 順位争いで盛り上がったのは、3番手争いだった。師匠たる釘村を2度うわまわるテストタイムを出し、今季最高の仕上がりをみせる前橋孝洋が序盤3番手を独走。途中大きなミスをしつつもIAルーキーながら、初の表彰台がみえていたが、6周目に前走者を避けきれずに痛恨のミス。スタックしてしまい、1分以上のロスタイム。やはりIAルーキーの熊本悠太が、そつなくタイムをまとめ、さらに後半調子をあげて3番手へ浮上。ファイナルクロスでも5位に入り、みごと初の表彰台3位をゲットした。

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鈴木健二
「タダシのミスが目立ったレースでしたね。JECで乗っているYZ250Xとも、すごく相性がいいですし、今回は勝たせてもらいましたよ。
 最近は熊本とか、前橋とか若い人間にも勢いがあるので、すごく期待しているところです。
 次戦日高はセロー250で参戦します。タダシがCRF250Lで出るので、若い人間にとってもチャンスでしょう」

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釘村忠
「毎年毎年、ここではよくミスしてますね…。タイヤ選択から間違っていたかな、と。今回ミディアムハードを選んだのですが、ずっと迷ってて。全体的に大きい転倒が多かったですし、調子はよかったんですが、次につなげられるレースにはできなかったかなと思っています。マシンは、仕上がってきたので、最終戦まで勝って行ければいいなと。
 日高ではなんとか勝ちにいかなくてはいけないので、バイクの作り方もしっかり作戦を練ろうかとおもっています」

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熊本悠太
「こんなに早く結果を出せるとは思えなかったので、うれしいです。Betaもよく走ってくれましたし、IRCのタイヤもすごくよかったですね。この調子で、次も頑張りたいと思っています」

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IBクラス

 IBでは、開幕戦で優勝した石戸谷蓮がここでも好調。この阪下に用意してきた250SX-Fとの相性もよかったが、ぴたりと沼田誠司がこのうしろにつけるツイントップの状況に。1番時計を奪い合うこの二人は、IAでも上位に食い込むスピードで他を圧倒。沼田は、特に後半で調子があがりはじめ、ミスが目立ち始める石戸谷を追い詰めていく。ファイナルクロスの前ではすでに1分以上のリードで沼田が石戸谷を突き放してIBを初優勝。昨年からモトクロスIAのみに許される特別昇格を狙っていた沼田だったが、このレースで昇格を確定。タイムも総合で3位に入るものであった。なお、石戸谷もタイムは総合で4位。熊本、前橋を上まわり、釘村・鈴木を見据えるスピードに今後の期待がかかるところだ。

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沼田誠司
「去年のKX450Fから、今年はKX250Fに変えました。それに、バイクの作り方も去年戦ってみておぼえたことも多いです。モトクロスよりも、エンデューロでは、450のパワフルさが裏目にでやすくて、250のほうが成績を出しやすかったですね。
 いま、42歳ですがまだまだ成長するつもりです。健二さんたちと同レベルで走れることが目標なんで」

Nクラス

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 ナショナルは中島章悟の圧勝。ここプラザ阪下で、かつてクロスオーバーライドを企画・催したレジェンドクロスカントリーライダー、池町佳生が数年ぶりにエンデューロの場に姿を現して2位に。広島の覇者である小田浩也は、3周目に大きくミスをして伸び悩んだ。

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Wクラス

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 午前中におこなわれたウィメンズは、コンディションのよかったこともあって「もう少し走りたかった」というライダーも続出するほど。6つのテスト中5つを近藤香織が1番時計で走り、2位石榑瑠花に30秒のリードを持って優勝。近藤は、発売されたばかりのYZ125Xと同等の仕様に、加えて3cmローダウンしたYZ125をライド。早速、その扱いやすさとポテンシャルを証明する結果となった。

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