JEC東日本エリア第4戦 ㏌ 日野カントリーオフロードランド!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

前回の続き、という事で、

ライツの後に行われたJEC東日本エリア第4戦の様子をレポート。

開催場所は、同じく群馬県の日野カントリーオフロードランド。

こちらは、自分も参戦してしまっているので、

写真が全くない・・・

なので、ライツの使い回しのパルクフェルメの様子。

さて・・・

午前中に行われたライツのコースを一部変更して、

お昼前からレースが開始です。

JECのエリア戦とは、全日本選手権は文字通り、日本中を転戦する感じの範囲で

今年は西は広島、東というか北は北海道という感じですが、

エリア戦は全国を5つのエリアに分けて、それぞれがシリーズ戦となっています。

今回の日野は東日本の第4戦となる大会です。

エリア戦もシリーズでランキングを獲得すれば、

NAやIB、IAクラスへと昇格が可能な訳ですね。

シリーズで追いかけて昇格を狙うライダーもいれば、

自分のように近場のレースという事でスポット参戦のライダーもいたりしますね。

東日本エリアは、やはり主に関東圏から東北といったエリアという事もあり、

今回も激戦!

特にNBクラスがエントリーが多かったですね。

NBクラスだけで、46台もエントリー。

初参加のライダーも多くいたと思いますが、NAクラスへの昇格狙いのライダーも

多い事でしょう。

さて、レースの方は?というと、

IBクラスで6周の設定。(NB、NAクラスは5周かな)

タイム設定が、最初は35分、30分、40分、残りは30分と少し変則タイム。

とは言っても、真夏のレースを考慮して途中の40分というのは休憩時間を多めに

確保してもらう為の配慮となっていましたね。

ライツ同様に、今回はかなり余裕のあるタイム設定で、

よほど大きなミスをしない限り、10分ぐらいはパドックで休憩が取れた感じでした。

それでも、スタートからゴールまでは3時間20分もあります。

なかなかですねー。

スタート前の様子。(写真byナメックさん)

今年ISDEに参戦をされるIAライダーのナメックさんこと、滑川選手が

写真撮ったやつを送ってくれました。

ありがとうございます!

自分が参戦してるので、自分目線で話が進みますが、ご了承くださいね。

今回はライツで子供を走らせるのがメインという事もあり、

午後の自分のレースも子供に乗らせているKTM125Xで参戦です。(写真の一番右です)

いつものBetaではありません。

ライツ同様に、今度は自分がカメラをつけて1周分撮影しておきました。

と、いう訳でコースはこんな感じでした。

いきなり最終周ですが、実は途中で撮影しようとカメラを車体に装着して、

走ったのですが、

テストで動画内でも説明していますが、

木に激突、正確にはぶつかりそうになって転倒。

その時にGo-Proを落としたんですよねー。

転倒からすぐにリカバリーして、走り出して、

カメラの向きがおかしくなってないか確認したら、

Go-Proが無い!

しかもケースは残ってるけど、中身だけ落とした・・・

なんて事がありました。

ルートなら、まだ良かったんですが、テストでしたからね。

さすがに止まる訳にもいかず、

転倒でリズム崩した上に、Go-Proを落としたショックで、

ガックリ・・・

ケースごとならまだしも、中身だけって、踏まれて壊れるだろうな・・・とか、

レース終わるまで探す事も出来ないか・・・とか、

余計な事が頭をよぎりますね。

当然、そのテストはタイムが悪い訳です・・・トホホ。

 

そんな、どうでも良い話はさておき、

コースの方は、ライツから一部変更されています。

スタートからテストまでは同じ。

テストがエリア戦だけ少し登りを使ってますね。(動画だと4分30秒あたり)

後半の下りも少しコースが異なります。

 

テストの違いは僅かですが、

ルート後半がけっこう違いましたね。

ライツはテスト終わると、ほぼ移動路という感じでしたが、

エリア戦はテストの後でシッカリとルート走行が用意されていました。

NBクラスのみ、NAクラス以上という形で分岐が2箇所設定されていました。

自分はIBクラスなので、NAクラス以上のラインへ。

最初の分岐でNAクラス以上は、日野ハードとかで使っていたと思われる

ウェーブキャンバーへ向かいます。(動画だと、9分16秒あたり)

その名の通り、キャンバーな路面を走ります。

さらに、下って、登るを繰り返す感じ。

コンディションが良かったので、無事に通過出来ましたが、

路面が少し濡れていたら、どんどん悪化していき、

おそらく間違いなく失敗して、ハァハァした事でしょう。

いやー、ドライで良かった。

その後は全クラス共通で奥の細道という長~い下り。

これもその名の通り、細いシングルトラック状のガレた路面を

下ります。(動画だと、11分10秒あたり)

少し右側に石が無いラインがあったので、助かりましたね。

前回日野の遊びで来た時は、雨の影響か石の露出が多く、

全然止まらない感じだったので、こちらもコンディションに助けられました。

奥の細道を下り切ると、今度はずーっと登り。

緩やかではありますが、石がゴロゴロしたガレた登り。

今回のエリア戦はタイヤ規制がなかったので、

難所系の柔らかタイヤなAT81EXを装着していたので、

随分と楽に登れましたね。

その途中で2回目の分岐があります。(動画だと13分33秒あたり)

NBクラスは左折して、ガレた登りをひたすら登る。

NAクラス以上はピラフ返しへと向かいます。

動画で14分10秒あたりからピラフ返しとなります。

V字に掘れた溝を走って登る感じですね。

左に曲がりながら、一度フラットなエリアに登り上がります。

上手なライダーなら、そのまま一気にベーシックヒル(合ってる?)を

登りますが、

自分は自信がないので、助走を取り直してから直登の形でトライです。

(動画だと、19分42秒あたり)

このベーシックヒルかな?

この登りがなかなか難しい。

ハマる事はなかったものの、右と左で2本かな?ラインがありましたが、

どちらとも登り上がりが荒れていて、

根っこが出てましたね。

ちょっとスピードが足りないと、引っかかってしまう感じでした。

実は引っかかって止まってしまいましたが、

そのまま押してクリア出来たので、これも助かりました。

路面が濡れてたら、無理でしたね。

難しいのこの部分は終わりで、後は移動路という感じで、

モトクロスコースに出る前に少しだけ登りがある感じ。

そんな感じの1周でしたね。

文字で説明しましたけど、動画見てもらった方が早いですけど。

 

テストはリザルトで他のライダーのタイムをチェックすると、

3分40秒を切るのが、ひとつの区切りという感じでしょうか?

30秒台を出していれば、かなり優位になる感じ。

自分は切れませんでしたけど・・・

 

ルートを含めた全体では、1周に約20分ぐらいという感じで、

パドックでは10分ぐらいは休憩が取れました。

普段、お仕事しているお店では事務所にはエアコンというか、

クーラーがあるものの、作業場がそんな快適な設備はなくて、

扇風機で暑さをしのいでいます。

そのせいか、暑さには強い方だと思っております。

それでも、コースでハマる事がなかったにも関わらず、

なかなかタフさでした。

周回数が少し少ないので助かりましたね。

今にして思うと、普段に比べてテストを覚えるのが、

鮮明では無かったかもしれませんね。

それも暑さの影響でしょうね。

次は右だっけ?左だっけ?と後半でも迷う事がありましたから。

参加した皆さんも同じ条件なので、言い訳にはなりませんけど。

 

さて、そんな感じのレースだった訳ですが、

リザルトはこちら。

章典外ではありますが、IAクラスのライダーも参加していました。

1位 # 1 釘村 忠選手(ベストタイム 2分58秒39!!)

2位 # 9 中島 敬則選手(ベストタイム 3分02秒67)

3位 #28 渡會 修也選手(ベストタイム 3分21秒87)

今回は今年のISDEに参戦するトロフィーチームのライダーである

#14荒川選手と#22後藤選手も参戦していたのですが、

そのライダーの特訓の意味合もあったようで、

IAライダーで5人で先頭を入れ変えたりして、

荒川選手と後藤選手をプッシュするような特訓をしてたみたいですね。

なので、ベストタイムと言っても、どうなのか分からないのですが、

釘村選手は3分切りをしています。

タイム差が出づらい感じのテストでしたが、

走る人が走れば、こんなタイムが出るんですねー。驚き~!

 

続いてIBクラス

1位 # 91 木村 吏選手

(ベストタイム3分26秒37/平均タイム3分30秒44)

2位 # 51 毛利 真吾選手

(ベストタイム3分32秒49/平均タイム3分37秒47)

3位 #124 岡庭 大輔選手

(ベストタイム3分37秒79/平均タイム3分46秒40)

ベストタイムと、お前は暇人か?と言われそうだけど、

エクセルで表作って平均タイム出してみました。

実はちょっとリザルト見て、NBのライダーが速いなぁーと思い、

比較しやすくするためです。

前回、3位で表彰台登りましたが、今回は呼ばれませんでした・・・

ちなみに・・・

5位 #53 ウブカタジャパン

(ベストタイム3分43秒49/平均タイム3分50秒52)

やっぱり転倒のミスが痛いですねー。まぁ、仕方ない。

 

続いてNAクラス

1位 #224 小野 勝則選手

(ベストタイム3分33秒20/平均タイム3分34秒80)

2位 #227 草木 幸多郎選手

(ベストタイム3分43秒11/平均タイム3分43秒63)

3位 #239 菅谷 栄美選手

(ベストタイム3分30秒53/平均タイム3分46秒29)

4位 #417 島根 寛光選手

(ベストタイム3分44秒68/平均タイム3分49秒34)

5位 #206 松井 航選手

(ベストタイム3分45秒28/平均タイム3分49秒43)

という感じ。

3位の菅谷選手のベストタイムが一歩抜きんでてますが、

途中でミスしちゃったのかな?

自分だと入賞できてない・・・

 

そして、NBクラス

1位 #359 茂木 昇選手

(ベストタイム3分26秒19/平均タイム3分29秒11)

2位 #377 渡邉 誉選手

(ベストタイム3分26秒89/平均タイム3分32秒23)

3位 #358 佐藤 慶一選手

(ベストタイム3分31秒64/平均タイム3分34秒70)

4位 #350 藤橋 玲雄選手

(ベストタイム3分39秒36/平均タイム3分40秒93)

5位 #422 田上 拓選手

(ベストタイム3分34秒01/平均タイム3分44秒46)

6位 #421 長嶋 雅士選手

(ベストタイム3分41秒82/平均タイム3分44秒49)

比較の為に平均タイムとか計算してみましたが、

周回数が少ないとは言え、NBライダーが速いですねー!

上のクラスで出ても上位確実というか、

IBクラスで優勝しちゃう感じですね。一概には言えないけど。

これまで全戦優勝だった#377渡邊選手が2位という結果。

1位の#359茂木選手、速いですねー!

 

エリア戦は年間の昇格争いでもありますからね。

気になるランキングは、こちら。

IBからIAへの昇格は1位のみ。

現在、#91木村選手が少しリードですが、

残す東日本エリア戦は、全日本の併催となるSUGO2DAYSのみ。

2位、3位と同ポイントで11P差。

2DAYSですからね。

十分に逆転があり得ますね。

NAクラスからIBクラスへは、3位までが昇格ライン。

こちらも現在トップの#224小野選手が一歩リードという所ですが、

同じく最終戦が2DAYSだから、まだまだ分かりません。

NBクラスからNAクラスへの昇格は4位まで。

現在トップの#377渡邊選手は、SUGOノーポイントでも、

4位確定の状態ですね。

それ以降の選手は、まだまだ波乱がありそうです。

 

毎年そうですが、SUGOの最終戦は、

全日本併催で、スポットで速いライダーも出てきますからね。

ただ、昇格人数が以前より減った事で、SUGOのみで昇格する、

なんて事は過去にありましたが、今年からは無さそうですね。

 

と、まぁこんな感じの東日本エリア戦でした。

本当に猛暑の中、参加された選手はお疲れ様でした。

途中、残念ながらリタイヤしてしまった方もいると思いますが、

無理をしない事も大事ですからね。

それに毎回ですが、スタッフの皆様も本当にお疲れ様でした。

撤収のタイミングでも、まだまだ陽も高く、暑かったですからね。

 

さて、現在日高のエントリー期間中です。

すでにNBクラスを除く、全日本クラスはエントリー終了。

NBクラスのエントリーが本日までですよ!

そして、承認クラスが8月9日(木)~17日(金)までとなります。

今年から、新設されるFクラスという、

競技ではありますが、難所カットの入門的なクラスなはずです。

こちらも楽しみですねー。

すでに、ご存知かと思いますが、

マイク ブラウンという世界的にも有名なライダーが日高の

エントリーリストに名前を連ねています。

これは、もう楽しみ過ぎますね!

 

本題は、これで終わりですが、最後にどうでも良い話・・・

テストで落としたGo-Proですが、

当然レース終わってから捜索に。

例の転倒したテスト内の木の近くを捜索。

転倒したポイント探すも見つからず・・・

ポロリしてから、バイクに踏まれれば、後ろに飛ぶかな?

と、木の少し手前から探す。

無い。

フタが開いて、しばらくケース内に残っていたのかもしれない。

確か無くなったの気づいたのは、次の左コーナー曲がってからだった気が。

と、トコトコ歩いて行くと、

何やら黒いプラスチック発見!

おー、これはフタを固定する部品じゃないか。

こんな小さいのを本体より先に見つけるとは!

しかし、肝心の本体が無い。

もう諦めムードで、もう少し先まで、あとちょっと・・・

と粘ると、いました~!

土がついてるけど、レンズも無事、本体も割れてない。

粘り勝ちだぜ。

先にアップしてますが、子供の動画は撮影出来てたけど、

残念ながら自分の転倒シーンは獲れてなかった。

ちゃんと充電して、確認したけど、ちゃんと作動してくれました。

と、いう訳でまだ動画は撮影できそうです。

多くはないかもしれなけど、見てくれてる方もいますからね。

良かった~。

おしまい。

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