もうすぐ日高!その②

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

9月に入りましたね。

暑さのピークは過ぎた感がありますが、

局所的に大雨が降ったり、台風が接近してたり、

どうか、レース前日ぐらいから終わるまで晴れて欲しい・・・

毎日そんな事ばかり考えてる方も多いでしょう。

また、本日9月6日は昨年発生した胆振東部地震から、ちょうど1年。

今朝テレビを見たら、厚真町の映像なども流れてましたね。

1年経過しても、その爪痕は残ったままの所も多いようです。

被災された方には、お見舞いを申し上げつつ、

今年も北海道に行かせていただきたいと思います。

さて・・・

コースマップも出てきましたね。

参加者の方は、すでにチェックされた方が多いと思います。

何度か日高に参戦してる程度ですが、自分なりにチェックした点について、

書いてみます。あまり参考にはならないかもだけど。

map2019_all_0826small-web

これが今年発表されたコースマップですねー。

画像の下を触ると?矢印みたいな三角マークがあるかと思いますが、

そこ触ると、ページがめくれます。

ちなみに、昨年のコースマップは、こちら。

紛らわしくないように、こちらはリンクを貼る形にしておきます。

 

大雑把に言うと、今年は昨年の逆回りみたいな感じでしょうか?

周回していくタイムチェック(TC)やタイムアタックを行うテストの

順番が違いますよね。

ルートも昨年とは逆に走行する感じでしょう。タブン。

となると、気になるポイントとしては、

昨年もけっこう苦しめられた方も多いと思います。

沢です。沢。

横切る分には同じ事ですが、

流れに沿って走ってた所(正確に覚えてないけど)は、

逆になるって事ですね。

特にコースマップ左上の貯木場の辺りは、

沢の中走る感じでしょう。

どうか、キツクありませんように。

一応、雨天時には迂回路があるようですけど。

また、コースマップ下左側あたりの

日高ロックスが行われたジュナイト周辺も逆走となるようですね。

ロックガーデンとか書かれてるあたりが、

おー!エルヅべグルみたいじゃないか!と思った所な訳ですが、

ここも昨年は川の流れ的に上流から下流に向かって走ってたので、

わずかに下りで、その為、そこまで難しくなかった訳ですが、

今回は逆走になる訳ですねー。

ガレ場も平坦、もしくはわずかな下りであれば、問題ないですけど、

緩やかでも登りとなるとポイントになる事でしょう。

分かりませんけど・・・

でも、安心してくださいね。

ここは全クラスではなくて、ルート分岐みたいですから・・・

クラスによってルート分岐があるという事は、そういう事ですね。

分かりますよね・・・

また、タイムアタックを行うテストについて。

テスト自体は4カ所と、数は昨年と一緒。

でも、長い林道区間のエンデューロテストだった西山エンデューロテストが

ルートになって、

代わりに若葉エクストリームテストというのが設定されてますね。

会場となる高原荘から近いポイントなので、

要チェックですね。

また、テストの回る順番としては、昨年同様で、

まずスタートして、すぐに高原荘の裏のゲレンデクロステストを走行。

そして、1周してきて、高原荘に戻る所で、

もう一度同じ高原荘裏のゲレンデクロステストを走行して1周となる感じ。

承認各クラス、NB、Wクラスは、これで終わり。

NA、IB、IAクラスはショートループとなる2周目に突入ですね。

 

一番注意しなくてはいけないのは、

全クラスに言える事ですが、

NA以上に2周目(ショートループ)が設定されている関係で、

コース(公道の交差点とかも含む)上に2色のコースマーカーが存在する事です。

1周目は、青マーカー。

2周目は、赤マーカー。

で曲がるポイントや直進を示す事になっています。

1周目から、ウッカリ赤マーカーに従ってしまうと、

ミスコースとなるので、十分注意しましょう。

前のライダーが行ったから・・・

そうではなくて、自分で判断しましょう。

また、コース(公道含む)にいてくれるスタッフに

確認するのは良いとしても、スタッフ全員が熟知している訳ではありません。

事前にチェック、理解しておく事からレースは始まっていますからね。

と、エラソーに書いていますが、

間違えそうになった事もシバシバ。

実際に多くの方が間違えた事もありますし。

本当に注意しましょう!

 

もう一つの注意点としては、給油について。

昨年同様に今年も1周の走行距離が120キロ超と長いです。

トレールモデルのタンク大き目なやつなら、無給油で周回できるかもしれませんが、

エンデューロレーサーと言われる、多くの参加者たちが選択している

マシンでは、その限りではありませんね。

なので、今回もパドックとは別にコース上に2カ所の給油ポイントが用意されています。

コースマップの右上に記載されていますが、

スタート地点から約35キロ地点に最初の給油ポイント。

スタート地点から約85キロ地点に2つ目の給油ポイント。

とあります。

昨年は、ちょうど半分ぐらいの距離の所に2つ目の給油ポイントがあり、

1つ目の給油ポイントをカットしたライダーも多くいたかな?

自分は両方のポイントで入れましたが。

ここで、注意しなくてはいけない事が。

100キロぐらいは走るだろう・・・

という事で給油ポイントを1つだけ使う場合ですね。

単純に距離は走るかもしれませんが、

気をつけないといけないのは、それまでにテストを何本こなすか?

という事ですね。

やはり、タイムアタックを行うテストは、それなりに全開走行となり

燃費も落ちますから。

今回で考えると、

ゲレンデクロステスト

給油ポイント①(スタートから約35キロ地点)

三島エンデューロテスト

若葉エクストリームテスト

貯木場クロステスト

給油ポイント②(スタートから約85キロ地点)

ルート走行して、

パドックで給油可能

という感じですね。

給油ポイント②でしか入れない場合は、テストを4つとルートを走ってから、

給油となる訳です。

全部の給油ポイントで入れるのが理想ですが、

そうすると、パドックと合わせると携行缶が3つ必要になりますね。

2つぐらいなら持ってる方もいると思いますが、

3つとなるとね・・・

一緒に行く仲間と共用するなど工夫が必要ですね。

 

と、まぁそんな感じでしょうか。

あとは、前日入りできる方は可能な範囲で下見するしかないですね。

 

今度は競技規則や車両の事など。

基本はMFJの競技規則に則る訳ですが、

大会ごとに特別規則なる物があります。

もちろんチェック済みでしょうけど、再確認してみましょう。

今回の大会特別規則は、こちら。

4ページ目からですね。

気になる点だけ、まとめてみました。

・全出場者(全クラス)に環境マット義務付け。

・スタート時の1分以内のエンジン駆動での20Mライン通過できない場合の

ペナルティーなし。

→本来、スタート時にエンジンが掛からず、押して20Mラインを通過した場合は、

ペナルティーが加算されていましたが、前日車検、当日車検の公平性を保つ事を

目的に今回はペナなし。ただし、後続の組がすぐにスタートするので、

1分以内には押して20Mを通過する事。

・ナンバープレートの縁(外周)を怪我予防の為に何かしらカバーする。

→絶対ではないけど、強く推奨。

・チームやテントごとに消火器を用意。

☆燃料の保管にポリタンク等禁止、消防法に合致した物を使用。

→給油ポイントなどは危険物保管所?みたいな申請を行って、

決められた所で保管する事になってるので、十分注意してください。

商品名を具体的に書くのは・・・という感じですが、

クロスカントリー会場などで良く見るクイックチャージャー的なやつは、

ダメという事になります。

いわゆる金属タイプという事ですね。確認しましょう!

・タイムアタックとなるテストのフィニッシュライン通過後30Mは停止禁止。

→テスト終了後はヘロヘロだったりしますが、後続車が真後ろにいたりするので、

危険ですから、30M(提示してあります)は止まらないように注意しましょう。

☆リスタートについて

何かしらの理由やトラブルでDAY1をリタイヤした場合、

DAY2を走る為には、DAY1のうちに再車検を受けて、パルクフェルメに車両を

入れる必要があります。

その再車検のタイムリミットは、DAY1の最初のライダーがフィニッシュしてから、

最終ライダーがフィニッシュする予定時刻から90分が経過するまで。

と、なっています。

ここで注意が必要なのは、

何かマシンがヤバイ、調子悪い、途中でパンクした、などのマシントラブル、

もしくは体調不良などが起こった場合、何とかイケル所まで行こう!

もちろん諦めない精神は大事ですが、やっぱり走行を続行する事が不能に

なった時に、車両がすぐに回収できるポイントにあるかどうかです。

ギリギリまで粘った結果、競技終了まで車両を回収できないという

事態も起こり得るからです。

競技終了しないと回収できない場合、終了後に回収し、

それからマシン復旧などの対処を行わなくてはなりません。

そうなると、再車検のリミット時刻に間に合わない可能性があります。

以前のSUGOなどは、DAY2の朝に再車検などがあった事もあったと思いますが、

日高はDAY2の朝じゃなくて、DAY1の夕方?夜?という事ですね。

限界まで粘って無理して走行を続けた結果、DAY2を走る事が出来ない

可能性もあるという事。

ちょっと引く事も覚えておきましょう。

自力で(自走)パドックに戻れる場合は、

公道を使っている訳で、レース上ではショートカットになりますが、

交通法規を守ってパドックに戻れれば良い訳ですから。

☆タイムオーバーについて

IA、IB、NAクラスは、早・遅着の合計が30分以上で失格。

NB、W、承認クラスは、早・遅着の合計が60分以上で失格。

多いのは、全クラス60分以上という場合ですが、NA以上は今回30分ですから、

十分注意しましょう。

また、早・遅着の合計とありますので、

NA以上で例にすると、

例えば、トラブル等で25分遅れたとします。

どこかのタイムチェックがけっこう余裕あって、

もうだいぶ遅れてるから順位関係ないし、早く戻った方が良いから、

早着しちゃえ~、と予定の時刻(正確には区間タイム)より6分早く

タイムチェックを通過。

すると、本来の時刻から19分遅れに縮みますが、

ペナルティー対象の早・遅着の合算は31分となり、失格となりますねー。

特別規則には記載ありませんでしたが、

フィニッシュ時の早着ペナの有無が書いてありませんでした。

フィニッシュ時に早着ペナが無い場合が多いのですが、

たまにフィニッシュもオンタイムで、という時もあります。

この場合が一番気をつけないといけないかもです。

さっきの例で考えてみると、通常のタイムチェック(TC)で、

わざわざ早着する方は少ないでしょう。

ただ、プレフィニッシュを通過して、パドックでのワークタイム内で

整備して、フィニッシュする時には早着OKの場合は問題ないですが、

フィニッシュもオンタイムと指示があった場合は、

この限りではないので、注意しましょう。

まぁ、必ず発表ありますけどね。

 

特別規則の終わりの方にも書いてありますが、

ミスコースなどは注意しましょう。

順位よりも完走狙いの方は、コースマップを印刷して持っておくのも

良いでしょうね。見ちゃいけないとは書いてないし。

相互通信ではないにしろ、携帯で見るのはアウトかな。

しかし、通信しちゃいけないだけで、携帯持って走ってはダメとは

書いてないですから、持って走る分にはOKですね。

というか、積極的に持った方が良いと自分は考えます。

本当に万が一、緊急の場合は、速やかに連絡取れる事で、

助かる事があるはずですから。

万が一といえば、こちらも書いてありましたが、

最低限ですが、スペアプラグにプラグレンチ(特に2スト!)は、

必ず携行しましょうね。

今回も沢を多く走る事でしょう。

水没復旧なんてしたくありませんが、やらざるを得ない場合も。

やり方分からない方は、事前に水没復旧、バイクとかで調べておきましょう。

 

いやー、長くなりましたが、あとちょっと。

車両について。

日高などの公道を使う場合のレースは、

まずは車検をクリアする事からレースが始まってますね。

色々ありますが、

装備面では、MFJ公認ヘルメットかつフルフェイスタイプである事。

とにかく出発前にMFJステッカーが貼ってある事を確認しておきましょう。

貼ってあったのに・・・ではダメですからね。

車両の方だと、

保安部品の動作は当たり前ですが、

過去の失敗例というか、実体験的にダメだったやつといえば、

・リアウインカーの幅

フロントとリアで保安基準の幅が異なります。

前側はだいたいライトカウルとかに装着してあり、クリアしますが、

リアウインカーが破損防止の為に貼り付けタイプなどにしてると、

車両によってはウインカーの左右の間隔(15㎝以上)を下回る事があります。

注意しましょう。

・ミラーについて

両側つけておけば問題ないですが、片側の場合は右側に。

これは、ちょっと装着するスペース的に左の方が都合が良くて、

左側1本で車検受けたら、ダメでしたね。

ちゃんと書いてあるし。注意しましょう。

・反射材(リフレクター)の装備

これ、なぜか毎年現地装着の方がいますね。

忘れてたーとかかな。

必ずいますので、注意しましょう。

 

もう、書き出したらキリがないので、この辺にしますが、

どうでしょうか?

明日、明後日の土日に準備という方が多いかもしれませんね。

シッカリ準備して、

日高を存分に楽しみましょう!

 

おしまい。

 

 

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