ルスツ2デイズエンデューロ 参戦レポートDAY0!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

先日、北海道の留寿都(ルスツ)で開催された、

全日本エンデューロ選手権第4、第5戦となるルスツ2デイズエンデューロの様子をご紹介!

楽しんで来た分、帰って来てから片付けや、溜まったお仕事で、

ちょっとアップが遅くなってしまいましたが、

まずは、レース前日となる金曜日のDAY0編から。

とはいえ、これは出発直前の木曜早朝時。

今回は、2台、2名での遠征となったので、荷台にも余裕あり。

いざ、北海道を目指し、出発です!

さて・・・

何度も書いてるので、ネタ切れ感は否めませんが、

過去のブログを見てない人もいるでしょうし、来年は行ってみたいぞ!

なんて方の参考になれば、みたいな事も含めて書いているので、

しつこく似たような事を書いておきます。

北海道へのレース遠征は、トランポで移動する我々にとっては特別で、

その訳は、自走のみでは行けない、という事ですねー。

フェリーに乗らないのと、北海道へ上陸出来ませんので。

関東から、九州に行く場合(一昨年とか)なんかはフェリー使う方もいますが、

陸路オンリーでも高速道路が繋がっているし、そちらの方が早いので、

北海道以外への遠征は自走となりますね。

逆を言うと、北海道の方が道内以外へ遠征する場合は、

必ずフェリーに乗らないといけないという事ですね。

木曜早朝にお店を出発し、新潟のフェリーターミナルに到着。

フェリーの航路も様々で、日本海側から小樽へ上陸。

太平洋側なら、大洗や仙台から苫小牧へ上陸。

青森やマグロで有名な青森の先端?の大間まで走って、函館へ。

関東からだと、そんな感じでしょうか?

フェリーの出向、到着時刻、トランポのサイズや種類による料金などの違いがあり、

どれがベスト、なんてのは無いんでしょうけど、

自分の場合は、現地への到着時刻を優先して、往きは新潟からのフェリーが定番という感じ。

木曜日のお昼に新潟港を出港し、小樽に到着は翌日金曜の早朝の4時半ぐらいと、

16時間ぐらいの船旅です。

同じフェリーに必ず、誰かしら乗っていたりするので、

知り合いもいっぱいいたりしますね。

以前なら、みんなで宴会で盛り上がる所でしたが、

今は、そんな感じでも無いので、こじんまりと・・・

なので、今回はフェリーが長く感じましたね。

で、北海道へ上陸。

いつもなら、小樽港近くの朝市にある食堂で、海鮮丼などを頂き、

北海道な感じを満喫する所ですが、

緊急事態宣言下という事もあり、食堂はお休みでした~。

初北海道遠征なお客様は、少々ガッカリ・・・

小樽から、レース会場となるルスツのビッグベアーまでは約100キロ。

2時間ぐらいのドライブですね。

上の画像は、富士山に形が似てることから、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山(ようてざん)ですね。

確かに、似てますねー。

山を走る(バイクで)のは、楽しいので好きですが、登山好きでもないのですけど、

富士山とかキレイに見えると、テンション上がりますよね。不思議と。

そんな訳で、曇り空とはいえ、羊蹄山を眺めて気分も上がります。

そして、あっという間にビッグベアーに到着。

まだ、トランポも数台しかいません。

パドックの位置を確認し、ベータチームの到着を待って、まずはパドック設営。

いつもお世話になります!

と、いう訳でパドック設営も終わり。

が、まだ朝です。

この前日金曜日は天気も良く、路面も完全ドライコンディション。

うーん、今走りたいぞ!

なぜなら、天気予報は、翌日土曜日が完全に雨予報。

しかも、朝から夕方まで降る予報。

そうなると、DAY2となる日曜日もコンディションは悪いまま・・・

せっかく天気の良い北海道にいるのに、内心はションボリといった感じ。

だんだんと、トランポも増え、あちこちでパドックが設営されて、

レースウィークな雰囲気に。

お隣がヤマハパドックでしたが、

おー!新型YZ125が置いてあるぞ!

レースとは関係ないけど、ジロジロ見させてもらいました。

2022年モデルの新型YZ125ですねー。Xじゃなくてモトクロッサーの方ですね。

125X、250Xは昨年モデルの継続なので、新型になったのはMXの方だけですね。

実車は初めてみるぞ。

フレームは変わってないみたいで、エンジンと外装が新型ですね。

エンジンは似てるんですけど、けっこう違うみたい。

キャブが250同様にPWKになってますね。

京浜が日立オートモティブシステムズ、ショーワ、日信工業とか色々な会社との合併かな?になったので、

今の名称は、京浜ではなく、日立Astemoという会社名ですね。

ほうほう、外装が変わり、シートも変更になったので、固定方法も変更。

シート後端で、ボルト1本留めに。

キャップ開けると、ボルトが見えますね。このキャップには確か音叉マークがあったような。

右上のボルトは、確かサイドカバーの固定ボルトだったと思うけど、

横からではなく、見えない上からの固定っぽい。

外観上ボルトが少なく見えるけど、なるべくツルっとしたフラッシュサーフェイスといった感じが狙いかな?

シート外すと、こんな感じ。

シートベースの形状がけっこう複雑?

シート後方からフレッシュエアーを取り込むような感じを言っていたので、

空気の流れを考慮してるような事を製品情報で見ましたね。フムフム。

フレームは同じだけど、シートレールが新作みたいですね。

左右の補強が今までの角パイプよりゴツイ感じ。

エアフィルターは、同じかな?

チャンバーも違うなんて言ってたけど、パッと見似てるけど?と思ったら、

チャンバーとシリンダーの差し込みのオス、メスが逆になってますね。

今までは、シリンダーの突起にチャンバーがかぶさる感じでしたが、

チャンバーがシリンダーに刺さる感じで、KTMとかBetaみたいな感じですね。

こりゃ、今までのチャンバーとは互換性ないですね。

 

ほほう、細かいけど、サイドカバーの固定部分が四角い外装の埋め込みナットから、

挟み込むタイプの板ナットになってる。

共回りしちゃったりするから、こっちの方が良さげ。

と、思ったら、後ろ側は従来通りだった・・・

なるほどー、カッコイイぞ!

何より、まさかの2ストモデルでモデルチェンジをしてくるとは・・・

ヤマハさん最高ですね。

すっかり、レースからは話題が逸れてしまいましたが、脱線はこれぐらいにして・・・

ボチボチ下見に出かけます。

JECPRESS2020_rusutsu_lowres-16-17

今回のコースマップは、こんな感じ。

テストは2か所は、

最初のテストは会場となるビッグベアー内にあり、

もう一つのテストはスキー場のイゾラエンデューロテストとなります。

イゾラの方は、通り抜けのテストで、場所も離れているので、後で行く事にして、

まずはビッグベアーエンデューロテストから。

パドックのすぐ下が、スタートとゴールでループになってますね。

KYTゲートがスタートで、メッツラーゲートがゴールです。

昨年のビッグベアーでのルートとテストだった部分をつないだ感じで、

記憶が蘇りながらの下見となりました。

昨年は、ツルツルだったなー、あそこの劇下りは使わないのか・・・とか。

メッチャ景色が良いではないですか!

昨年は景色を楽しむ余裕が1ミリもなかったですからね。

明日も雨が降れば、同じか・・・

標高もあるせいか、なかなかにキツイ下見でしたね。

下見は、しないよりはした方が良いと思っていますが、

全部を覚えられる訳でもなく、ここヤベーな、というポイントが無いかのチェックがメインですね。

自分ぐらいでは・・・

午後になって、今度はイゾラのテストへ向かいます。

通り抜けのテストなので、協力プレイでトランポ2台体制で行く事に。

そうしないと、往復しないといけなくなりますからね。

ちょうど、フレアラインチームがイゾラへ行くと言うので、

ご一緒させていただく事に。

ゴール地点に1台トランポを置いてから、

もう1台でスタート地点へ向かいます。

テストの走行動画が先にアップされていたので、

見てた方もいるようですが、自分はビッグベアーの方は見てたのですが、

こちらのイゾラは見てなかったんですよね。

え?何?スタート直後に、この斜面登るの?

写真だと、おー!すげー!感が伝わらないのが残念ですが、

実際見ると、この路面コンディションなら問題ないけど、

明日、雨降ったら登れるの?と、不安しかありません。

コーステープなし!

どこ登っても良いぞ!な、全開全開な登り。今走りたいぞ。

遠目に見ると、平らでも、これがなかなか路面はうねって、凹ついてる。

コンディション悪めを想像して、斜度の緩そうなラインをチェックです。

最初の登りを終えると、

その後も斜度は緩くなるも、ずーっと登り。

途中途中に大きなS字というか、クランクというかクネクネしつつ、直線の登り。

の繰り返し。

おー!景色良いねー。最高。晴れてると・・・

フレアラインチームと一緒に下見に行きましたが、一番若手の学生君が、

下見登山でギブアップ寸前で、遅れを取っていましたね。

きっと、何で、オヤジ達は、あんなに元気なんだ?と思った事でしょう。

もちろん、オジサン達もヒィーヒィーなんだけどね。

イゾラのテストは、前半こんな感じで、ひたすら登り。

残り半分は、ひたすら下りというシンプルなレイアウト。

下りの写真撮り忘れたけど、コンディションが悪くなれば、

徐行でしか下りれないんじゃないの?という感じでしたが、果たして・・・

ゴール地点まで歩いたら、ヘトヘト。

車2台で来て正解でしたね。

これ、往復して歩いて下見したら、疲れ果ててしまう所でした。片道でも十分疲れたけど。

 

下見を終えて、パドックに戻り、受付を済ませます。

前日の金曜日に車検を受けて、パルクフェルメにバイクを入れる事も出来ますが、

雨降るかもしれないし、やっぱり朝一は、エンジン始動をチェックしたいので、

車検は当日に受ける事に。2デイの時は、毎回ですけどね。

パンクしたりして、チューブ交換など行う事を想定して、

交換のしやすさを優先して、ビードストッパーは1個仕様で準備してたのですが、

イゾラのテストを見て、土曜が雨なら空気圧下げる事になるだろうと、

やっぱりビードストッパーは2個仕様に変更して、準備は完了。

前日の金曜日は、こんな感じで過ぎていくのでした。

明日は、雨か~。

と、天気予報を何度確認した事でしょうか。

しかし、何だか予報が少しずつ好転してるような・・・

淡い期待を抱きつつ、この日はさすがに疲れて、早く眠りにつくのでした。

DAY1につづく。

 

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