ルスツ2デイズエンデューロ 参戦レポートDAY1!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

ルスツ2デイズエンデューロの続きで、レース初日となるDAY1の土曜日の様子です。

天気予報では、土曜は終日雨っぽい感じでしたが、

しつこく予報をチェックしていると、何だか少し早く雨が上がりそう?

そんな淡い期待を胸にいざ、宿から会場へ。

朝が早いのもありますが、うっすら雨が降っている・・・

でも、路面は濡れる程ではない?

これは・・・

前日に受付は済ませているけど、車検はまだなので、

マシンの最終チェックを行い、車検に備えます。

コロナの感染予防の一環で、会場にいる全ての人は、検温を行い、

チェック済みの目印にリストバンドを巻いておきます。

そんな事をやりつつ、エンジンに火を入れたり、準備を進めます。

今回は、珍しく事前にタイム表になるベースを作っておきました。

升目を印刷した紙をパウチしただけですけど。

タイム設定は、当日発表なのですが、天候やコンディションに合わせて、

AタイムとかBタイムとか区間タイムが異なるタイム表が受付時に渡されます。

今回は、天気予報も雨予報だったので、Bタイムだろうと前日の内に作成しておきました。

やっぱり、今回はBタイムでしたね。

1周約40キロ?ないぐらいを4周となります。

区間タイムも中間タイムチェックまでが、41分間。

中間タイムチェックからパドックの本部タイムチェックまでが、35分間。

15時07分のPと書いてあるのは、プレフィニッシュの略で、

最終周が終えたら、ワークタイムというフィニッシュまでの15分間の整備時間が

与えれるので、最後の区間だけは35分じゃなくて、30分という感じ。

実質は変わらないという事ですね。

この区間タイムが、周回毎に短くなっていったりするのが、変則タイムというやつですが、

一時期、この変則タイムが採用される事が多かったのですが、

最近は、無くなった感じですね。

IAやIBなどは、区間タイムが短縮され、厳しいタイム設定になると、

ルートもガンガン飛ばさないと間に合わなくなります。

他のクラスをラップするタイミングなんかだと、

これがなかなかに問題になる事もあるので、

自分は好きではありませんでしたが、

ミスすると、遅着してしまうという緊張感があったりもしますね。

ベータチームのライダー達も、車検に向けて最終チェック中。

チャンピオン#1釘村選手もいないし、同じくIAライダーの大川原選手も欠場で、

少し台数も少なくて、寂しい・・・

そして、車検も無事に通過し、マシンをパルクフェルメにイン。

やっぱり、この感じは、JECらしいですよね。

レース終わって、解除されるまで待つのは、ツライ時もありますけど。

まだ、レースまで時間がありますが、

直前に公式通知などが発表されたりしますね。

ライダーは、自らそういうのをチェックする癖をつけた方が良いですね。

前日に、下見ラップ(1周目のテストのタイム計測を行わない)は無しで、

1周目からテストのタイム計測を行う。

という公式通知が出ていました。

ん?1周目から計測か・・・

普段だと、複数周走る時は、1周目は下見ラップなんだけどな。

特に、今回なんかは天気予報も悪めだし、前日に下見出来ない人もいるし、

それで1発目から、イゾラのテストの下りとかは、危ないんじゃないの?

なんて思って、その時に少し聞いてみたりしたのですが、そのままでした。

が、レース当日には、結局下見ラップはアリに変更となりました。

どっちが良いのか分かりませんが、

日高みたいに1周がロングで、クラスによっては1周しかしない、

そんな場合は、1周目からタイム計測するしかないんですが、

複数周走るなら、自分は下見ラップがあった方が良いかな?と思いますけど、

皆さんは、どうでしょうか?

地元、北海道のIA#19沼田選手は、KLXで参戦。

今回は、健二さんも参戦してない(現地にはサポートでいましたけど)し、

数少ないトレールでの参戦ですね。

さぁ、そんな感じでスタートの時刻が迫ってきました。

雨は、降ってるような、そうでもないような・・・

写真撮り忘れてしまいましたが、

雨という事で、ごく一部のライダーしか使用しない

ゴーグルのレンズに穴を開けた雨対策ゴーグルを用意し、

ヘルメットのバイザーも延長しておきました。

これまた写真を撮り忘れてしまったのですが、

日高や、今回のルスツのような公道を使った1周が長いレースの時は、

万が一、もしかして~。と顔に似合わず心配性な自分は、

どこかに泊まりでツーリングに行くの?と思うようなリュックを背負って走っています。

今回も例に漏れず、パンクしたら・・・

レバー折れたら・・・

チェンジペダル折れたら・・・

崖落ちして遭難したら・・・

そんなあらゆる心配事を回避する為に様々な物をリュックに詰めています。

ハイドレーションと合わせると、5キロ以上あったと思います。

日高でも、いつもそんな感じで走ってるので、自分的には気にしてないのですが・・・

そして、いざパルクへ。

パルク入場待ちの間に、何?そのリュック?荷物多くない?重くないの?

と、他のライダーに声を掛けられます。

いや、重いですよ・・・

でも、クローズドコースなら何とか戻れるけど、

1周が長いと、そうはいかないし・・・

 

そんなこんなで、やっとスタート。

雨か・・・嫌だな・・・と思いスタートし、すぐに会場内のビッグベアーの

エンデューロテストに到着。(1分も走ってないけど)

下見ラップ有りになったので、そこそこ飛ばしつつ、路面状況など確認。

あれ?思ったより濡れてない・・・

マディーには程遠いぞ。

路面が良いだけに、けっこうハイスピードな予感が。

ビッグベアーETを無事に通過し、ルートへ。

林道も全然濡れてないし、水たまりも無い。

タイムもB設定だし、余裕あるだろう。

と、思いつつも、実はギリギリのタイム設定でも困るので、

そこそこ出せる所はスピードを出して先に進みます。

林道が終わり、視界が開けると、どうやらスキー場の頂上と思われるポイントに到着。

おー!ここか。

大会パンフレットに書いてあったイゾラに向かう景色の良い下りとは。

残念ながら、雨模様の空では、雲いっぱいだったかな。

コーステープが無い!

コースマーカーがポツンポツンと〇印で合ってるよ、と知らせてくれる。

うーん、良いねー。

それから下りに入る。

ルートなので、下見してないので、

長いし、けっこう急な斜面だぞ。

ビッグベアーの方は、雨降っていたけど、

こちらのお山では雨が降っていなくて、幸いな事に路面は濡れてない。

いやー、激下りとは言わないまでも、路面がマディーだったら、

ルートとはいえ、手こずるかもな感じ。

下り切ったら、また平坦な林道で砂利道を気持ち良く走り、

イゾラのエンデューロテストに到着。

数キロしか離れていないと思うけど、こちらも雨が降っていない。

良かった~。

イゾラのETは、登りも下りもマディーだったら大変だったろうから。

どのぐらい速度が出るのかも検討がつかないけど、

スタートから全開で斜面を駆け上がる。

おー!おー!おー!

どこ走ってもOKな斜面を全開で登る。

これは、気持ち良いぞー。

自分のマシンは125なので、パワーバンド外れると、失速するけど、

パワーバンド入れてる間は、猛烈な加速。

3速、4速かな?5速も入ったかもだけどを使い、登っていく。

下見してた時に想像はしていたけど、

やはり速度が出ている事もあり、路面のギャップはなかなかの物。

登りなのに、ギャップへのアプローチが悪いとサスがめっちゃ入る。

ぶっ飛んでもおかしくない!

いやー、凄いなー。これ。

ひたすら登る。

下見しておいて良かったけど、登り区間が終わる所が分かりやすかった。

登りが終わる手前でコーステープが少し狭められてるいるポイントがあった。

そこは、右側で進入しないと、ガレたワダチに入ってしまうので、危ないポイント。

そして、登り切ったら、今度はずっと下り。

いやー、下りのギャップもなかなかだぞ。

125で軽量な車体だけど、ブレーキング遅れるとオーバーランしちゃう。

オーバーランしちゃうと、ゲレンデを横に移動する際に、

キャンバーだから、下に落ちちゃう。

下見ラップで少し抑え気味とはいえ、下りも難しいなー。

登りに比べると、下りの方が圧倒的に短く感じて、

下り切ると、フラットな所に出て、テストのゴール。

そこが、中間タイムチェックで、タイムがB設定という事もあり、

けっこう時間が余るようでした。

自分のオンタイムを待つライダーとおしゃべりタイム。

あそこは、こうだったとか、ぶっ飛びそうになったとか、

楽しいひと時。

オンタイムで中間チェックを通過すると、テストも2つ終えているので、

あとはパドックまでの移動のルートのみ。

すぐにキレイなゲレンデを登る。

ここ最高!

しかし、スキー場エリアはすぐに終了し、あとは林道でキレイな砂利道。

前日の下見の時にトランポで通過した所でしたね。

林道を進むと、本来は道路に出る感じでしたが、

その手前の農道かな?砂利道をまた走行して、

今度は一般道なアスファルトへ。

そして、また林道へ。

場所的にビッグベアーに近づいてると分かりました。

すると、雨・・・

どうも、ビッグベアー周辺は降ってる感じでしたね。

無事にパドックへ到着。

時間も10分以上余っていましたね。

車検受ける時には装着忘れてましたが、

マディーを予想して、朝のワークタイムで、シートにMTBのタイヤを装着しておきました。

見ての通り、バイクには全然泥が付着してないので、

要らなかったかもですが、

まだ雨が強くなるかも・・・と、そのままタイヤ付きシートで行く事に。

上着を1枚羽織ってるライダーが多かったですが、

雨は本当に小降りなので、ウエアが濡れても走りながら乾くレベル。

何なら、テスト直後は暑いぐらいでしたが、

着たまま行くのか、脱ぐのか、迷いどころ。

IAの齋藤選手も、そんな事を考えているのか、

テストのタイムをどうやって詰めるのか、

もしくは、全然関係ない事を考えているのか・・・

そして、2周目からが、タイム計測が始まるので、リザルトに直結する訳で、

本番開始という感じ。

ルートは、全く問題ない訳で、両方のテストも頑張る訳ですが、

路面状況が、かなり良いので、かなり速度が出ます。

大きなミスも、転倒もなく走れているのですが、

バイク的には、もっと速度が出るのに、自分のビビリミッターが作動してるのが分かる。

もっともっと速度が出ないテストでは、これ以上速度出せないと思う所まで攻めると、

結果もそれなりなのですが、

今回は、いやー、もっと速度出せるのに出せない。

この感じは、順位悪そうだ・・・と走りながらに自覚。

相変わらず、イゾラでは雨は降らず、ビッグベアーでは小雨でしたが、

3周目かな?

ビッグベアーのテストも埃が少し舞うように。

雨対策のつもりのレンズカットしたゴーグルだと目がキツイ。

ゴーグルも通常タイプに戻し、

ついに背中に背負っていた重たい荷物も軽量化して最終周へ。

下見ラップ終えた時点で、

今回は、そんなにサバイバルにはならないと思っていたけど、

リュック重いは重いけど、走りにくくはないしなー。

と思ってはいたものの、

いざテストを走ってみると、あら!随分と体が動くし、走りやすい。

でも、テストのタイムには、あまり変化は無かったですけど・・・

と、そんな感じで、体感的には、けっこう早くにレースは無事に終了です。

 

DAY1の公式レースレポは、こちら。

公式リザルトは、こちら。

リザルトをザクっと、ご紹介。

IAクラス

相変わらず、見にくいですが、

1位は、IAクラス初優勝とな#7飯塚選手!おめでとうございます。

2位は、#3保坂選手ですが、ちょっと前に鎖骨かな?を骨折して手術間もない参戦で、2秒差の2位。惜しい!立派!

3位は、#6内山選手(ヤマハの方の)が、表彰台をGET!

これは、本人にも、久しぶりに表彰台で、すごいね。なんて言ったら、釘チューと健二さんいないからね。

去年もここは、5位だったし、実は変わってないんだよねー。との事。

でも、流石です。

 

IBクラス

1位は、#133 酢崎選手が2位に40秒差をつけて優勝!

2位は、#154 馬場選手。地元北海道のライダーですね。自分の後ろの組で走行でしたが、

テストで即抜かれました~。

3位は、#117 富永選手が遠く熊本から参戦で表彰台。

ちなみに・・・

自分は、23位でした。

やっぱりなー。バイクはもっと走るのに、自分でセーブしちゃてる感じしてましたからね。

北海道まで来て、ノーポイント。トホホ・・・

 

NAクラス

1位は、#316向坊選手が、今回の為に用意したと思われるハスクバーナで見事優勝。

2位は、#327森選手。14秒差ですが、テストの長さを考えると、接戦ですね。

3位は、#331泉谷選手。ハードエンデューロの上位ランカーですが、スピードでも魅せてくれますね。

 

NBクラス

1位は、#570高橋選手。マシンがCRF250Lの記載ですが、WR250Rでしたね。

どちらにせよ、トレールマシンですが、テストタイム的にはNAでも優勝のタイムです。凄い!

2位 #566逸見選手。地元北海道の方ですね。

3位 #481山本選手。こちらもハードエンデューロのトップランカーですが、流石のスピード。

 

Wクラス

1位は、#240保坂選手(IA保坂選手の妹さん)。

エントリーが1人ですが、KX100というミニモトなので、ハイスピードなコースはキツカッたかな?

 

と、全日本クラスは、こんな感じでした。

レースが終わる頃には、

スッカリ晴天!

DAY2の日曜の天気は、晴れのまま。

コースも同じコースの予定なので、DAY2は更にタイムを縮めるべく頑張らなくては!

DAY2に続く。

 

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