中日本エリア戦 第5戦 イオックスアローザに行ってきました!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

今回、エリア戦に行く機会があったので、そんな様子をご紹介。

行って来たのは、中日本エリア戦の第5戦で、

富山県のイオックスアローザというスキー場で初開催の場所ですね。

今年、全日本と中日本エリア戦の併催として行われたのも富山県。

その時は、コスモスポーツランドでした。

同じ富山でも、石川県寄りでしたね。

こんな感じの場所で、富山市より金沢市の方が近いみたい。

さて・・・

ウブカタジャパンのある神奈川県からは、まぁ近くは無い。

前回行った熊本に比べれば、そりゃ近いですけど。

東名で行く場合は、ほぼ高速で行ける。

中央道で行く場合は、下道もかなり走る事になるけど、

東名と比べると、距離は100キロも短い。

レース当日に会場入りするのは、少しキツイので、今回も前日入り。

ただ、天候がめっちゃ悪そうだったので、ノンビリ行くか~と、

中央道経由で行く事に。

お昼過ぎに現地到着。

めっちゃ雨が降ってる・・・

パドックとなるのは、スキー場のけっこう上の方みたいで、

スキー場の入り口から、随分と車で登って、パドック到着。

なんか、キャンプ場なのかな?

そこをパドックとして利用するようです。

が、5秒も外に出たら、ずぶ濡れな感じ。

しばらく車内でウダウダしてから、決心しました!

下見はしなくて、良いか~。と。

雨もすごいけど、風も強かったので・・・

幸い、テストになるゲレンデ横が移動用のアスファルトだったので、

車内からテストをチラ見。

まぁ、こんだけ雨だと、下見してもなぁ・・・

と、弱気スタイル。

天気予報を見ても、夜まで、ずっと降るみたいだし、

何なら、翌日も雨が降りそうだし・・・トホホ。

もうやる事が無くなってしまったので、足早にお宿へ。

しかし、富山といえば、ベータモータージャパンがある!

と、いう事で、ちょうどお宿までの通り道から近かったので、

誰もいないのは知ってたのですが、ちょっと偵察に。

ほほう・・・

ここが大変お世話になっているベータモータージャパンか。

以前の会社にはお邪魔した事があったのですけど、

現在の場所に移転してからは、機会がなかったんですよね。

この週末は、全日本トライアル(IASだけだったみたい)が大阪でシティートライアルとして、

開催でしたからね。

他にも千葉でイベントなどがあったみたいですね。

敷地内には、トライアルのテストが出来そうな障害物が。

また機会がある時にお邪魔しよう!

雨でやる事ないので・・・

食事がてら、明日は頑張るぞ!と、軽くビールなど。

そして、早めに明日のレースにそなえ、眠りにつくのでした。

で、翌日。

やっぱり雨でした・・・

予報はコロコロ変わり、晴れる!みたな感じでしたが、

山の上ですからね。

雨というか、霧というか、雲の中?

ちょっと画像が悪いですけど、

今回のコースは、こんな感じ。

黄色のラインがテストで、標高でいうと、テストが高い位置になる感じ。

パドックから、テストまでのわずかな距離を移動して、テストを走り、

後半がルートとなります。

ルートの方が標高が低く、下まで下りてから、登るという、

コース的にはシンプルな感じ。

エリア戦で、参加台数も全日本と比べると、少ないですからね。

タイムスケジュールも、けっこうノンビリで楽チンです。

終わるのも早いですしね。

一応、下見をすべく少し早めに到着していたので、

小雨の中、サクっとテストを下見です。

赤テープが右になるのが進行方向。

画像だと、走れそうじゃん!って感じですけど、めっちゃ雨降りましたから、

掘り返されると、大変になるのは間違いなし。タブン。

でも、案外路面は締まっていて、長靴のグリップは良好。

けっこう走れちゃうのかな?

ここでの開催に向けて、IAライダーの大神選手などが何度か走行会などやっていた時の

画像は見てたのですが、想像していたより、アップダウンあり。

スキー場だから、水切りとかあるけど、

これは、完全にU字溝。

橋があります。まっすぐ入れば、まず問題ないけど、

ライン的には、斜めなんですよねー。

晴れてたら、気持ち良さそうなんですけどね・・・

そうこうしていると、受付・車検の時間になりました。

タイム表ももらい、周回数やタイム設定も確認。

1周のタイム設定は、全クラス20分。

周回数(1周目の下見ラップ含む)は、

IA、IBクラス 10周。

NA 9周。

NB 8周。

承認、ジュニア 7周。

という感じ。

タイム設定が1種類しかないけど、大丈夫?このコンディションで・・・

と、NBや承認クラスが少し心配に。

雨の降る中、ブリーフィング開始。

うーん、有視界は、100Mぐらい?

バイクで走っていると、もっと短くなると思うけど、果たして・・・

と、いう訳で、前置きが長いですけど、レーススタート。

今回、自分もエントリーしていますが、

エリア戦は基本昇格争いをメインとしたレースなので、

IAクラスなどは募集があっても章典外ですね。

お客さんが出るし、初開催の場所で走ってみたかったし、

ちょうど自分のバイクを入れ替えてニューマシンにしたので、

それで走ってみたかったんですよね。

いざ、スタート!

まずは、テストまで少しの移動です。

テストまでは路面が滑るとはいえ、下りオンリーで移動だけなので、問題なし。

すぐにテストの入り口に到着。

ちゃんとは下見してないし、何か所か水切りはチェックしましたが、

全部は把握していない。

一番上の方の折り返しポイントが道路に近いから、気をつけて~。

なんて、言ってたけど、イマイチ理解してない。

そんな訳で、コースをよくチェックしながら走行です。

思ったよりは、グリップする。

が、やはり視界は悪い。

登りもまっすぐなら良いけど、少しキャンバーっぽい所は、

難しくなっちゃうかなー?

水切りも1か所、下り途中にあるのが、めっちゃ深い。

路面は、グリップするとは言ったものの、

チョイスしているタイヤのせいか、空気圧のせいか、

突然横にスコーンとリアが抜ける時がある。

これは、乗り手の問題かもしれないけど・・・

そんなこんなで、とりあえずテストは無事に通過。

これを攻めるのか・・・どうやって?

残りは、ルート。

下見してないけど、コースマップと地形を考えると、

ドーン!と下って、また登ってくる。

そんなシンプルなコース。

下りは滑るけど、とにかくまっすぐ走っていれば、問題なし。

下り切ったら、たまにレースである蚊取り線香的なグルグルを回り、

今度は登り。

やっぱり下りに比べると、登りの方が神経使うな。

序盤は良いかもだけど、問題はレース後半ですね。

無事にパドックまで戻ると、15分ちょいかな?で回ってきました。

5分ないぐらいの余り時間。

飛ばしてないし、ミスなしで、そんな感じか・・・

でも、それでも5分か・・・

NBや承認は、やっぱりキツイかも?

そして、2周目に突入。

1周目は下見ラップでしたから、ここからが本番。

とりあえず、直線は頑張って開けるぞ!

すると、やはりキャンバーだった登りで、1周目の承認クラスのライダーと

思われますが、登りで失敗して、右側に2台だったかな?止まってる。

左(イン側)から右(アウト側)に落ちてしまうキャンバーの登りなんですが、

パドックに近いポイントだったので、

ギャラリーの方たちが、左に寄れ~、と合図出してくれます。

まぁ、分かっていても、そっち(右)に流れてしまうかも・・・

何とか、接触はせずに通過できました。

うーん、やっぱりちょっと難しいかな?

そんなこんなで、周回を重ねます。

コースも覚えて、テストも下見ラップに比べれば、各段にペース上げてるのですが、

やはり、ルートの登りが難しくなってきて、そこのペースが落ちてるみたいで、

5分余りは、変わらず。

テストやルートで転んだりすると、4分ぐらいの余りになる感じ。

途中、空が明るくなり、霧も晴れた時間がありました。

もう、めっちゃ良く見える。

と、思ったのもつかの間。

また、小雨と霧の中。

ルートの下の方に行くと、霧は晴れていて、遠い街並みなんかも見えるんですけどね。

レースも終盤になってくると、

テストの登りや、ルートの登りは、ドロドロのグチャグチャに。

たまに止まってしまったりすると、リスタートは、なかなか大変。

一応、IAの端くれの自分も厳しいなぁーと思う感じになってきて、

そりゃ、スタックしてるライダーも増えてくる訳です。

周回数が多いな、と思っていたので、今回は何周とか考えてなかったんですよね。

霧が晴れてきたら、Go-Proで撮影しようと用意してたら、

あと2周という所まで来ても、一向に天候が回復する感じなし。

なので、結局、最終周に撮影する事に。

そんな10周目の時の動画です。

さすがに、こんだけマディーだと、

すぐにレンズが汚れてしまいます。

以前は、ハンドルにGo-Proを装着していたのですが、

前回からフロントフェンダーに装着するようにしています。

カメラは装着しやすいのですけど、レンズが遠くて、走りながらレンズ拭くのが

難しいんですよねー。

天候が回復しないと書きましたが、雨はほとんど降らなくなったんですよね。

霧は酷かったですが。

中途半端に晴れるなら、雨が降っていた方が良い。

そんな事を昔聞いた時に、雨が降っていた方が良いなんて、どんな変態だ。

と、思ったもんですが、

経験を積むにつれ、次第にその言葉の意味を理解しました。

今回もまさに、そんな感じで、雨が降っていた時は、

土がシャバシャバだったんですが、

雨が止む事によって、シャバシャバだった土の水分が減り、

ネチョネチョ具合が上がるんですよね。

そうなってくると、土が重たい!

突っ切っていくのに、パワーとスピードが要るので、

アクセルを開けるけど、滑る。

そんな悪循環で、一気に難易度が上がりましたね。

路面も相当、掘り返されてるし。

終盤は、かなり難しくなってしまいましたね。

1周、2周の周回数の違いが、重くのしかかった感じでしょうか?

IBクラスは、10周でしたから、かなりタフだったかもですね。

そんな感じで、レースは終わりましたが、

ザルトは、こんな感じ。(こちら。)

IB、NAのライダーは遅着した方もいるけど、全員完走。

NB、承認、ジュニアのクラスは遅着の方も多く、最後まで周回できずに

リタイヤした方も何名かいる、というレース結果に。

何人か話を聞くと、やはりテストやルートの登りで失敗すると、

パドックでの時間の余りが、ほとんど無かったみたいでしたね。

パドックで余裕が無いサイクルに突入すると、焦りも疲れも、ドッと襲ってきますからね。

レースも終わり、パルクの解除を待っていると、

今回、久しぶりにJEC参戦となったIAライダーの小菅選手が、

何やら選手たちに話を聞いて回っていました。

今回、初開催だった事もあり、選手の感想や意見などを聞いて回っていたそうです。

次回以降の開催に反映させる為ですね。

本人がレースも走っている訳ですから、なかなか出来る事ではありませんね。

自分もブログ書くばかりでなく、こういうのは見習わないとですね。

 

いやー、今回は?今回も?天候に左右されてしまいましたね。

前日の雨は、警報が出るレベルでしたから。

晴れてれば、景色も最高!開け開けの登りに、

YOUTUBEとかで見る、エンデューロGPのテストみたいな感じだったはず。

こればっかりは、仕方ないですね。

今度やる時は、ぜひ晴れでお願いします!

そんな感じの中日本エリア戦 第5戦 イオックスアローザでした。

次戦となるのは、9月4日(日)に静岡県のオーランドパーク宍原で、

中日本エリア戦は開催です。

現在、エントリー募集中で、8月26日(金)までとなっております。

前後タイヤがFIM規定のエンデューロタイヤとなっております。

(8月21日に改訂されています)

ご注意くださいね!

 

おしまい。

 

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