全日本最終戦 SUGO2DAYSエンデューロ エントリー募集中!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

ルスツも終わって、1カ月ちょっと・・・

ここ最近、急に気温も下がって、Tシャツ短パンで過ごしていた夏が懐かしい秋となりました。

と、いう訳で、全日本の最終戦のSUGO2DAYSエンデューロの

エントリーが開始されています。

全日本クラスのエントリーは、すでに始まっていて、10月26日(火)まで。

承認クラスは、10月29日(金)~11月5日(金)までとなっております。

詳しくは、こちらをチェック!

さて・・・

言わずと知れたSUGO2DAYSですが、

自分の中では、エンデューロといえば、SUGOです。

何度か書いてますが、初めてエンデューロを観戦(参戦じゃなく)したのが、

2009年かな?2010年だったかな?のSUGO2DAYSエンデューロでした。

フサベルに勤めていたし、CRM80を持ってましたが、

本格的にレース参戦はしてなかった、初心者な頃ですね。

そこで初めて見た本格的なエンデューロがSUGO2DAYSでした。

全日本クラスのライダー達が、険しい沢や山の中を信じられないスピードで駆け抜け、

パドックでは、自らタイヤ交換していたり・・・

走ったうえに、自分でバイクも整備するのか!

まさに、心技体を競うのだな。そう思いましたねー。

SUGOは、恒例ですが、最後にはファイナルクロスという、

スプリント形式(もう完全にモトクロス)もあり、

選手1人1人が紹介され、スターティングゲートに並ぶ・・・

カッコイイ~!

全日本クラスは当時は敷居が高いと思っていたけど、

承認クラスという初中級者が出るクラスもあるのだと知り、

自分もこのレースに出てみたいっ!というか、出る!

そう思ったものです。今でも、それは覚えてますからねー。

日高なんかも思い入れは強いのですが、自分にとっては、

エンデューロ=SUGOなのです。

 

そんなSUGO2DAYSが現在エントリー募集中。

エントリーにあたっては、詳しくチェックする必要がありますが、

①スピードメーターが必要(GPSとかのメーターでOK)

②リアタイヤが、13ミリ以下の一般に市販されているタイヤであること(いわゆるFIMタイヤ)

その2点が、注意事項でしょうか?

国産モデルのレーサーだと、スピードメーターがないので、

別途用意する必要がありますが、

今は、便利な時代で、通販でもすぐに入手出来ちゃいますね。

まぁ、お世話になってるバイクショップに相談するのが一番だと思いますが。

 

それと、開催概要をチェックすると、

今年もテストは3つあるようですね。

エンデューロテストに、

エクストリームテストに、

クロステストの3つ。

ただ、開催概要には記載がありませんが、

例年だと承認Cクラスはエクストリームテストは走らないので、

承認Cクラスなどはテストが2つかもですが。

去年は、そういえば、エクストリームがテストではなく、ルートだったかな?

で、エンデューロテストが2本とクロステストだったと思うから、

エクストリームテストが復活となるのかな?

 

ここ最近は、テストの数も減っているので、

3つあると、変化に富んでいて、楽しいですよね。

エクストリームテストは、得意、不得意分かれる所だし。

 

全戦参戦している方や、今まで何度か出た方には、

今更説明不要な感じですが、

そもそも、このJECでやってるオンタイムエンデューロとは何ぞや?

そんな説明を過去にしているので、

ルールや競技内容に興味がある方は、ぜひ過去のブログ(こちら)をチェックしてみてください。

5年前に書いている事ですが、基本変わりはありません。

今回は、ルールとかじゃなくて、オンタイムエンデューロならではの楽しみ?

面白さ?なんて事を少し書いてみようかと思います。

興味はあるけど、まだ出てない、そんな方に読んで欲しいかもです。

基本は、テストと呼ばれるタイムアタックを繰り返し、

そのタイムアタックの合計で順位が決まるのがオンタイムエンデューロです。

先のルール解説と合わせて読んでもらえると良いのですが、

タイムアタックは、他のライダーと同時に走る事なく、

1人で走ります。

レースというと、モトクロスやクロスカントリーのように、

ヨーイドン!で抜きつ抜かれつのドッグファイトをするのがレースという感じですね。

が、オンタイムエンデューロのタイムアタックは、

1人きりで走るのが特徴です。

ミスしてもライバルより前でゴールすれば勝ち、という物とは異なり、

前走者がいない(正確にはいない訳ではないですが)クリアなコースで、

他のライダーに邪魔されない、邪魔しない、

自分の真の実力が問われるのがタイムアタックの醍醐味です。

他車との接触リスクが少ないも自分は好きなポイントです。

タイムアタックのゴールには、自分のタイムを確認できる

電光掲示板?的な物があり、

回数をこなす事で、自分のタイムが縮まっているのか、遅くなっているのかを

知る事も出来ます。

以前は、自分が現在何位なのか?なかなか分かりづらかったのですが、

現代は便利ですからねー。

ライブリザルトで、レース中に自分の順位以外にもライバルのタイムも分かったり。

そうそう、ライブリザルトは最近アプリも出してくれたので、

より便利になりましたね。

詳しくは、こちら。

レース中なのに、スマホチェックする暇あるのかよ?

と思われる方もいるかもですが、

オンタイムエンデューロの場合は、1周ごとに、この時間内で周回してください、

というタイムがクラスごとに設定されていて、

基本トラブルがなければ、数分は余って、自分のパドックで休憩したり、

給油したり、マシンを少しいじったり、整備したりする時間が設けられています。

その数分の空き時間を使って、ライブリザルトをライダー自身が

確認可能なんですねー。

ちょっとずつタイムが縮まったぞ!

あ、でも他のライダーも縮めてるから、順位は変わってないか・・・

トップライダーは、そんなタイムで走ってるのか!

などなど、普通のレースでは、そんな事してる暇は普通ないのですが、

この辺がオンタイムレースならではの醍醐味といえますね。

 

またルール解説を読んでもらうと分かりますが、

3人一組など、複数人が時間に管理されてレースが進行するのも特徴の一つ。

スタート前に、同じ組ですねー。

宜しくお願いします!なんて挨拶を交わす事もあるあるです。

そして、周回ごとに時間で管理されているので、

タイムチェックと呼ばれる、ポイントは時間が数分余る事もしばしば。

そんな時は同じ組のライダーや、お友達、知り合いと、

あそこは、こうだったとか、ミスったとか、

レース中なのにお喋りタイムもあったりするのも他のレースでは異なる特徴ですね。

 

また、SUGOならではのルールがあったりします。

2日間の競技の為、1日目の終了時のワークタイムといわれる

全ライダーに平等に与えられる15分間の整備時間内に、

やる、やらないは自由なのですがタイヤ交換を行うライダーもいますね。

全日本クラスは2日目の走りでアドバンテージを築く為に交換する訳ですが、

承認クラスには、そこにゲーム性を付加していて、

タイヤ交換1本につき、1分のボーナスタイムが与えられます。

どういう事かというと、タイムアタックの合計タイムで順位を競ってる訳ですが、

その合計タイムからタイヤ交換1本につき、1分削ってくれるんですねー。

15分のわずかな時間で、前後のタイヤ交換をするライダーを過去に

見た事もありますが、

2日目の朝にも10分間整備時間が与えられるので、

その10分を利用することで、前日の15分でリアタイヤ交換、

2日目の朝の10分でフロントタイヤ交換なんて事も可能です。

すると、合計で2分もタイムアタックの合計タイムが短縮される事になります。

走りでは、1歩及ばなくても、整備やタイヤ交換には自信ある!

なんて方には、そんなボーナスも用意されています。

昔は、承認クラスで勝つ為には、前後タイヤ交換しないと勝てない!

なんて言われた時代もありましたが、最近は少し聞かないかな?

そういう意味では、勝機アリ!という感じですね。

 

それと、1分おきに3人1組とかでスタートしていく時間管理の元、

レースが進行していくオンタイムレースは、渋滞が起きにくいのも特徴のひとつ。

タイムアタックを行うテストは、そもそも難し過ぎるコース設定ではなく、

あくまでスピードを競う感じになりますが、

それ以外の走る部分はルート、もしくはリエゾンなんて呼ばれるのですが、

決められた1周の区間タイム内に走れば良いオンタイムレースの場合は、

このルートが少し難しい場合なんかもあります。

もちろん一発で通過できれば問題ないですし、

1回2回のミスであれば、時間はギリギリかもしれないけど、

決められた時間に遅れる可能性は低い訳ですね。

コンディションによっては、その決められた時間を死守する事が出来ずに

遅れてしまう事があり、

それを遅着というのですが、

場合によっては、全員が遅れれてしまう!(過去にはそれに近い事もありましたね。)

なんてハードエンデューロではないですが、

サバイバルなレース展開になったりする事もあったり。

そういう意味では、1周の時間を守って走ってくる事も簡単ではなかったり・・・

まぁ、最近では、そういうレース展開は珍しいですけど。

決められた区間タイムを守り、無事にゴールする事を

オンタイムで完走、なんて言ったりするのですが、

初めて出る場合は、オンタイム完走が目標だったりしますね。

自分が承認クラスでエントリーしてた頃は、

実は一度もオンタイムで完走した事が無かったですねー。

ちょうどコンディションが悪かったりしたのもありますけど。

 

また、今回もそうですが、2日目は通常のオンタイム競技が一旦終わった後に、

先に少し書きましたが、ファイナルクロスという一見モトクロス?と

思えるスプリント形式のタイムアタックが行われます。

これは、クラス毎にスターティングゲートを使い、

一斉スタートで、4周とか5週走るものです。

順位はつきますが、これもあくまでタイムアタック。

ヨーイドン!のドッグファイトも楽しめてしまう訳です。

午前、午後にクラスが分かれてレースが開催される事もありますが、

通常、同時進行の方が多いので、

レースに参戦していると、トップライダーが走っていても、

その走りを観戦する事が難しいのですが、

このファイナルクロスは、クラス毎に順番で行われるので、

自分の番が終われば、トップライダー(IAクラスは最後に行う)の走りを

観戦&応援する事も出来ます。

これは、けっこう盛り上がりますねー。

自分も毎年楽しみです。

 

書けばキリがないのですが、オンタイムレースの楽しさは、

こんな感じですかねー。

出る前は、複雑に思えるレース進行も、

実際に出てみると、とても単純な事なので、難しくないですからね。

分からなければ、聞けば良いのですし。

 

どうでしょうか?

出てみたくなってくれると嬉しいのですけどね。

全日本クラスにエントリーするには、MFJのライセンスが必要になり、

少しお金も掛かりますが、

初めてだったり、とりあえず1戦だけお試しで・・・

なんて場合は承認クラスがおススメ。

承認クラスに参加する場合は、MFJのエンジョイ会員が必要ですが、

こちらは、主に保険代という感じで、おサイフの負担も少なくて済みませんしね。

 

さて、SUGOは最終戦ですから、

各クラスのシリーズチャンピオンとランキングが決まる訳ですね。

チャンピオンはもちろんですが、参戦しているライダーにとっては、

翌年に参戦クラスを昇格する事ができるかどうかの大事なレース。

最高峰のIAクラスは、

例年のトップ2といえる、釘村選手と鈴木健二選手が、

今シーズンはリタイヤだったり、欠場が重なり、

チャンピオン争いから離脱しているので、

現時点で濃厚なのは、飯塚翼選手と保坂修一選手の2人の若手ライダーが

IAチャンピンに王手をかけている状態。

ちなみに、現時点のランキングは、こちら。

もちろん、何があるのか分からないのがレースですし、

2DAYSですから、それぞれ独立したポイントが入るので、

波乱があると、3位、4位と後続のベテラン勢がチャンピオンに・・・

なんて事もあるかもしれない。

どうなるか、楽しみですねー。

 

思い切って、参戦してみるも良し、

ライブリザルトのアプリをインストールして、

レース当日にチェックするも良し、

楽しめると良いですね。

 

ちなみに、昨年のSUGO2DAYSの様子もブログに書いているので、

参照してみてくださいね。

2020年SUGO2DAYS 前日

2020年SUGO2DAYS DAY1

2020年SUGO2DAYS DAY2

うーん、自分で見返してしまいましたが、

昨年は少し雨が降ったり、熱田選手も参戦していたりしたんですねー。

今年も、おっ!なんてビッグネームの参戦があると嬉しいんですけどねー。

そんな訳で、SUGO2DAYSのエントリーが募集中というお話でした。

 

さらには、JECでは、レース以外のイベントも開催予定。

12月11日(土)には、千葉県の成田MXパークで、

Muc-Offエンデューロアカデミー(スクール)が開催!

エンデューロからは、鈴木健二選手や渡辺学選手が、

トライアルからは、野崎史高選手がそれぞれ講師として教えてくれますよ。

持ち回りで教えてくれるので、1日で3名のトップライダーから、

スクールを受けれる訳です。

シーズンオフ中にスキルアップする為には、絶好のチャンスかも!

エントリーもすでに開始しています。

詳しくは、こちら。

定員が限られてますからね。お早目に~。

過去のアカデミーの様子は、こちらから。(昨年の様子です。)

 

また、連日となるのですが、

翌日となる12月12日(日)に、同じ千葉県の成田MXパークにて

2022年モデル オフロードバイク大試乗会が行われます。

最新マシンを試乗出来つつ、かつ自分のマシンを持ち込んでのフリー走行も

出来ちゃう楽しい1日となる事、間違いなし!

ちょっと遠方でも、泊まり掛けでアカデミーから試乗会を楽しんじゃうのもアリかと。

こちらも人気のイベントなので、お早目にエントリーを。

詳しくは、こちら。

ちなみに、昨年の様子がこちら。ご参考まで。

 

と、文字情報ばかりでした、告知でした~。

おしまい。

 

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