日高ツーデイズエンデューロ プチレポート!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

待ちに待った日高ツーデイズエンデューロ(以下、HTDE)に行ってきました!

楽しみしてた分、始まるまでは、長く感じてましたが、

終わってみると、あっという間ですねー。いつもの事ですけど。

昨年は長い5連休の間に行われた事もあり、初の3DAYSなんて大会でしたが、

今年は例年通りの2DAYSでの開催でした。

今年はどんな大会だったか?

少しご紹介できればと思います。

さて・・・

ほとんどの参加者の方が大会前日となる16日(金)に会場入りしたのではないでしょうか。

自分も15日(木)には出発し、翌日となる金曜日に会場入り。

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おー!準備もバッチリそうだー。

今年もやってきたぜ。という感じの超がつく快晴。

最高に気持ち良いですねー。

天気予報も土日とも良さそうな予報になってるし。

しかし、テンションはこの時が最高潮でしたね。

まさか、まさかの事態になっていくとは、この時点は想像できませんでした。

早く到着している参加者たちは、パドックの設営を行った後に、

タイムアタック区間となるテストの下見に繰り出してましたね。

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会場となる日高高原荘の裏手にあるスキー場が今年はテストとなりました。

スキー場エンデューロテスト。

昨年はルートだった所ですね。

写真の奥に見える下側から、この砂利道を登るんですねー。

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ちょっと難所になるだろう、と思われてた所など。

距離は短いものの、ガクンと降りる下りです。

右側に貼ってあるテープの奥には大きな穴が開いてましたね。

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これは、下から撮影しています。

上側から降りてきます。

台風の影響と思われますが、大きくえぐれてしまっていますね。

今回は大会の少し前に大型の台風が上陸して、開催地となる日高町も

甚大な被害を受けていたそうです。

会場の近くの道路は今も通行止めの表示が出ていましたし、

復旧には相当の時間が掛かるとも聞きました。

そんな中ですが、日高モーターサイクリストクラブを中心とした

メンバーや関係各所のご協力のもと、開催していただけたので、

参加する我々としては、とてもありがたい事ですね。

さて、スキー場の下見も終わり、もうひとつの西山エンデューロテストも

下見してきました。

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ここは、昨年はルートでしたが、その前の年はテストだった所で、

超高速なフラット林道です。

しかし、ここも台風の影響で相当な倒木などもあったと思うのですが、

復旧工事が進んでおり、むしろ以前走行した時よりキレイな路面になっている印象でした。

下見の時には工事もしていたし、工事の方はハイエースで入ってきてましたからね。

それだけ、フラットであり、速度が出るという事です。

ここの西山エンデューロテストは、ループするような周回状にはなっていなくて、

通り抜けとなる珍しいテストです。

下見するのも一苦労ですねー。

自分たちは、トランポに借りたスクーターを載せて、

ゴールとなるエリア付近にスクーターを置いて、スタート地点まで車で移動しました。

下見が終われば、そのスクーターでスタート地点にある車に戻るという方法です。

でも、後半のエリアだけ下見できたようで、

通り抜けるのは、大変なだけだったかもしれません。

良い運動にはなりましたけど・・・

そんなこんなで、下見も終わり、セイコーマートに買い物に行くと、

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おっ、ポスター貼ってある。何か嬉しいですね。

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会場に戻って、受付も済ませ、

マシンも最終チェックを行い、パルクフェルメに車両を預けます。

これ以降、スタート直前のワークタイムまでバイクに触れる事ができなくなります。

毎度の事ですが、もう大丈夫だよな?忘れてる事ないよな?と走る訳でもないのに、

緊張する瞬間ですね。

明日から頼むぞ!じゃあ、明日ね。なんてバイクに声掛けたりなんかしてね。

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夕方には開会式が行われました。

大会実行委員長の神保さんより、ご挨拶です。

今大会に至るまでの経緯や思いを語られました。

本当は、今年は1周100キロ超のコースを予定してたらしいですねー。

少し短くなったとはいえ、後で説明しますが、それでも60キロを超えるコースを

準備してくれました。すごいですねー。

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激しくピンボケですけど、今年は海外からの参加者も駆けつけてくれました。

お隣は韓国から3名だっけかな?の参加です。

お一人は、日本語もとても上手で、お風呂でお会いした時にお話したら、

この辺の大学を卒業してるらしく、日本にも5年ぐらいいたそうです。

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もう何の写真だか分かりませんが、カナダ人のローレンスさんのご挨拶。

ラリーやISDEにも参戦している強者です。

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そして、リンドン ポスキットさん。

ご存知の方も多いと思いますが、KTM690ラリーで世界中を旅しながら、

レースに参戦し続けるイギリスの方ですねー。

来年のダカールにも参戦されるとか。

同じIBクラスでの参戦で、レース中にも一緒に(正確には抜かれてブッチギられる)なりましたが、

速かったです~。

そんな開会式も無事に終え、明日のレースに備えます。

さー、明日から頑張るぞ!と布団に入ると、

何やら、雨のような音が・・・

降ってるし・・・

そう、何だか明日雨らしいよ~と天気予報が変わったらしいけど、

本当に降ってきちゃっいましたよ。

ガックリ。まぁ、でも何とかなるでしょう!きっと。

 

そして、レース当日。

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朝のブリーフィングの図。

何とか雨は上がってる。

DAY1のタイム設定は、Bタイムとの発表でした。

今回のコースは、こんな感じ。

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PDFの下方にページめくる矢印みたいのがあると思いますが、

それをめくると、コース図がいくつか出てくると思います。

DAY1は、最初のページを

IA、IBクラスが3周します。

ナショナルクラス以下、承認クラスは2周です。

文章で書いても、なかなか伝わりにくいと思うのですが、

全クラス、まずスタートすると、高原荘裏にあるスキー場のテストを走行した後に、

ルートへ行きます。

途中にある西山エンデューロテストを走行後、ルートを走り、

高原荘に戻ります。

そして、またスキー場のテストを走行した後に、パドックへと戻ります。

1周目だけですが、スキー場のテストを2回走行する事になります。

つまり、1周目は下見ラップでテストのタイム計測は行なわない、というのが常ですが、

今回の場合だと、1周目に同じテストを走るので、

パドックに戻る前に走行するスキー場のテストはタイム計測を行う、という事ですね。

1周目にテスト3回走るけど、計測は1回。

2周目と3周目はそれぞれ2回ずつです。

なので、IA、IBクラスは合計5回のタイムアタックのタイム計測で競う事になります。

ナショナル以下、承認クラスは、同様に、

1周目にテスト3回走るけど、計測は1回。

2周目に2回タイムアタックとなるので、3回のタイムアタックの合計で順位が決まります。

そして、先にも書きましたけど、Bタイムというのが、

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こんな感じですが、分かりづらいですね。

これでどうかな?

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それぞれのクラス毎でタイムチェックまでの区間タイムが異なります。

赤字で書いてあるのは、公道の移動区間だったり、ワークタイムだったり、

全クラス同一のタイムを示しています。

スタートから最初のタイムチェックとなるTC1までが区間としては最長で、

時間も長く設定されていますね。

特に1周目は先に書いた通り、スタートしてから、すぐにタイムアタック(下見)があってから、

TC1に向かうので、2周目(TC5~TC6)の同じ区間よりタイム設定が

長くなっています。

それ以外のルート部分(公道じゃない所)は、2周目から5分短縮になっています。

スタートしてから、最初のタイムチェックまでで、すでに90分以上のタイム設定ですから、

これだけでも短めのクロスカントリーならレース終わってますから、

いかに長いかが分かりますね。

 

IA、IBクラスなどは、

パルクフェルメに入る時刻から、フィニッシュ時刻までで、

約8時間ですからね!

長いですよ~。

 

そして、実際のレースの方ですが、

こんな感じです。

これはDAY1のスタートから最初のTC1に向かう途中までの動画です。

続きが、こっちですね。

2本目の動画で最初から前にいるのは、リンドンさんですねー。

ゼッケンは自分より後ろからスタートですが、

あっという間に追いつかれて抜かれました・・・

6分30秒辺りで、前のライダーを自分も抜いて、少し頑張ったら、

7分辺りでリンドンさんに追いつきました。

ほとんどスタンディングで走り抜けていきますねー。

ルート区間なので、飛ばしてる訳じゃないんでしょうけど、

自分はかなり頑張ってないとついていけませんでしたね。

ずーっと、ピーと音が聞こえますが、ホーンが水に濡れて、導通しちゃったのか、

うっすらと鳴りっぱなしでした・・・

 

最初のタイムチェックまでは距離も長いですが、

ほとんどが走りやすい林道区間です。

タイム設定がキツイのか、緩いのか分からない1周目ですから、

出せる所はスピードを出しています。

最初の1周目は、まだ天候も良く路面コンディションも良くて、

この長い林道区間なんかも、ウヒョ―!楽しい~。なんて快調に飛ばしてました。

タイムチェックについてみると、今回はかなりタイム設定に余裕があったみたいで、

20分ぐらい余って到着。

もちろんオンタイムで通過し、TC2までは公道区間の移動ですから、

何の問題もありません。

TC2でタイムチェックを受けた後は、すぐに西山エンデューロテストです。

それが、こちら。

タイムチェックを通過すると、テスト開始です。

昨年はルートとして走っていて、一昨年は同じくテストでしたが、

その時とは逆走になる形で走っていきます。

ここは車も通れそうな砂利道で、雨が降っても、あまりコンディションが変化せずに

走り易いところですね。

しかし、タイムアタックですから、攻める訳ですね。

この動画は1周目でリザルトには反映しませんが、

タイムアタックより少しだけ抑えて走ってる感じです。

けっこうな長さがあり、集中力が必要になりますね。

高速な林道区間は、6分30秒ぐらいで終わります。

後半は沢を通過したり、ウッズの中を通り抜けるコースとなっています。

二日目なんかは、この後半がツルツルで、かなり厳しい感じとなってしまいました。

 

テストを抜けると、ルートの後半となる部分です。

動画は途中で終わってしまっていますが、

実はここでGo-Proのバッテリーが切れてしまいました・・・

1周終わった後に充電しておいて、3周目にでも続きを撮影しようと思ったのですが、

その後、雨も降ったりきたりで、それどころでは無くなってしまいました。

と、いう訳で動画はここまでです。

動画が終わった後のルート後半も、けっこうな下りがあったり、

延々と滑るワダチが続く下りとか、おそらくコース全体としては、

厳しいコースとなっていただけに残念です。見てもらえなくて・・・

 

そんな感じでタイムチェックTC3に到着すると、

ほぼ1周の工程はお終いです。

TC3からTC4までは、公道区間となるので休憩ポイントですね。

TC4から高原荘の敷地内に戻りますが、

先にも書いたように、1周目は一番最初に走ったスキー場エンデューロテストを

もう一回走って、ようやくパドックとなります。

このスキー場エンデューロテストからタイム計測が始まるので、

実際には、ここからが本当のレーススタートとも言えます。

テストが終われば、自分のパドックへ戻り、時間が余っていれば、

休憩したり、ガソリンを給油したりして、

パドックを出る所にあるTC5へと向かいます。

自分のタイム表(IBクラス)だと、

8時41分にスタートして、

パドックを抜けたTC5で、11時30分というタイム設定となりますから、

1周するのに、2時間49分も掛かる計算ですね。

この日の1周目のコンディションとタイム設定だと、タイムチェックで待つ時間も

ありましたから、走りっぱなしではないにしろ、2時間以上はバイクに乗っています。

 

ちなみに最もタイム設定が緩いCクラスになると、

9時18分スタートして、

TC5に通過時刻が、12時49分ですから、

3時間31分という事ですね。長い!

 

そんなこんなで1周となる訳ですが、

正確に記憶してる訳ではありませんが、

2周目の途中だったかな?

やっぱり雨が降ってきてしまいました。

そうなると、次第にコンディションは変化していきます。

視界を遮る雨。

ゴーグルのロールオフも頻繁に引くようになります。

フィルムが無くなる~、と温存しちゃいますよね。

林道区間は良かったですが、パリティ―や町営牧場などの

草地となる路面は、もう滑りまくり。

ラインを上手く見極めないと、簡単にスタックして、ズッポリと埋まってしまうような

シチュエーションもたくさん出てきました。

ナショナルを含め、承認クラスなどは、2周でDAY1は終わりますから、

それでもオンタイムで完走できた方が多かったのは、

1周目だけでも天候が持ってくれた事が大きいでしょうね。

自分も今年がIBクラスでの参戦が初という事もあり、

IA、IBクラスは周回数も多いので、3周目は本当にキツカッタですねー。

しかも、PITにゴーグル忘れてきちゃうし。

雨降ってるのに・・・

昨年の日高がとてもハードだったのですが、

自分にとっては周回数が増えた事で、昨年と変わらないぐらいキツク感じました。

まだまだですねー。

 

途中、怪我などにより戦線を離脱したライダーも2名だったかな?

いたようですが、DAY1も何とか終了です。

公式リザルトは、こちら。 以下簡単に。

IAクラス

1位 #26 前橋 孝洋 選手(TM EN125)

2位 #1  鈴木 健二 選手(ヤマハ セロー250)

3位 #4  内山 裕太郎 選手(ヤマハ WR250F)

若手トップライダーの前橋選手が、念願のJEC IAクラスで初優勝!やったね。

参戦前から話題だった鈴木健二選手は、何と市販トレールマシンのセローで、

2位をGET。しかもテストでも2回トップタイムをマークしています。

スゴイ!を通り越してる感じがしますね。

3位は、さすがの内山選手。常に大きく崩さずに表彰台を獲得ですね。

4位は、これまた健二選手に触発されてか、CRF250Lで参戦の釘村選手でした。

健二選手は、JNCCなどでもセローを実践投入していましたからね。

その辺の事前準備が少し足りなかったのかもしれませんね。でも、凄すぎですね。

 

IBクラス

1位 #114 リンドン ポスキット 選手(KTM 250EXC-F)

2位 #63  毛利 真吾 選手(ヤマハ YZ250)

3位 #80  在原 勉 選手(KTM 250EXC)

リンドンさんが見事優勝です。

IAクラスでも5位に入る結果です。

彼にとっては、海外のレースであり、借りたマシンでの参戦での結果ですからね。

さすが!

ちなみに、どうでも良いと思いますが、

自分は、完走22台中の16位でした。この辺が今の実力かな?

 

ナショナルクラス

1位 #342 ローレンス ハッキング 選手(ハスクバーナ FE250)

2位 #257 鈴木 真人 選手(ヤマハ YZ250F)

3位 #288 手塚 恒夫 選手(KTM 250EXC)

こちらも海外選手となるローレンス選手が見事優勝!

さすがですねー。スリムな体系でしたが、64歳と言ったかな?

違ってたら、申し訳ないのですが、ハンパないですね。

 

ウイメンズクラス

1位 #151 福田 雅美 選手(ハスクバーナ TE125)

2位 #156 菅原 聖子 選手(ヤマハ YZ250FX)

3位 #152 近藤 香織 選手(ヤマハ YZ125)

地元北海道の福田選手が、見事優勝!

ウイメンズクラスも全員完走ですね。素晴らしい~。

 

全日本クラスのみのご紹介ですけど、お許しを。

 

スンゴイ長くなってしまってますが、このままDAY2も書いちゃうぞ。

なかなかに疲れはしたDAY1でしたが、

それでもオンタイムで完走できた事を考えると、

明日も頑張るぞ!なんて思っていたのですが、

これまた、もう寝るぞー。布団に入ると、外からは雨音が・・・

そして、翌日。

記憶が定かではありませんが、とにかく天候悪い。

スタート前も降ってったけかな?

DAY2は、ファイナルクロスもある関係で、

ナショナル以下、承認クラスはDAY1と同じコースを1周。

最初にスキー場のテストを走って、最後にもう一度スキー場のテストを走るのは、

DAY1の1周目と同じですが、

二日目という事で、最初からテストはタイムを計測します。

なので、テスト3回分でリザルトを競う事になります。

IA、IBクラスは、2周なのですが、

時間の関係だと思いますが、2周目は前半のルートが全てカット。

2周目の高原荘を出た後は、すぐに西山エンデューロテストまで公道で移動です。

ルートの後半は同じく走りますが、だいぶ短い設定となります。

しかも、IA、IBクラスはタイム設定がA設定とは・・・

 

実際にスタートしてみると、雨の影響で、いきなりスキー場のテストが牙をむきます。

砂利道の登りは全く問題ありませんが、

クロステスト風に草地にコースを作っているエリアが、とんでもない事に。

タイム競うどころか、走り抜けるだけで精一杯のコンディション。

自分はトラブルもあったので、論外ですが、

前日のテストタイムと比べても、分単位で遅くなってしまうライダーが多数。

IAクラスでも1~2分タイムが遅くなっていましたね。

 

その後のルート走行も林道区間は難しいというのは無いものの、

距離が長いのと、最初のテストで体力を奪われている事もあり、

TC1で遅着したライダーも多数続出。

例に漏れず、自分もだいぶ遅れてしまいました~。

この日オンタイムで完走してるライダーは、さすがですよねー。

昨年程ではないにしろ、町営牧場もヤチと化してしまう所も出たりで、

承認クラスのライダーには、かなり厳しかったかもしれませんね。

西山エンデューロテストは、前半の高速林道は、やはり問題ありませんでしたが、

後半の杉原MXコース脇のウッズエリアは、やはりツルツル。

ルートの後半の、またどうぞ日高の森や、宮川の沢エリアは、

かなりの難所と化していました。

 

ナショナル以下、承認クラスは1周とはいえ、

このコンディションで遅れてしまうライダーが続出。

IA、IBクラスがショートカットとなる2周目に突入している時点で、

スタートタイムの関係もありますが、そのナショナル以下、承認クラスのライダー達を

結果的にラップする形に。

2周目はカットになっているのもあるので、

西山エンデューロテストの後に、

またどうぞ日高の森や、宮川の沢で自分もけっこう数のライダーを抜いていきました。

遅れているライダーにとっては、これはなかなかハードなもので、

タイムオーバーとの戦いの中、後続から速いIA、IBライダーがやってきます。

掘れて登れなくなってしまっている所を

猛烈な勢いで駆け抜けていく上位陣。

まぁ、そんな訳で、さらに荒れていくんですよねー。コースが。

でも、上手いライダーは、ラインを見つけるのも上手かったりするので、

それら参考に切り抜けていく事もあったりしますからね。

渋滞ポイントになっていた所などでは、

先に行っても良いですか?なんて声掛けながら、行かせていただきました。

ありがとうございました。もう自分もギリギリでしたけどね。

 

そして、最後の最後にドラマがあったようですね。

最後のテストとなる高原荘裏のスキー場エンデューロテストでも、

先と同じように1周目のライダーと、

IA、IBクラスがバッティングしてしまい、

どうしてもラインが狭かったエリアで渋滞が発生してしまい、

公平でなかったという理由で、

IA、IBクラスのその最後のテストと、その区間は、

レース終了後にキャンセルされる事になりました。

その結果、ライブリザルト上で出ていた順位と公式リザルトでは、

順位変動があり、以下のような結果に。

公式リザルトは、こちら。(下の方がDAY2です。)

 

IAクラス

1位 #21 太田 幸仁 選手(KTM 250EXC)

2位  #4 内山 裕太郎 選手(ヤマハ WR250F)

3位  #1 鈴木 健二 選手(ヤマハ セロー250)

太田 幸仁選手が、これまたIAでは初勝利!

体の具合が悪いとの話も聞いていましたが、今年パパとなったという事で、

カッコイイところ見せられて良かったですねー。おめでとう!

2位には内山選手、初日に続き、表彰台をGET。

3位は、健二さん。荒れたコンディションが有利に働いた部分もあれば、

本人もインタビューで言っていたようですが、最低地上高の低いトレールマシンでは、

不利になった部分も当然あるとの事でしたが、両日とも表彰台とは、さすがですね。

 

IBクラス

1位 #114 リンドン ポスキット 選手(KTM 250EXC-F)

2位  #51 佐伯 竜 選手(ハスクバーナ TE250)

3位  #63  毛利 真吾 選手(ヤマハ YZ250)

両日ともリンドン選手が優勝でピンピンを達成!

2位には、地元北海道の佐伯選手が。

3位は、同じく両日表彰台の毛利選手となりました。

これまた、どうでも良い事ですが、自分のリザルトは、

完走18台中、18位!

アハハ、ビリでした~。

でも、自分で言うのも何ですが、二日間とも走り切った訳です。

初日が16位ですから、あんまり変わってないと言えば、変わってないか・・・

 

ナショナルクラス

1位 #257 鈴木 真人 選手(ヤマハ YZ250F)

2位 #342 ローレンス ハッキング 選手(ハスクバーナ FE250)

3位 #214 小谷 昇 選手(KTM 250EXC-F)

鈴木選手が初日に敗れたローレンス選手にリベンジする形で優勝!

ローレンス選手はテストタイムは勝っていたものの、

ファイナルクロスで逆転されてしまったようですね。

 

ウイメンズクラス

1位 #151 福田 雅美 選手(ハスクバーナ TE125)

2位 #156 菅原 聖子 選手(ヤマハ YZ250FX)

3位 #153 高見 智代 選手(Beta RR2T250)

1位、2位は初日と変わらず、福田選手に菅原選手。

3位には、高見選手となりました。Betaですねー。素晴らしい~。

 

と、こんな感じのリザルトに。

ファイナルクロスは、自分が遅着してしまっていたのもあって、

全然見れませんでしたね。疲れてしまって、余裕がなかったですね。

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それでも、ちょっとだけファイナルクロスも観戦。

rider編集長のミカミさんぐらいしか、分からなかった・・・

もうドロドロでしたもんね。

今回もKTM 690ENDURO-Rで自走で日高まで来て、

タイヤ交換などして、見事完走!

これもスゴイですよねー。色々協力してくれる人がいるというのもあるけれど、

タフですよね。

日高来る前は、ハスクの試乗会っだけかな?

長野から移動して、そのままフェリーで日高来てましたからね。

 

全日本クラスは、DAY1とDAY2が、それぞれ独立したラウンドとして

ポイント換算されるんですけど、

承認クラスは、二日間を通してのリザルトです。

日高の前に、このブログでも書いておりましたが、

承認クラスは、タイムオーバーや途中リタイヤしても、

3時間のみなしテストタイムでリザルトが発行されるとありました。

しかし、DAY2終了時点のリザルトでは、それが上手く反映できていなかったようで、

後日訂正が入っています。

承認クラスの方は、訂正されたリザルトが出ていますから、

改めて、ご確認くださいね。訂正リザルト こちら。

 

と、こんな感じの大会でした。

長い割りに、あまり内容が伝わってないかもしれませんけど・・・

天候が悪くて、写真があまり撮れなかったのもあるし、

今年からIBクラスで走っているので、まだまだスケジュールに慣れていない感じも

ありますね。というか、必死だったので、あんまり覚えてないだけかな?

実際、とてもキツカッタですし。

今年は、承認クラスも全日本クラスと全くの同一コースで、

途中に分岐などありませんでしたから、

承認クラスのライダーの方々にも、少し厳しかったかもしれませんね。

でも、トップライダーと同じコースを走ったんだぜ~と自慢できますよ!

レース日程が、二日間、実質前日入りしないで北海道以外の都府県からの

参戦は非常に難しいですから、実際には三日間。

さらに移動に要する日程や費用、準備など日高ツーデイズエンデューロは、

なかなかハードルが高いかもしれません。

でも、そこには他では味わえない魅力もたくさんありますからね。

「いつか出てみたいなぁ~。」なんて思っている方は、

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

以上、日高ツーデイズエンデューロのプチレポートでした。

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さよなら、北海道。

また来年かな?

おしまい。

 

 

 

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