日高ツーデイズエンデューロレポート その②
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
日高のレポートの続きです。
毎回ですが、前置きが長く、ようやくレースの当日の朝です。
長い一日が始まります。
天気予報は・・・大丈夫そうだぞ!
さて・・・
レース当日、特に2DAYの開催の場合は、初日の朝が早い。
IAの1組目がパルクフェルメに入場する時刻が8時15分なのですが、
前日に車検を受けていない、もしくは当日に会場入りするライダーもいるので、
朝早い時間に車検の時間もあります。
全日本クラスは5時30分から車検と早いのです。
最も、スタッフの方たちは、もっと早い訳ですが・・・
前日に車検を受けていない自分たちは、5時前ぐらいに起床です。
車両の最終確認を済ませ、車検を受けます。
自分の場合は、日高も慣れたものだし、一応?バイク屋さんですからね。
もちろん問題なく車検を終えます。
Betaチームは、軒並み当日車検でしたね・・・
どんより曇り空で、さすがに肌寒い。
しかし、レース前の凛とした空気がありますね。気のせいかもだけど。
IAライダーも最終確認です。
少し時間もあったので、パドック散歩。
前日は下見したり、バタバタしてて、あまりパドックをウロつく事が出来ませんでしたので。
昨年までと異なり、IA#3の釘村選手は、ホンダの本気トレールマシン?な、
CRF450Lを初投入。
レーサーにしか見えませんね。
しかし、排気系もノーマルだし、ほとんどSTDらしい。
赤リムだし、デカール貼ってあるとカッコイイですねー。
CR450Lは、ヘッドライトマスクも新型でカッコイイ。
どんどん車検を受けて、パルクフェルメにもバイクがいっぱいに。
これですね。この景色。
JECならではの光景。
IA#2の鈴木健二選手のマシン。
今年の日高は出ないかも?と聞いていたけど、参戦してくれましたね。
昨年に続き、セロー250で参戦。
しかし、こちらも新型のセローですね。
青リムに、見るからに車高が上がった足回りで、こちらもカッコイイですねー。
上位陣が国産メーカーでナンバー付きモデルは、トレール車に限定されるので、
昨年も日高で好成績を収めた#4太田幸仁選手にも期待ですね。
マシンも2ストのEXCから、4ストの250EXC-Fにチェンジしたようですね。
毎度美しい仕上がりのマシン。
前後サスペンションもイカしたものが装着されていますね。
そんな事をしてると、ブリーフィングが始まりました。
注意事項などがライダーに伝えられます。
みんな真剣です。
タイム設定は、朝の時点で発表になっていて、
Bタイム設定との事。
AとBを事前に用意しておいたので、Cじゃなくて良かった。
雨じゃなきゃ、Cはないですからね。
ちなみに、自分のBタイムは、こんな感じ。
Pは、パルクフェルメの入り時間
Wは、ワーキングエリアの入り時間
Sは、スタート時刻ですね。
一番右は、TC(タイムチェック)間の区間タイム(分)です。
8時41分にスタートして、
PFは、プレフィニッシュで、実際の走行はここで終わりだから、
15時15分まで走る感じ。
およそ、6時間半ぐらいはレース中という事です。
なかなか長いですねー。
そして、いよいよレーススタート!
JECのスタートは、特徴的ですね。
自分のスタート時刻、自分の場合だと、8:41ですが、
公式時計が、その時刻になり、スタートフラッグが振られて
初めてエンジン始動を行います。
なかには、エンジン始動に時間が掛かってしまう事もあったりなので、
ちょっと緊張の一瞬です。
無事にエンジンが掛かって、軽く暖気運転気味にゆっくりとスタート。
しかし、日高は割りと毎回ですが、すぐにゲレンデCTのスタートゲートに到着しちゃいます。
他の大会はクローズドコースで何周かコースを周回するので、
1周目のタイムアタックは下見走行となっていて、
タイム計測は行わないのですが、日高は1周が長く、
1周で終わるクラスもありますから、
いきなり全開タイムアタックです!
エンジンがシッカリと暖まるまで、少し暖気するライダーもいれば、
すぐにタイムアタックを行うライダーがいたり、人それぞれ。
天候も良く、コンディションも良かったので、走る事自体は全く難しくない
コース設定でしたが、下見で感じたように、
やっぱりハイスピード!
登りのストレートなどは、これでもかっ!と滅多にしない全開をくれてやります。
ただし、ある程度速度がいくと、そこからが技量の問題。
バイク的には、もっと速度出るんですが、
ビビリミッターが作動しちゃいますよね。
特にハイスピードからのギャップだったり、コーナーへの進入だったり、
下りの長いストレートとかですね。
いきなり転んだりしたくないけど、この朝一のタイムアタックは、
差が出る事も多いので、なるべく頑張ったつもり・・・
そして、ゲレンデTCを無事に終え、TC1(タイムチェック)に向けて、
ルートを走ります。
コースマップの切り抜きですが、
日高に行った事がある方なら、分かるかもしれませんが、
高原荘を出てから少年の家の方向に向かい、右折で林道へ入ります。
ほんの少しの間ですが、人も通る林道だからか20キロの速度規制があったりします。
TC1までの区間タイムは、先のゲレンデTCを含め、56分の設定。
TC1の所にガソリンの補給ポイントがあるので、
おそらく、実質50分ぐらいの走行かな?と予測がつきます。
この最初の区間は、ほぼ林道。
序盤は少し登りが続く印象の道幅も広くない回りの木々で
日陰になったような林道を走り、
途中から、軽トラックなら問題なく走行できそうな幅の広い、
速度レンジの高い林道といった具合。
タイム設定もBという事で、キツキツなタイトな設定ではないだろうと
思いつつも、何が起こるか分からないので、
そこそこのペースで走っていきます。
自分は結構日高の参戦回数も多い方だと思うので、
このハイスピード林道に慣れて来て感じはあります。
が、初めて北海道のレースに参戦した夕張の大会の時や、
初日高の時も、なかなか速度レンジの高い林道を走るのが
難しく苦戦しましたね。
70キロ前後ぐらいになるかな?
出る所は、もう少し速度が出ると思いますが、
普段の練習や、他のレースでも瞬間的には、それなりの速度が出る事は
ありますが、そのペースで長い事走る事はなかなか無いですからね。
と、エラソーな事を書いておきながらですが、
ずーっと登り気味だった林道が下る感じに変わってきました。
若干でも、登り気味だと、コーナーの進入時にスロットルオフと合わせて
ブレーキを掛けていく事で、減速出来ていたのが、
下りになると、けっこう早めに減速を始めないと間に合いません。
うっ、危ない、オーバーランしちゃう。
何だか、それまでのリズムが狂い出す。
そして、減速してコーナーに進入するも、
あっ!思ったよりコーナー巻いてる・・・
これは、マズイぞ・・・
いや、落ちちゃうだろ・・・
慌てて、ハードブレーキング。
これは、転ぶしかないな・・・
右コーナーでしたが、タイヤをロックさせつつ
右に曲げていき、最終的には速度が落ちていましたが、
ハイサイド気味に左にバイクを倒す。
体もゴロンとひっくり返る。
慌てて、そこら辺の草掴む感じで。
危なかった~。
いや、油断しちゃイカン!
後続車も来るので、慌ててリスタート。
バイクは・・・問題ないな。
ゆっくりと走り出す。
ありゃ、クラッチマスターが少しズレたな。
走りながら、トントン叩いて元に戻す。
そこで、ある重大な事に気づく。
そう、よくこのブログを読んでいてくれる方なら、
お気づきかもしれないが、
ここまで動画を出してない。
1日で1回しか走らない所がほとんどの日高。
当然、スタートからGo-Pro装着して、回しておりました。
先も長いので、スイッチ入れたり、消したりしながら。
そう、この転倒でGo-Proを落としてしまいました・・・
リスタートする時にバイクのチェックは何となくしたけど、
大した転倒でもなかったので、Go-Pro落とすと思わなかったし、
転ぶような難しい所でもなかったのと、実際少し落ちそうになったのもあり、
慌ててましたね。
少し走りだしてから、クラッチレバーの位置のズレが気になり、
Go-Pro紛失に気付くという・・・
転倒したのと、Go-Pro無くした事で動揺しまくり。
ペースが落ちます。
後ろのライダーが迫ってきて、すぐに譲ります。
ありゃー、やっちまった。
どうしよう?
ここは、2周目走らないよな・・・
今日のレース終わったら、探しに来れるかな?
林道かなり長いから、バイクじゃないと無理だから、無理か・・・
明日も同じコースだから、明日探すのか?
と、その時考えても仕方の無い事ですが、
スロットルは開けてないけど、頭の中で独り言全開。
少しして落ち着いてきたら、時間が気になる。
もう、けっこう走ったけど、TC1まだかな?
時間は?
もうTC1のオンタイム時刻に十数分しかない。
ボチボチ到着かな?
数分走る。
あれ?残り10分切ったのに、到着しない。
確かに転んでロスしたけど、それまでのペースも悪くないと思うけど・・・
左に沢が見えてきた。
だいぶ平地に近づいてきたという事か・・・
あれ?もうあと5分ぐらいしかない。
ガソリン入れないといけないのに、ヤバイかも。
と、そこからプッシュ。
かなり飛ばす。
これは、テストか?と思うぐらい飛ばす。
う、まだ到着する気配がない。
TC1は、すぐアスファルトに出る林道の終わりだもんなー。
もう少し視界が開けるはずだし。
もう時計を見る余裕もない。
とにかくプッシュする。
すると、何かポールだったか、工事看板みたいのか、
なんか見えてきた。
あー、やっと到着。
ベータモータージャパンの社長様がサポートに来てくれている。
慌てて、ガソリンを給油する。
時間ないかも!
もう1分切ってるとの事。
つまりは、すでにオンタイム時刻という事だ。
しかも、思いのほか、ガソリンが減ってるようで、けっこう入る。
ギリギリだったけど、無事オンタイムでTC1を通過。
いやー、サポートがいてくれると、こういう時に大きく違いますね。
もう、ベータ様さまです。
いやー、Go-Pro落としたし、動画撮れてないし、
写真もある訳ないので、文章ばかりですね。
大変、申し訳ありません・・・
と、いう訳で、文章のみが続きます。
コースマップの切り抜きは、そのごまかしです・・・
さぁー、画像だと右下になるTC1を無事にオンタイム通過。
アスファルトを少し走り、2個目のテストとなる三島ET(エンデューロテスト)に到着。
よし、気を取り直して、行くぞ!
この三島ETは昨年もありましたが、
自分の好きな狭い、スロットル開けにくいクネクネしたテスト。
アップダウンもないし。
去年もここは、タイム良かったからな、ここは頑張るぞ!
去年と逆回りだけど、何というか、やはりリズムは同じ。
クネクネ走ります。
ちょっと、とっ散らかった気もするけど、ミスなく進む。
そして、最初の沢を渡る。
渡ると言っても2メートルぐらいかな?
バシャン!って一瞬の事だし、何も考えてなかった。
ちょっと、気持ち左に振られながら進入。
問題ないない、って思った瞬間・・・
ハンドルがガコンって左に切れて、転倒。
沢で尻もち付く格好に・・・
ビショビショじゃないか~。
動画撮れてれば・・・
でも、便利な世の中なので、ありました。
4分ぐらいですねー。
まさに自分ですねー。
やっちゃってますねー。
こういう時もあると・・・
タイムアタックでの、こういうミスは致命的ですね。
転倒とか失敗の後は、リズムも悪くなるので、
全く良いところ無しで三島ETを終えます。
先のコースマップの画像の①の部分。テストを終えた後のルートですね。
川とは少しだけ距離をおいたヤブの中を走ります。
ちょっと尾根っぽいというか、両サイドが少し低く、
油断すると落ちちゃうかも。
ここは、何気に難しかったです。
細いけど、倒木や根っこが多く、しかも見えにくい。
自分もちょっと振られて、リアタイヤだけで済みましたが落として焦りましたね。
その後は、一瞬アスファルトを走り、またダート。
コースマップ画像の②のエリアが、
幅、深さともに1メートルぐらいの大きなU字溝というか、側溝があるエリア。
ここ数年通ってる所ですね。
昨年とは逆走になる形で、
その側溝のすぐ脇を走っては、足場板で渡された橋で
側溝の右側走ったり、左側走ったり。
よっぼどじゃないきゃ、落ちないのですが、落ちても不思議じゃない。
なかなか緊張感があります。
自分も心配なので、橋はバイク降りて押しましたからね。
昨年までのルートだと、その後は道路に出る感じなのですが、
コースマップでは、トンネルとあります。
下見の段階で気づいていたけど、トンネルなんかあるか~?と
思っていたら、ありました。
小さな沢が流れる真っ暗なトンネル。
距離は数メートルですが、
難所でもないのですが、おー!っとなります。
なんか冒険してる感じ。
その昔、夕張ではトンネルありましたねー。
自分が夕張出た時は、走りませんでしたが、
レースじゃないツーリングイベントの時に、
そこを通過する事がありました。
もう、動画なくて、すみません。
写真だけでも撮れれば良かったけど・・・
そして、③のエリア。
この辺りは、お山!という感じで、
ウッズの中を登ります。
今回のコースの中では、数少ないヒルクライムという程ではないにしろ、
テクニカルなエリア。
連続した登り、楽しいぞ~。
でも、コンディション悪かったら、苦戦するかも・・・
そして、道路に出る前で、TC2に到着。
他のライダーも皆同じだったはずですが、
スタートからTC1までが、かなりタイム設定がタイトだったので、
このTC1~TC2までの区間タイム66分(区間タイムとしては最長区間)も長く、
何があるか分からないから、みんなペース上げてたと思うんですよね。
そんな事もあり、ここは10分以上、かなり時間が余りましたね。
というか、TC1までがキツクて、結果的には他の区間のタイム設定は、
けっこう余裕がありました。
続いては、TC2からTC3まで。
ここは、アスファルトの一般公道区間のみの設定。
信号もあるし、ノンビリです。
日高の場合、1周の距離が長いので、タイムチェックの数が増えるのは、
仕方がない部分なのですが、
この公道アスファルト区間の前後にタイムチェックを設けています。
公道のアスファルト区間は、当然信号もあれば、制限速度もあります。
タイムチェック間を長く設定して、公道アスファルト部分も含んだ形にすると、
ダート区間でミスをしたりして、遅れただろう分を
公道のアスファルト区間を飛ばしてしまう事で帳消しに出来てしまうんですね。
本来は、交通ルールを守れば、遅れていたとしても、
我慢すれば良い事なのですが、
まぁ、なかなか守れない方もいる訳です。
そんな事もあって、タイムチェックの数が増えるんですねー。
そうすると、スタッフも多くなり、大変という・・・
例えば、今度あるISDE。
ポルトガルがどうか分かりませんが、
過去のISDEに参戦した方の話を聞くと、
やっぱり公道区間で飛ばして、遅れを取り戻す事はよくあるそうで、
でも、そこは警察がいたりして、ちゃんと捕まるそうですね。
そういうとこ、シッカリしてますよね。
保安部品を装着し、交通ルールを守っているとはいえ、
レースの途中で公道を走る訳で、参加ライダーはその辺を理解する必要がありますね。
開催が出来なくなっちゃったら、寂しいですから。
話がそれましたが、
TC3は3つ目のテストとなる若葉XT(エクストリームテスト)の
スタート前にタイムチェックがあります。
TC3でタイムチェックを受けたら、すぐにテストの入り口です。
またしても、YOUTUBEの力を借りて・・・
さっきの動画と同じ方がアップしてくださってる動画です。
使わせていただきます。ありがとうございます。
もちろん、問題あれば言ってくださいね・・・
時間にすると、3分ぐらいのテスト。
エクストリームテストとなっていますが、
いわゆる障害物的な物、が配置されている訳ではなく、
ガコっと登って、ガコっと下る、そんな感じの繰り返しのテスト。
クロステストと言われれば、何も疑問に思わないぐらいですね。
まぁ、難しくなってれば良い訳でもないのですからね。
エクストリームをテストを終えると、
すぐに沢に出て、沢を流れに逆らう形で遡上して、
貯木場CTへ向かいます。
ここが、少しレース前に気にしていた部分ですね。
流れに沿って上流から下流に向かえば、水の抵抗は少ない訳ですが、
逆となると、難しいのでは?と警戒していました。
が、ラッキーな事に沢の水量が少なかったのか、
特に問題なし。
それより、沢の中をずっと走る訳でなくて、
右に行ったり、左に行ったり、
沢を出て、陸地に上がったり、沢に降りたり、
それを頻繁に繰り返します。
浅い沢の部分は何気に走りやすく、
何なら陸地に上がる所が難しくなっちゃいますね。
どうしても、ぐちゃぐちゃになってしまいますから。
何なら、沢の中を突っ切った方が楽なんじゃないか・・・
コーステープは貼ってないにしろ、
マーカーは、陸地に上がれ、的な感じだし。
沢はいきなり深くなっててもおかしくないですからね。
そうなると、手遅れの可能性もある訳で・・・
難しいですね。
そして、貯木場CTに到着。
タイムチェックもないので、そのままテストに入ります。
テストの入り口前に段差があって、下りないといけないけど、
大き目な石があって、その間をソロリと下りるのですが、
エンジンぶつけそうで、嫌でしたね・・・
ボヨンって、ジャンプ気味に飛び降りれば良いのだろうけど、
こんな所で失敗しても何だし。無難に行ってしまいます。
名前の通り、クロステストであり、ジャンプ出来そうなポイントや、
コーナーがたくさんあります。
文章だけの説明は、限界がありますね・・・
これは、公式のレース前にアップされていた動画。
こんな感じのクロステストでした。
これまた、大きなミスをするポイントというのも無い分、
モトクロス的な技量を求められる感じですね。
クロステストを終えると、また沢を遡上します。
すると、見慣れた風景が。
そうですね。
そこから、TC4までは、昨年まで西山ET(エンデューロテスト)とだった区間。
今年は、ルートでしたね。
最初のウッズ内のコーナーを抜け、沢を走り、
高速の林道区間。
覚えてますねー。
スタートとゴールが入れ替わってテストとして使われていたりもしたので、
どっち向きでも走っても次がどうなってるか分かりますね。
そこは、何回か出てるからですが。
おー、やっぱり西山は楽しいぞ~。
本心を言えば、若葉団地XTか貯木場CTをどちらか一つにして、
西山をテストとして使って欲しいかなー。
でも、高速の林道のテストは、一歩間違えると、相当下まで落ちてもおかしくないから、
その辺を考慮してるかもですね。
テストとして、この区間を走ってる時は、かなりの緊張感。
7分ぐらいだったと思うけど、それは長く感じるもんです。
ルートとして走ると、けっこう飛ばしても余裕があるので、
緊張していないせいか、もうちょっと時間掛かってるはずだけど、
案外短く感じましたね。
そして、TC4へ到着。
ここも、かなりタイム的には余裕あり。
TC4からTC5までは、ここも一般公道区間のみ。
TC5の直前で沢に降りるけど、一瞬ですね。
ここで、2回目の給油。
TC5を出発すると、
町営牧場、通称町牧と呼ばれるエリア。
パァーっと見渡せる景色だったエリアですね。
以前は、この一帯がテストとして使われていましたね。
マディーだと、まさに地獄でしたけど・・・
DAY1は、コンディションも良く、景色眺める余裕もあったりで、
最高な感じでしたが、DAY2は・・・
そのエリアを抜けた後は、少しお山セクション。
おー、これ下るのか!
なかなかのキャンバーだぞ!
なんて思って走りましたが、当然ここもDAY2では鬼門に。
そして、先日日高ロックスも行われたロックガーデンのエリアに。
またしても、動画を拝借させていただきます。
こんな感じの広い石だらけのエリアを進みます。
ここは、クラスによって分岐があったので、通ってないライダーもいますね。
ここは昨年も走っていますが、
逆回りなので、若干の登りになるだろうから、難しいかな?と
思っていましたが、登りといえる斜度ではなく、
ほぼフラットだったので、問題なく走行。
あまりコーステープも貼ってなかったので、
合ってるのかな?という具合で少しキョロキョロしながらの走行でしたね。
でも、ハイスピードな林道も普段走れないから楽しいですが、
やっぱりこういうテクニカルな場所の方が好きかな。
その後は、ひたすら林道というか砂利道を進みます。
距離が長いのも分かっているし、やっぱりタイムが気になるので、
それなりのペースが必要になりますね。
TC6から、日高高原荘へと向かいます。
沢を走ったり、沢の脇の石ゴロゴロを走ったり、
特に難所はないけど、それなりに走ってるので、
疲れもあるから、油断してるとポテっと転んだり。
そして、パリティと呼ばれる(名前の由来は知らないけど、何だろう?)エリアに。
その昔、ここもテストして使われていたようですね。
グラストラックな感じのクロステスト風味なところ。
コンディションも良いので、ついつい飛ばす必要はないけれど、
スロットル開けてしまいますね。
軽く攻めたりしてみたり。
パリティを抜けると、ちょっとしたお山区間。
コンディション悪かった過去の大会では、なかなかの難所にもなったポイントです。
ここを抜けると、高原荘はもうすぐそこ。
しかし、毎回通っていたゴルフ場裏?的な所と少し場所が違うのか、
滅茶苦茶、ドロドロなエリアを走行する事に。
ただのまっすぐなんですけど、
山側から水が流れてきているのか、水でも沸いてるのか、
辺り一面、ぐちょぐちょです。
バイク埋まってしまう程に・・・
そこまで沢も走ってるから、意外とバイクがキレイだったのですが、
一気にドロドロに・・・
運よく、大してハマらずに通過すると、
高原荘に到着。
しかし、パドックに戻る前に、一番最初に走行した
ゲレンデCTをもう1回走ります。
これもレース前に公開されて公式動画。
DAY1は、同じようにコンディション良好のハイスピードテスト。
ここを走って、パドックとなります。
NB、W、承認やFクラスなど1周のクラスは、
これでレースは終わりですね。
プレフィニッシュをオンタイムで通過してから、
パドックでDAY2に向けた給油や整備を行い、
フィニュシュして、パルクフェルメに車両を保管して、終了です。
NA、IB、IAは、パドックで給油や必要な整備などを行い、
TC7でタイムチェックを受けて、ショートループとなる2周目に突入です。
ここで、自分はやってしまいましたね。
それまでオンタイムを死守してきたし、
パドックでも時間に余裕があったのにも関わらず、遅着してしまいました。
一緒に参戦していたお客様が、走行には影響がない事でちょっとしたトラブル。
NAのライダーだったので、自分と同じく2周目があったので、
先に自分の方がレースを終えるはずだから、
2周目を終えて、先にゴールしてかワーキングタイムでアドバイスすれば良かったのに、
1周目を終えた、その時のパドックで、あーして、こーして、何て伝えていると、
同じ組のライダーから、ウブカタ~!と大声呼ばれる。
ダメダメだったのは、自分が時間を勘違いしていた事。
あれ?もう時間?
と、慌ててタイムチェックへ!
ギリ間に合ったぞ、と思ったのも束の間。
置いてあったコーンの脇から入って、
タイムチェックのラインを通過していないという事で、
慌ててバックして、ラインを通過。
数秒間に合わず~。
送れたのは、数秒だけど、タイムチェックでの遅れは分単位のペナルティーに
なるので、痛恨の1分遅着。
やっちまいましたね。トホホ。
2周目は、こんな感じで、だいぶショートカット。
一番遠くにあった三島ETの方には行かないので、
若葉団地XT、貯木場CTを走り、西山エリアの林道を走り、
あとは、高原荘に戻るだけ。
そして、最後にゲレンデCTをもう一度走って、
プレフィニッシュです。
そして、ワーキングタイムでDAY2への準備を行います。
このワーキングタイムが15分間というやつですね。
IAクラスや、上位を狙うライダーは、
この15分の、正確にはフィニッシュまで移動する時間もあるので、
正味13分ぐらいでしょうか?
の限られた間にタイヤ交換などを行います。
NBや承認クラスは先にレースを終えているので、
トップライダーの整備などを観戦?観察するのも良いですよね。
ふぅー、長いですねー。
こんな長いの読んでくれるんだろうか?
そんな感じでDAY1が無事に終了です。
コンディションが良いとはいえ、やっぱりなかなか疲れますね。
ちょっと、長くなりすぎたので、リザルトは、簡素に。
ざっと、振り返ると・・・
ギリギリ見えるかな?
IAは、#3釘村選手が優勝!
2位は、#36斎藤祐太朗選手。IAルーキーですが、やりましたね。
3位は、#35保坂選手。
タイムを見ると、1位の釘村選手は、2位に30秒近い差をつけていますが、
そこからは、超接近戦。
2位斎藤選手と3位保坂選手は、1秒未満の差です。
6位大神選手と7位太田選手の差は、0.12秒差・・・
激しいですね・・・
レーサーに囲まれて、セロー250で参戦の#2鈴木健二選手は、9位。
やっぱり凄すぎ!
続いて、IBクラス。
1位は、#116神馬選手。
2位は、#100赤堀選手。
3位は、#141菅谷選手。
2位に48秒差という事で、1位神馬選手が飛びぬけてる感じ。
IAクラスでタイムを見てみると、12位という感じ。
つづいて、NAクラス。
1位は、#348レクシィー選手。
2位は、#335佐藤選手。
3位は、#344平野選手。
レクシィー選手が、見事NAクラスで優勝です。
IBクラスでも3位のタイムです。
前に参加した時より、確実に速くなってますね。すごいなー。
ん、ちなみに、IBですが、自分は・・・
20位!
うー、何とかポイントGETです。
ペナルティーついてるIBは、ほとんどいないのに・・・
大好きなタラレバの話をすれば、ペナルティーもそうだけど、
三島ETの沢での転倒が余計でしたねー。
1分いかないぐらいかな?ロスしちゃってるから。
他のテストは、まぁまぁだったのにねー。
本当は、今回順位を気にせずに楽しむぞ!とか思ってたけど、
やっぱり順位気にしちゃいますね。
さて、DAY2ですが、
1日に何回も天気予報と、にらめっこ。
雨予報から、なんと回復傾向!
晴れそうだー。
嬉しいなぁー!
タイヤもリアはツーリストのまま。
雨予報なら、交換しようかな?と用意はしてたけど、
交換しなかったけど、大丈夫だろう!
DAY2へ続く。