日高2DAYSエンデューロ レースレポート その①
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
日高行ってきました!
と、いう訳で、そんな日高のレースの様子をご紹介。
先に書いてしまいますが、
DAY1のレース中に、ぶっ飛んでしまい、負傷してしまいました。
現地では、たくさんの方に、ご心配かけてしまいました。
まだ身体は痛くて、バイク乗れませんけど、お仕事はしております。
とりあえず、大丈夫そうです~。
さて、本題に戻りまして、日高のお話です。
毎度書いておりますが、
日高は、北海道ですから、車で走って現地にという訳にはいきません。
どこかでカーフェリーに乗らないと車で行けません。
それもあって、普段のレース遠征より、日程が掛かります。
だいたい木曜日に、どこかの港からフェリーに乗って・・・という方が多いですね。

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自分達は、新潟から小樽のフェリーに乗船です。
初日高のお客様と一緒に。
船酔いを心配してましたが、大丈夫だったみたい。

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お昼の12時に乗船。小樽到着は、翌日金曜日の早朝4時半。
うっかりお昼寝し過ぎると、厄介なので、
乗船直後から、同じ日高に行くレース仲間が多数乗船しているので、
耐久レースなのか?という宴会を繰り広げ、気づくと夕方に。
これが、また楽しいんですねー。
そして、翌朝早いので、早めに就寝。

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フェリーから下船。
毎年ですが、この瞬間は、ちょっとワクワク。写真はボケボケですけど。

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天気予報は、金曜晴れ、土曜は夜から雨?、日曜も雨かも?
出来れば、土曜だけでも晴れで走らせて欲しい~。そう願いながら、日高へ向けて出発!
いつもなら、小樽港の近くの市場内にある食堂で、
海鮮丼を食べてから日高に向かいますが、
何と!今年は、金曜が臨時休業らしい・・・
出発前日にお客様から、そんな連絡が。
お客様は、めっちゃガッカリしてましたねー。
代わりに、早朝からやってるパン屋さんがあったので、
そこでパン買って食べましたけど。

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さっきまで、めっちゃ快晴でしたが、今度は霧。
写真だと、そこまでじゃないように見えますが、
ちょっと、ゆっくり目に走らないと怖いレベル。
さすが、北の大地。
下道で、ノンビリ3時間ぐらいのドライブで、日高に到着!

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最寄りのセイコーマートには、今年もポスター貼ってくれてました。

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が、何と!閉店してしまうらしい・・・
もう1軒のセイコーマートは、何かやってて閉まってたし。
日高に来た際は、めっちゃお世話になってただけに、寂しいですねー。

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神奈川から出発して、28時間ぐらいかな?
ついに会場となる日高高原荘に到着!
おー、最高の天気だ。テンション上がる~。
毎度お世話になってるBetaチームの到着が、まだ少し時間掛かるようなので、
サクっと、高原荘のクロステストを歩いて下見。
直前のブログに書いておきましたが、
テストの走行動画が上がってたので、YOUTUBEで予習済み。
かなりシンプルなクロステストなのと、
以前は、ゲレンデの上の方まで走りましたが、
今回は短く見える範囲で収まっているので、
カットしつつ、下見終了。
今回、テストは全部で4つ。
全部歩くと、かなりの距離だし、時間も掛かる。
下見は出来ればした方が良いですが、
無理して歩く必要もないかと。
膝痛くなったりしますからね。
そうこうしてたら、Betaチームが到着。
皆で協力してパドックを作成!
そして、残りのテストを下見に。
普段のレースと違って、下見に行くのも車が必要ですね。
1周約120キロという大きなループの途中にテストがありますからね。
2025rd3cmap実際にレースで回る順番は無視して、
まずは、コースマップだと、左上にある西山ET(エンデューロテスト)に行きます。
ここだけ、特別なテストで、
通常は、スタートとゴールゲートが並んでいて、基本ループ状になっていますが、
ここ西山ETは、通り抜けのテストとなります。
全部見るには、仲間と協力してゴール付近にもう1台車などを用意しておかないと、
往復しないといけません。
出来ない訳じゃないですが、もの凄く時間が掛かります。
以前は、先に書いたようにゴール付近にもう1台車を用意して、
全部歩いてましたが、それでも時間的に厳しくなるので、
最近は、スタート付近を少し歩いて、戻る。
で、ゴール付近も同じように少し歩いてピストンする。そんな感じですね。

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西山ETスタートゲート。
今回、一番大きく変わったのが、この西山ET。
序盤のウッズは同じですが、ウッズを抜けてから、沢を走る感じだったのが、
沢の走行がなくなりました。
序盤のウッズを走ったら、

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こんな感じのキレイな林道に。
道間違えたんじゃないの?と思うぐらい、この道が続く。
そして、恐ろしく直線が長い!何キロ出るんだ?という感じ。

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長い直線を2本走って、左コーナー。
今までは、沢を走り橋をくぐって、林道に登り上がってましたが、
このコーナーの後に、その橋を渡って、いつもの林道に。
そんな感じでしたね。
あの沢走るの、好きだったんだけどなー。
そして、歩いて車に戻り、ゴール付近も簡単にチェック。
次は、三岩XT(エクストリームテスト)に向かいます。

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到着。
ここは、砕石場の敷地内だと思いますが、
ちょっと砂っぽい砂利な路面が多いかな?多少の大き目の石もあったり。
ヒルクライム!という感じは1箇所だけありますが、
それ以外は、細かいターンと、壁と言ったら大げさですが、2~3メートルぐらいのアップダウン。

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画像だと分かりづらいですが、まぁまぁな下り。
オーバースピードで入ると、止まれないですね。

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これまた、少し急な短い登り。
こちらは、ゆっくり過ぎたら、登れないかも。

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これまた分かりづらいですが、後半は、
急に下って、ターンして、また登り。
これが連続します。
コンディションが悪くなった場合、初心者の方だと失敗するかも?
そんな感じ。

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ちょっとしたロックセクションもあり。
あと、写真撮り忘れてしまいましたが、
少し長い砂利の登りもあって、
失敗しても、おかしくない感じ。
場所によってはリスタートが難しいので、
その登りでのミスは、大幅なタイムロスになりますね。

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そして、テストよりも難しい?かもしれない川渡り。
テスト終えた直後に川を越える橋があるのですが、
橋を通らず、川渡り。
画像だと、奥から手前に走る感じですね。
浅ければ良いのですが、
膝下ぐらいの深さあり。
長靴でも、水が入ってしまう深さです。
ただ渡れば良いなら、勢い一発というのもあるのですが、
何というか、石で囲いみたいになっていて、
そこを越えないといけないんですねー。
まぁ、問題ないと思うけど、
倒したら、かなりの確率で水没するんじゃなかろうか・・・
たぶん、雨が降ったら、橋を通るだけになるんだろうけど。

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お次は、コースマップだと右端にある、
三島ET(エンデューロテスト)に。
ここは、昨年と同じ。
ウッズを走り、沢を越えて、反対側へ。
反対側は、サンド、砂利って感じで、
また沢を越えて、ウッズに戻る。そんなテストです。

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最初の沢越え。
晴れ続きみたいで、水量が少ない。
でも、沢を越えたら、ちょっとだけ登りなんです。
フラつきやすいポイントです。

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沢を超えると、こんな感じの砂利というか、石がゴロゴロした感じに。

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そして、もう一度沢を越えて、スタートエリア側のウッズへ。
ここが、また、狭い!
指で指してる倒木の次が、

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ちょっとイヤらしい右ターン。
石を避けて大回りすると、木があるんですよねー。
どのテストも走るだけなら、そう難しくはないんですけど、
タイムアタックですからね。
速く走り、かつミスをせず、タイムを出す。
これが難しいんですけど、そこが楽しいところ。
さらに、日高では、三岩XTと、この三島ETは、1日1回だけですから。
IA、IB、NAクラスは、
高原荘CT、三島ET、西山ET、三岩XT、高原荘CTで1周。
2周目に西山ET、高原荘CTという順で走り、全部で7回のテストタイムに合計タイムで、
競います。
NB、W、エンジョイクラスは、
高原荘CT、三島ET、西山ET、三岩XT、高原荘CTで1周で終わり。
全部で5回のテストタイムの合計で競います。
(エンジョイC、CW、ミニは、三岩XTは走らないです)
2周目のショートループが無いんですね。
全部のテストを完全に見た訳ではありませんが、
それでも3万歩ぐらい歩きましたね。
疲れました~。

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パドックに戻り、受付を済ませ、マシンの最終チェックです!
そう、今回の自分の参戦マシンは、TT-R125LWEです。
2年前の火事を起こしてしまった年に、本当はTTR125で日高参戦しようと思っていたんですよねー。
しかし、火事でマシンを焼失・・・
日高は走りましたが、TTR125で出る妄想は叶わず。
しかし、大会の少し前にTTR125を再びGETしてしまったので、
これは、TTR125で出るしかない!
まぁ、特に意味はないんですけどね。
IAクラスで出るか、エンジョイAクラスで出るか?そこは悩みましたけど。
結局、順位を狙える訳はないので、
他のライダーの邪魔しないように走れば良いか、とIAクラスで参戦する事に。
シッカリと翌日に向けて準備をして、この日は終了。

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自分は、レース当日に車検受けてパルク入れる派ですが、
前日にも車検があり、前日の内にパルクに車両を入れる派も多数。
ライトアップされたパルクフェルメ。
シッカリと準備されたマシン達が整然と並ぶパルクの雰囲気は、
いつ見ても、カッコいいです~。
DAY1の天気予報は、15時ぐらいまで晴れ!
それ以降は、雨が降るっぽい。
晴天の内にレースが終わると良いなー。
そう思いながら、眠りにつくのでした。
その②に続く。