JEC最終戦 九州大会 恋の浦レポート その②
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
九州大会 恋の浦の続きで、その②(DAY1)です。
まだちょっと薄暗い早朝のパドック。
いよいよ最終戦が始まるぞ!
さて・・・
その①でも書いたように、コースの規定の関係か、
朝の9時からしかエンジン始動が出来ないという事で、
車検前にもエンジン始動が出来ない。
シッカリ準備してきてるし、前日にも最終チェックしてるので、
不安はあるけど、大丈夫でしょう。
時間があるので、またパドック散歩。
IA#2の健二さんのマシン発見。
日高は、セローでしたが、最終戦はまた新型のYZ250FXで参戦。
ランキング上は3位だったかな?だけど、
#3釘村選手がISDEで負傷してるし、当然チャンピオン圏内。
どうなるかなー。
IAルーキーの#37の飯塚選手のシェルコ発見。
同期昇格の保坂選手に若干溝を開けられているだけに気合も入ってる事でしょう。
ついに日本人初のISDEでのゴールドメダリストとなった
#3釘村選手のマシンも発見。
日高はCRF450Lでしたが、今回はCRF250RXに戻りましたね。
レース前にご本人に少しお話し聞けましたが、
ISDEでの怪我は大丈夫?らしい・・・
まぁ、日本国内のレースだったら、問題ないんじゃない?
との事でした。
出るからには、大丈夫なんでしょうね・・・タブン。
車検の時間になったので、パルクフェルメにバイクをイン。
会場の関係もあるだろうけど、ちょっと参加者が少なかった今大会ですが、
それでも100台以上のバイクが集まると、やっぱり雰囲気ありますなー。
そして、ブリーフィング。
コースの準備や運営を行っていた福岡のバイクショップ ファクトリーの
山野さんから、ご挨拶。
みんな真剣に聞いてますね。
ISDE帰りのトロフィーメンバーお二人もレースの報告を兼ねて、ご挨拶。
お疲れ様でした!
さぁ、そしていよいよスタートです。
大会パンフレットにあったコースマップ。
ちょっとこれだと、周回方向とか、パドックとかの繋がりとか、
良く分からんのですが、
こんな半島みたいな感じなんですねー。
今回、DAY1のIBはこんなタイム設定でした。
中間チェックがあるので、
最初は前半30分、後半20分の1周50分。
すこしずつ短くなる変則タイムで、
最後は前半22分、後半13分の1周35分。
とっても短くなりますね。
特に後半が厳しい・・・
前回の日高の際に残念ながら落としてしまったGo-Pro7に代わり、
お古のHERO2を引っ張り出してきました。
揺れるし、画質も悪いかもですが、今回は走行動画撮れました。
台座ごと紛失したので、マウントも新たに作成しておきました。
何故か相変わらず木製ですが・・・
そんな訳で、走行動画です。
録画したのは、2周目ですね。
まだ序盤ですね。
古いGo-Proだし、車体マウントだし、コースもクネクネだし、
見てると酔っちゃうかもですが、お許しを。
中間チェックまでとなる前半は、主に2つのテストがメインですね。
この時のテストタイムは、
テスト1が、4分33秒で、IBだと、ほぼビリ・・・
4分切ってると速い感じですねー。
テスト2が、6分46秒で、IBだと、同じくほぼビリ・・・
こちらも6分を切ってると、速いですねー。
6分半切ってると、IBだと一桁順位かな?
動画だと、やっぱり伝わりづらいですが、
路面自体は、グリップ良好なのですが、
コーナー直後に登りとか、グリップするカチパン路面に
木の根っこが多くあり、ビビっちゃいますね。
それでも、前半は、テストがメインという事で、
タイムチェックには余裕を持って到着です。
タイム設定が短くなる後半の周回でも、まぁ問題なしでした。
問題なのは、中間チェックからパドックまでの後半のルートでした・・・
後半の動画です。
IA、IBクラスのみが通過するルート分岐がいくつかあるのですが、
途中2カ所かな?厳しめの登りがありました。
下りもそれなりに急ですが、グリップ良いので問題なし。
雨降って、マディーだと、相当転んだと思いますけど・・・
まずは、1分50秒あたりの登り。
少し急で、最後に段差が少しある登り。
助走でシッカリ加速できるので、ここは問題なし。
問題だったのは、4分40秒あたりの登りですね。
4周目ぐらいまでかなー?
この撮影した時もギリギリだったけど、登る事が出来ました。
前のライダーが通過したのを見てからじゃないと、
アタックしづらいんですよね。
少し待ってアタックしてますが、そんな理由からです。
ゼロ発進する所は、少し水が流れるポイントなのか、
沢チックで、石が少しゴロゴロしてます。
でも、発進自体は問題なし。
加速も十分に出来るんですが、
路面が乾いてるせいか、だんだんとパフパフな感じになってしまい、
段差や木の根っこが分かりづらいのもあって、
失速しちゃうんですよねー。
そうなると、フロントが上がってしまって、失敗・・・
途中から、急に登れなくなって、
あぁ・・・失敗した・・・
やり直ししても、結果は同じ。
うわっ!やばっ!
時間も短くなってきてるので、もう焦りまくり。
自分だけでなく、何人か失敗してます。
すると、やり直してるライダーは、何かコースの右に方に逸れて、
違うラインから上がっていきます。
とりあえず、自分もついて行ってみると、
途中で90度右にターンして、そこからけっこうな登り。
こっちも難しいじゃんかー!
と、思いながらアタック。
が、失敗。
やり直しで登れたけど、
こ、これはどっちみち難しいぞ・・・
もう時間が足りないとは思いつつも、そこから頑張る。
そして、もう一カ所の難所。
5分50秒辺りです。
これも、この撮影した時、また同じく途中までは、
登れたんですよねー。
一回失敗して、何とか横に逃げて登ったんですけど、
後ろのライダーは全然違うラインから飛び出して来たので、
後でタイムチェックの時に教えてもらったら、
そこも手前の右側で迂回ラインがあるとの事。
この2個目の難所は、その後迂回ラインを通る事で、
タイムロスにはなるけど、失敗は回避できました。
この2カ所の難しい登り以外は、IA、IBルートでも、
手こずるようなポイントはなかったのですが、
カチパン路面で、けっこう飛ばさないと遅着しちゃうので、
頑張ったせいもあって、かなり体力的には消耗しましたね。
後半のルートの最大の難所の登りは、
迂回ラインでも、その後も苦戦して、遅着。
結果的には、8分ほど遅れてしまいました・・・・トホホ。
登りでリカバリーしたりしてるのもあるけど、
コース的にはタフなコースでした。
IBクラスは、7周の設定で、
10時過ぎにパルクインで、終わるのが15時過ぎ。
5時間ってところですね。
実質休めるのは中間タイムチェックって感じでしたが、
IAクラスは、さらに1周多く周回してますからね。
さすがです。
そんなDAY1でしたが、結果は・・・
いつも通り、サクっと見ると・・・
IAクラス( )内は、テスト1と2のベストタイム
1位 #2健二さん(3分29秒38/5分28秒56)
2位 #3釘村選手(3分28秒80/5分28秒15)
3位 #35保坂選手(3分41秒70/5分40秒34)
と、いう感じ。
ベストタイムは釘村選手が上回っていますが、序盤に健二さんが少しずつ
タイム差をつけていた貯金が40秒近くあり、逃げ切り。
ランキング上は、トップの釘村選手が2位に入った事で、
DAY2でノーポイントとかにならない限り、ほぼ決まりという状況に。
3位には、IAルーキーの#35保坂選手です。
もう、スゴイ訳ですが、それでもトップ2とは、だいぶ差あるかなー。
続いて、IBクラス。
1位 #155榎田選手(3分35秒19/5分33秒05)
2位 #114村上選手(3分40秒50/5分42秒49)
3位 #116神馬選手(3分53秒73/6分02秒21)
という結果に。
トップ2の榎田選手と村上選手は、ともに全戦出ている訳ではないので、
チャンピオン争いや昇格争いには絡むポジションにはいないものの、
IAクラスでも3番手あたりのタイムで走行していますね。
しかし、実際にはIAクラスのトップ陣はテスト中に前を抜く事がないと思いますが、
IBクラスのトップ陣は、ランキング順の出走という事もあり、
全戦出てないので、おそらくテスト内で前走者を抜いてるはずなんですよね。
それで、このタイムですから・・・
滅茶苦茶、速いですね。
榎田選手は、エリア戦でIA昇格を決めているんじゃなかったかな?
うーん、IBクラスに居残らなくて良いですからね。
続いて、NAクラス。
1位 #323渡邊選手(3分49秒76/5分50秒53)
2位 #328菅原選手(4分07秒70/6分06秒28)
3位 #335佐藤選手(4分01秒56/6分15秒22)
という結果に。
若手の渡邊(ホマレ)選手が3分以上の差をつけて勝利。
タイム見ても速いですねー。
IAでもシングル余裕で入っちゃいます。
しかも、NAおそらくホマレ選手も前走者抜いてますよね。タブン。
遅れたのもあるけど、自分が転んだ時、抜かれましたー。
というか、自分がライン塞いだのですが、上手く切り抜けてくれました。
いや、邪魔しなくて良かった。ホント。
2位の菅原選手は、女性ライダーですよ。
すごっ!
続いて、NBクラス。
1位 #585富永 陽平選手(4分06秒23/6分09秒47)
2位 #461富永 裕司選手(4分20秒36/6分32秒10)
3位 #589甲斐選手(4分25秒03/6分35秒74)
という結果に。
1位と2位の富永選手は、同姓ですね・・・ご兄弟?関係ないか?
続いて、W(女性)クラス。
1位 #201菅原選手(4分30秒84/6分41秒46)
2位 #202増田選手(4分38秒15/7分18秒60)
という結果に。
1位の菅原選手は最後のテストでミスしたようですが、
それまでの貯金がタップリあり、逃げ切りですね。
そして、最後に今年から新設のジュニアクラス。
1位 #800酢崎選手(4分03秒55/6分06秒79)
2位 #801青木選手(4分36秒94/7分09秒43)
という結果に。
酢崎選手は、まだ中学生だったかな?
千葉県の成田MXパークの秘密兵器ですね。
IBクラスだと、4位ぐらいかな?
恐ろしかー。
うーん、みんな速いなぁー。
毎度出してるので、一応恥ずかしいですが、自分のも・・・
IBクラスで15位でした。(4分22秒20/6分35秒91)
8分遅着したので、もう絶望的・・・
なんて思っていたのですが、最終周にけっこうハマッたライダーがいたようで、
遅着の差で、思ったより順位が悪くなかったです。(良くないけど)
実際、IBのライダーの半分近くは、遅着してたみたい。
ルートの遅着は、失敗してる挙句、タイム設定も厳しかったので、
まぁ、そうなる結果ですが、
テストのタイムがイマイチでしたね・・・
感覚的には走れてたんですけどね・・・
転んだのもあるので、その周は遅い理由があるとして、
それ以外の周では、そんなに大きなミスしてる訳じゃないのに、
普段よりタイムがバラついてたましたね。
RR2T125の良い部分を上手く使えてない感じです。
パワーが上手く掛かると、するどい加速するので、
体が置いていかれる。
だから、ちょっと外してる感じなんですよねー。
うーん、それがイカンです。
厳しいなぁー。
ベストタイムとか見ていると、
割と序盤でタイム出してるライダーが多い感じなのも印象的です。
走り込んで、コースを覚えていくと、タイムが上がる場合が
普通は多いんですけどね。
おそらく、コースが荒れて、特にドライだったので、
フカフカ、パフパフな感じで埋まってる木の根っことか、
見えないんですよね。
自分も後半タイム落としてるけど、クラス内でのテスト順位は
上がっていたり。
きっと、疲れもあるんでしょうけど。
そんな中、最速タイムを出しているIAのトップ2の両選手は、
序盤に比べると、後半タイム縮めてるんですよねー。
自分なんかと比較するのは、無理があるけど、
自分の場合は、ミスせず順当に行ける場合は、
なかなか他のラインを試す事が無いんですよねー。
見えてない、というのもあるけど。
釘村選手なんかは、ラインもどんどん変えていって、
後半に向けて、それぞれの良かったラインを繋いで行く。
なんて言ってましたからねー。
納得ですね。出来ないけど。
と、そんな感じのDAY1でした。
本当の今年の最終戦となるDAY2は、
雨が降るかも?な予報でしたが、果たして・・・
その③(DAY2)にづづく。
おしまい。