【2024全日本エンデューロ選手権】シリーズを振り返って
2024年度の全日本エンデューロ選手権を無事に終えることが出来ました。今年は4戦、7ラウンドとなりましたが、いかがだったでしょうか。
新JECプロモーションとして株式会社Grizzlyが運営に変わり、各主催者様、選手の皆様からの不安も大きかったと思いますが、皆様の多大なるご支援・ご協力によって大きなトラブルもなく無事に全大会を開催できたことに感謝いたします。
2024年度は、各クラスで白熱するレースが多く、接戦を繰り広げるシーンが多かったように思います。タイムアタックの難しさや楽しさを目の当たりにして頂くと共に、数秒差のリザルトからも伝えられたのは、コース設計や現場対応をして下さった主催者様のお陰でした。誠にありがとうございました。
開幕戦のSUGO2DAYSエンデューロ大会ではエクストリームテストが復活し、かなり走り応えのあるタフなレースになりました。
第2戦は広島テージャスランチエンデューロ大会でした。前日から雨となり、かなりサバイバルなレースとなりました。
第4戦はHTDE 日高2DAYSエンデューロ大会。全日本エンデューロ選手権の中でも最大・最長のコースを誇る伝統あるレースです。こちらは天気にも恵まれ、最高のレースとなりました。
第4戦はプラザ阪下2DAYSエンデューロ大会。8年ぶりの大阪大会となりました。IAクラスは文字通りチャンピオン決定戦となり数秒を争う白熱したレースとなりました。
特に最終戦のプラザ阪下2DAYSエンデューロ大会では、あまり前例のない、午前午後でクラス分けをする競技フォーマットとなり、運営側としてはかなり緻密な計画を立てて臨んだ大会となりましたが、選手同士が観戦できる時間が生まれたことで良い効果のほうが大きかったように思います。
モトクロス寄りのレイアウトとなってしまいましたが、今年はファイナルクロスの開催がなかったこともあり、シリーズ戦の一部として取り入れさせていただきました。
各大会、表彰式もいつも以上の盛り上がりとなり、地元の方々の参戦が多かったことにも感謝しています。全日本選手権を追いかけるのは中々大変ではありますが、各地でスポット参戦される方々のご支援も大変ありがたいものです。今後も承認クラスの併催も継続していきますので、JEC初参戦をご検討の方々が参加しやすい環境を整えて参ります。
来年度は、本年度の反省点を踏まえて更にブラッシュアップし、選手のみならずスポンサー様・主催者様・観客の皆様すべての満足度を上げるべく尽力して参りますので、引き続き皆様からのご支援・ご協力をお願いいたします。
選手の皆様、1年間お疲れさまでした。来年度も、更なる高みを目指して挑戦する皆様に相応しい大会をご用意してお待ちしております!
なお、株式会社Grizzlyでは、オンタイム競技は元よりオフロード業界の盛り上がりと発展を願い、様々なオフロードイベントも開催していく予定です。その第一弾として、弊社代表釘村の発案で「オフロード感謝祭」を開催いたします。詳細は以下のバナーよりご覧いただけますが、最終戦の表彰式で合言葉となった「#ババリョウタになりたい」を目指すライダーに打ってつけのコンテンツもご用意しております。オフシーズンの課題を見つけられる良い機会になりますので、是非皆様のご参加をお待ちしております!