JEC第2戦(Rd2-3)チーズナッツ2DAYSエンデューロ その②

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

チーズナッツ2DAYSエンデューロの続きで、レース当日DAY1の様子です。

いやー、シッカリと雨が降ってくれました・・・

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朝のブリーフィング。

グチャグチャです。

さて・・・

雨は降ったり、止んだりな感じ。

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傘はさしてないけど、持ってますもんね。

 

 

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JECを支えてくださるスポンサー企業を代表して、

メッツラーの部長さんから、選手へ向けて応援いただきました!

いつも、いつもありがとうございます!

今回も、前回広島同様に、

午前中に、エンジョイ、W、NBクラスが走り、

その後、午後に、NA、IB、IAクラスが走るという二部構成。

まずは、午前中のクラスがスタート。

自分もお客様が参戦されてるので、そのサポートとなります。

午前と午後に分かれるのは、レーススケジュールがタイトになり、

デメリットもあるけれど、

仲間内でレース参戦する場合、お互いをサポートする事も出来るし、

応援出来たり、実際にコースを走ってる状況を見る事も出来たり、

メリットも多いですよね。

レースの方は、荒れたコンディションながらも、

午前のクラスのルートは、午後のクラスに比べ難易度を下げているのもあり、

順調に周回を重ねてる感じでした。

が、やはり周回を重ねるごとにコースは、どんどん荒れていき、

やはり遅着するライダーも増えていきましたね。

天気予報では、午前中には雨が上がる予報でしたが、

降ったり、止んだりを繰り返す。

午前中のレースが終了して、午後のクラスがいよいよスタートです。

前回の広島大会で、カメラを無くしてしまいましたが、

懲りずにカメラを再度購入。

また無くすかもしれないので、安いやつですけど・・・

荒れたレースになるだろうから、と1周目を撮影する事に。

まずは、前半のルート部分から。

もうね、マディー大嫌いなんですよ!

しかも、ちょっとフロントタイヤのチョイスを失敗してしまいましたね。

以前にも使った事あるんですけど、フロントにすごい柔らか系のタイヤ(ガミータイヤ)を

履いてきたんですよね。

以前使った時に、フィーリングがイマイチでしたが、

その特性を少し理解したつもりで、今回選んで来たんですが、

全然理解してませんでした~。

個人的なフィーリングですが、下りのワダチがすごく走りづらいんですよねー。

グリップが良いのか、ワダチからフロントタイヤが出たがるんですねー。

そのせいで、下りが走りづらくて、遅い!

まぁ、それ以外も遅いし、バイク倒す事、複数回。

そして、テストです。

ルート、テスト区間のタイム設定が20分でしたが、

いきなり2分遅れてしまいました・・・

いくらコースが荒れてるといえ、

IAクラスの真ん中ぐらいでスタートしてるので、

実は、NAクラスなどスタート順が遅いライダー達の方が、

荒れた路面を走る訳で、

自分は、まだそこまで荒れてない路面なのにも関わらず、

遅れてしまう。情けない・・・

いきなり2分遅れてしまって、意気消沈な訳ですが、

パドックも区間タイムがあり、遅れてしまいましたが、

タイム表通りで、パドックでは10分の休憩時間があります。

まぁ、様子見で、ゆっくり走り過ぎたから、もうちょっと飛ばすしかない!

と、2周目を走るべくパドックを出発し、タイムチェックへ向かいます。

すると、パドック前がバイクだらけ。

ん?なんで?と思っていると、

どうやらコースが想定以上に荒れてしまい、

ルート、テストともに渋滞が発生しちゃってるようです。

そこで、コース変更を行うようです。

しばらく待っていると、

タイム表のTC4の時刻からレース再開となりました。

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これ、タイム表なんですが、

IAの1組目の時間で見てみると、

本来、2周目に入る時のタイムチェックの時刻は、TC2の12:30となるはずですが、

ここでストップが掛かってしまったために、

2周目を全クラスキャンセルして走行せずに、

3周目に入る、TC4の13:00から再開する。という事ですね。

オンタイムレースの特性上、

このように一度レースを中断してしまうと、

10分ズラすとか、任意の時間をズラして再開するのは、無理ではないですが、

現実的ではないんですよね。

タイムチェックに出して、時刻を記載してもらう各ライダーがパルクインの時にもらう

タイムカードには、それぞれのオンタイム時刻が先に記載されてますから。

その横に、実際に通過した時刻をタイムチェックで記入しています。

フィニッシュした時にタイムカードはスタッフが回収しますが、

遅着、早着の集計は、このタイムカードをチェックして集計しています。

(実際には、別の用紙等にバックアップは取っているけど)

なので、1周キャンセルしたり、2周キャンセルしたり、

タイム表をズラす事なく、キャンセルしないと集計が出来なくなってしまうんですね。

と、いう事で、今回は1周(2周目)をキャンセルして、

ライダーに待機してもらってる間に、

コース変更、また渋滞等で戻ってくるのが遅れてるライダーがパドックに戻り、

コースをクリアにする感じですね。

そんな訳で、しばしパドックで待機となりました。

自分は1周目で2分遅れてしまいましたが、

ペナルティーがそのまま有効になるか、キャンセルになるかは後で決めるので、

全ライダーが、元のタイム表のTC4の時刻から再スタートという事になりました。

そして、しばしの休憩を挟み、TC4の時刻からレースが再開。

ここらは、動画も写真も無いので、文字だけになってしまいますが、

カットになったなら、もう遅れないかなー?と、思ったのですが、

2箇所厳しいキャンバーがあり、1箇所はカットになりましたが、

もう1箇所のキャンバーの所は、変更なくて、そのまま。

そして、その変更の無かったキャンバーで、やってしまいました。

ラインが複数あったのですが、

前を走るライダーが、一番低いラインに入って行きました。

その前にもライダーがいたので、

あれ?そっちが楽なのかな?と、ウッカリ自分も低いラインへ進入。

キャンバーのセオリーは、高い所から!のはずなのに・・・

少し進むと、先に入ったライダーが、ハマってるではないですか。

その後ろにも1人待ってるし。

うわっ!これやっちまったな。

まだ引き返せると思い、向きを変えて戻ろうとしますが、

リアタイヤ落としてしまいました。

もう仕方ないので、一旦下まで降りて、登れるラインを探しますが、

ラインの分岐が始まる方向への復帰は難しそう。

と、いう訳で進行方向側へ、何とか斜めに登ります。

その間に、たくさんのライダー達が上のラインで無事に通過していきます。

こりゃ、やべー。というか、絶対オンタイムで戻れないぞ。

しかし、上側のラインも通過するだけでも簡単ではないので、

何人かは落ちたくないけど、自分たちと同じラインに落ちてきました。

ボヤボヤしてたら、渋滞しちゃう。

何とか、勢いをつけて、引っかかるラインの1本上までバイクを進めて、

何とか、キャンバーエリアを通過。

テストも走り、タイムチェックに到着すると、12分遅れてしまいました。

タイムオーバーは、20分なので、残り8分の余裕しかありません。

そして、次の周回へ。

キャンバーは、当然下のラインへ入らないように細心の注意を払い通過。

テストも荒れてるもんだから、頑張りますが、

結果的に、2分遅れでタイムチェックへ。

ありゃー、大きなミスなしで回っても遅着か~。こりゃ、本当にヤバイ!

また次の周回へ。

やはり鬼門は、キャンバーエリア。

今度は、そこにスタッフがいました。

こっちに向かって、斜めに登って木を越えた所まで行け!というアドバイス。

そのアドバイスに従い、なるべく上を目指しましたが、

途中でリアタイヤ滑って、届かず・・・

で、落ちてしまい、リカバリーしてやり直し。

次は、上手く行きました。

そして、テストを走り、タイムチェックへ。

今度は、6分遅れてしまいました。

本当の1周目の2分の遅れは、無視したとして、

12分、2分、6分・・・ん?ちょうど、20分遅れだ。

あれ?ちょうどって、どうなんだっけ?

まぁ、これ以上遅れれば、完全にアウトだから、

ダメかもしれないけど、とりあえず、もう1周する事に。

何とか、オンタイムで戻ってこれないもんだろうか?

今度は、キャンバーエリアを1発クリア!

おー、間に合うかも~。

しかし!テストの序盤でワダチが育って来てたんですよねー。

1台のバイクが埋まって脱出出来そうもない感じでした。

それまで、そこのラインは左側を通過してたんですが、

左側も荒れてたんですよねー。

なので、右側を見ると、まだ荒れてない。

右側で行くか~。

と思って、ワダチからフロントを上げようとしたら、

全く上がらない!

ありゃ?考えてる間に少し進んではいけないワダチを進んでしまっていたみたい。

気づくと、かなりヌタヌタなワダチに捕まっているではありませんか・・・

ちょっとバックしては、フロント上げようとするが、リアが掘れる。

さらにバックするのですが、なかなかバックも出来ない。

必死にリアホイールを手でつかんで、ホイール回してバックバック。

こういうのやると、汗がドバーっと出るし、息もハァハァです。

何とか脱出に成功しますが、疲れてるので、

テストもしばらく休憩しながらの走りで、ノロノロ運転。

当然、オンタイムに間に合うはずもなく、

この周回は8分遅れ・・・

あと2周あるけど、同じIAクラスについにラップされる。

ひょっとしたら、ペナキャンセルとかあるかもだし、

周回数が減るかもしれないけど、

全く乗れてないから、残念だけどリタイヤする事に。

トホホ・・・

リタイヤは久しぶりだぜ~。

そんなDAY1なのでした。

速報レポートは、すでにご覧になっていると思いますが、

DAY1の速報は、こちら。

公式リザルトは、こちら。

いつも通りのザクっと書くと、

IAクラス

1位 #1馬場 亮太選手

2位 #4保坂 修一選手

3位 #20 勝山 聖選手

という結果に。

1位は、やはり馬場選手。マディーでも速い!

テストの1番時計を3回と、最多で奪取した保坂選手でしたが、

26秒差で、惜しくも2位。26秒縮めるというのは、至難の業かもですが、

うーん、惜しいですねー。

3位は、勝山選手。最近では、少ないですが、大排気量の500EXCです。すごい!

ちなみに、IAクラスは24台出走で、完走が19台。

そのうち、オンタイムでの完走は10台。

オンタイムで走れるライダーは、強いですねー!

IBクラス

1位 #134 尾張 展央選手

2位 #156 島田 優選手

3位 #131 延原 由祐選手

という結果に。

IBクラスは、22台出走で、完走が11台。

オンタイムの完走は、3台のみ。

オンタイムで走り切る事の重要性が表れたIBのリザルトなんですが、

テストタイムでは、3位の延原選手がトップでした。

テストタイムでは、尾張選手は3位なんですが、オンタイムで周回した事で、

ペナルティーなしで、3位から1位へ。

うーん、素晴らしい~!

ルートでの渋滞とかもあったかもなので、

出走順も影響したかもですが、やはりオンタイムで完走する事の

重要性が大事だと改めて感じるリザルトですね。

NAクラス

1位 #309 清川 洋祐選手

2位 #347 樽谷 朋佳選手

3位 #315 河原 廉弥選手

という結果に。

NAクラスは、24台出走で、完走が5台!

オンタイムでの完走者は、ゼロ!

と、広島に続き、かなり厳しいリザルトに。

NBクラス

1位 #448 鈴木 心選手

2位 #462 菊池 里士選手

3位 #412 木村 真太朗選手

という結果に。

NBクラスは、午前中のレースで、ルートも違うのもあり、

ほとんどのライダーが完走で、オンタイムは半分ぐらいといった感じ。

Wクラス

1位 #206 木下 夏芽選手

2位 #200 松本 亜希子選手

3位 #209 山崎 由紀子選手

という結果に。

オンタイムは、木下選手のみ!

さすが、ハードエンデューロも走るライダーですねー。

と、こんな感じのレースでした。

 

いやー、午前のクラスでもオンタイムで走り切ったライダーは素晴らしいと思うし、

何より午後のレースをオンタイムで走ってるライダーも全体から見ると、

少ない訳ですが、

それでも、シッカリ走り切ってるんですよねー。

遅着しならがも、最後まで走り切るライダーも、素晴らしい!

自分はリタイヤしてしまっただけに・・・

規定周回数があり、走り切らなければ、完走出来ないのが、オンタイムレース。

速さだけじゃなく、強さが求められる訳ですね。

うーん、開幕の広島に続き、荒れたレースのDAY1でした。

天気予報は、日曜悪くなかったんですけど、

何か、夜にまた雨みたいなんですよね・・・

どうなる事やら・・・

DAY2へ続く。

 

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