JEC第3戦(Rd4,Rd5)日高2DAYSエンデューロに行ってきました!後編

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

日高2DAYSエンデューロの続きで、レース当日の後編となります。

さぁ、長い戦いが始まるぞっ!

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幸いな事に天候は曇り。

さすがは北海道という事で、朝は肌寒く感じたぐらいでしたね。

さて・・・

前日に受付を済ませていますが、車検は当日派なので、マシンの最終確認。

前日に車検を受けて、マシンをパルクフェルメに入れているライダーも多くいましたね。

前日に車検受ければ、あとはスタート待つだけなので、楽な気もするけど、

やっぱり朝一でエンジンに火を入れてから、パルクに入れたいかなー。自分は。

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ズラーっとマシンが並ぶ光景は、JECならでは。

毎回写真撮るけど、

しっかりと準備をしてきたマシンたちが、走る前にキレイに並べられている、

この雰囲気・・・カッコいいですねー。

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DAY1のタイム設定は、Cタイムでした。

天気もDAY1は持ちそうなんですが、ルートのコンディションが悪いのか、Cタイム。

タイム設定は、AとかBとか事前に考えれていて、

Aタイムが一番タイトなタイムスケジュールという感じ。

当日のコースコンディションで、このタイム設定が決まるので、

Cタイム設定だからといって、楽という訳ではなかったり。

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日高は、1周が長く、スタート後にトラブルが起きれば、その場で自力で

復旧しない限り、リタイヤに直結。

普段のレースなら、1周が30分とか、比較的長いSUGOでも、トラブルの内容によるけど、

パドックまで戻れば、何とかなるけど、

1周が120キロとかの日高では、そうはいかない。

なので、必然的に荷物が増える・・・

特に顔に似合わず心配性な自分は、その傾向が強い。

と、いう訳で少し前に買ってあった測りを持参して、背負う荷物の重さを測ってみる。

工具や水分補給の為のハイドレーションなどが入ったリュックが、4.4キロ。

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リュックだけでは、収まらない荷物をウエストバッグに入れて・・・

こちらが、2.3キロ。

合計で、6.7キロの荷物でした~。

飲み物は飲めば、少しは減るけど、やっぱり重たい・・・

が、まぁ後に役立つ事に。

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ブリーフィングやって、いよいよスタート!

今回も動画を撮影したんですけど、

割とイマイチ動画映えしない感じ・・・だったので、

ダイジェスト的な短いのにギュッと短縮してみました・・・

いきなり、オチという訳ではありませんが、

自分はIAクラスなので、1周走った後に、ショートループの2周目がありましたが、

何と1周目の後半でジュナイトのエクストリームテスト後に、痛恨のパンク・・・

まぁ、ムース履いてない自分が悪いのですが、

あれ~、フラットダートに出たら、リアがフラフラする・・・

先に書いた重たい荷物は、この時の為!

交換用のチューブや道具も一式背負ってるいるので、

その場で修理です。

レース中にパンクは何度か経験していましたが、

パドックに戻ってから修理でしたからね。

あ、過去に日高でムースが外れた事がありましたけど、

ホイール外したのは、今回が初。

焦って交換したところで、おそらく遅着はしてしまうので、

焦らず作業。カメラも回したりして。

動画から切り出し。こんな感じで作業を・・・

何かバイクを立てかけられる木とかないか?探したけど、ジュナイト後のキレイな砂利道で何もない。

なので、ちょうどショベルカーがあったので、ちょっとだけキャタピラに立てかけさせてもらいました。

自分の全身も撮影すれば良かったのですが、

パンクして外したチューブは、上半身にタスキ掛けして、その後走りました~。

その姿を目撃した方からは、なんか担いでたでしょ・・・みたいに言われましたが。

パンクしたのは、ヘビーチューブで、予備のチューブはノーマルチューブ。

これは、使うか分からない荷物なので、なるべくコンパクトかつ軽さを優先して。

ヘビーチューブは、重たいし、小さく折り畳みづらいですから。なので、タスキ掛けです。

次のタイムチェック(TC)で、サポートに来てくれていたBetaチームスタッフに回収してもらいました。

西山ETのテスト前じゃなくて良かったです。ホント。

まぁ、順位はどうあれ、自分の場合は、特に日高に限っては、

とにかく完走はしたい!この1点に尽きますね。

その為の重たい荷物だったりする訳です。

レースの方は、天気は曇りでも、過去一番コンディションが良かったんじゃないかと。

スタートから最初のタイムチェックまでは、区間タイムが80分と、

すごく長いんですけど、ここの区間が最もタイム的には厳しい設定でしたね。

主に砂利の林道という感じでしたが、そこそこペースで走っていたつもりでも、

タイムチェックには、1分前ぐらいに到着と、かなりギリギリ。

さらに、TC1が最初の給油ポイントでしたからね。

テストは、例年通りという感じで、下見ラップなしでタイムを狙っていくのが、

とても難しい。

最初のゲレンデCTは、スタート直後に1度、長い1周を走って、パドックに戻った時に2回目。

そして、ショートループの2周目の最後に、3回目という感じ。

2つ目のテストのミシマETは、1回だけの走行なので、まさに1発勝負!

3つ目の西山ETなんかは、当然大きなミスは許されない。

崖下に落ちてしまったら、そこでレース終了な感じですから。

4つ目のジュナイトXTは、下見でビビった下りも登りも、

いざバイクで行ってみると、とりあえずは問題なく通過できましたね。

速く走れたかは、別だけど・・・

テストは、タイムアタックというのもあり、

集中して走りますから、景色なんかは見てる余裕ないけど

ルートは、場所によるけど、楽しむ余裕もあったり、無かったり。

速度出せそうな砂利道な林道は、オンタイムに間に合わせないと・・・

という意識が強くあって、アベレージ速度が高い分、正直余裕なし。

しかし、狭いウッズにアップダウンが組み合わさるシングルトレイルは、

ザ・お山という感じで、とても楽しい。

町営牧場近辺を走っている時は、視界が開けるポイントなんかもあって、

そこは景色を楽しむ余裕もあったり。

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DAY2に撮った写真ですが、こんな感じで、景色が良いポイントも。

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これもDAY2だけど、タイムチェックでは、ライダー同士のおしゃべりタイムもあったりで、

楽しいひと時。

今回、少し面白い、というか工夫してくれていて、

NA以上のみ、DAY1に2周目のショートループがありました。

(高原荘に戻って来てから、西山のテストを走って、再度高原荘に戻り、最後に高原荘CTを走る)

自分は、ちょっと記憶がないんですけど、昨年は、どうもIAやIBかな?が2周目を終わって、

ラストの高原荘CTを走る際に、承認クラスが1周目のラストの高原荘CTを走るタイミングと、

重なってしまっていたようです。

その為だと思うんですけど、TC4からTC5までの区間タイムが62分と長く取られていました。

この区間は、ほぼ公道を走り、高原荘CTを走り、パドックでの給油等の時間を含むのですが、

それでも20分とか、そのぐらいしか掛からない区間でした。

かなり、長い時間をパドックを過ごし、ライダーの皆さんは暇を持て余すレベルだったかもしれませんね。

先に書いた、承認クラスとのテストでのバッティングを嫌っての対応だと思います。タブン。

自分は、その時間を有効に利用して、

二度目のチューブ交換を・・・

DAY2もあるし、時間に余裕もあったので、車に積んでた、さらに予備のヘビーチューブに、

再度交換して、ノーマルチューブを再度携行する事に。

時間あったので、余裕でしたけど。

ここで、小ネタを一つ。

今回、パンクでチューブ交換をしている訳ですが、

この時に、時間あるんだから、タイヤ交換しちゃえば良くね?

と、お考えのアナタ!

エンデューロ競技規則の21-2-2に、以下のように記載があります。

ライダー本人だけが行える行為

タイヤ交換(ただし各日のスタート前ワーキングエリアと最終のタイムチェック前の

ワーキングエリアでのみ行なうことができる)

と、あります。

つまり、スタート前の朝のワーキングエリアか、もしくは最終タイムチェックとは、すなわちフィニッシュする

タイムチェックの前という事で、つまりDAY1終了間際のワーキングタイムのみ、

タイヤ交換を行えるという事なんですねー。

これは、知ってはいましたが、記憶していませんでした。

今回は、偶然というか、元々タイヤ交換はする気がないので、タイヤ自体持っていなかったのも

ありますが、ルール違反になってしまうので、タイヤ交換しなくて良かったですー。

まぁ、違反がないかチェックするのも難しい内容なんですけどねー。

さらには、普段ならパドックで長時間待つというのは、滅多にない事なので。

ペナルティーリストにも、これに違反した場合の内容は記載がないんですね。

ペナルティーリストも全ての事を書いている訳でもないので、

その場合は、

35-3-31 その他、競技監督の上申に基づき、その軽重により審査委員会が第4章 MFJ裁定規則に基づき罰則を科す

と、書いてありますねー。

その都度、判断する的な感じですね。

さて、話は戻りますが、

無事にショートループも走り終え、DAY1も無事に終了。

朝9時ぐらいにスタートして、ゴールが15時。

ずっと走ってる訳じゃないし、全開走行はテストだけとはいえ、

レース時間が約6時間。

長いような、そうでもないような、不思議な感じですね。

終日雨降ってたりしたら、かなりツラかったと思うけど・・・

DAY1も無事に終わりましたが、

ここ数年毎年かな?遠くカナダから参戦してくれている、

ローレンス ハッキング選手が乗るBetaがトラブルで残念ながらリタイア。

そこで立ち上がったのが、ベータモータージャパンと、ベータライダーたち!

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数人がかりで、トラブルに対応。

レース終了ほどなくしてから、青少年の家の晩御飯のタイムリミットまで、

けっこう時間が掛かりましたが、無事にマシンの復旧に成功!

二日目は、元気に完走してくれたみたいで、良かった良かった。

ちょっと、ここまでの対応は普通出来ないし、やらないかもですが、

海外から参戦してくれてますからね。日本のおもてなし、という事で。

続く、DAY2ですが、

天気予報は、日曜が雨予報だったんですよねー。

まぁ、1日雨降られずに走れれば、ラッキーだな。ぐらいに考えてましたが、

何と、予報は回復!

DAY2も雨に降られずに、走る事が出来ました。

しかも、タイム設定は、DAY1と同じCタイム設定。

たぶん、予報は回復したけど、少しでも雨降ったら、厳しいと判断したのかも。

なので、DAY1と同じという事で、気分的にもリラックスして走る事が出来ましたね。

DAY2は、ショートループも無しで、全クラス1周だし。

コース内容などは、全く同じでしたし、

自分が過去何度も参戦してる日高の中で、結果的にですが、

最もコンディションが良かったような気が。

つまりは、最&高だったという事です。

何だか、書いた内容が無い感じな気もするのですが、

そんな感じの2日間でした。

レース終了後の美しい一コマ。

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北海道のチームの方たちだと思いますが、自分達が使ったパドックをほうきでハキハキ。

もちろん自分達もマット上に散らばった土とか、土のところに返したりしてますが、

大事ですねー。素晴らしい~。

さて、毎回リザルトも少し書いていましたが、

時間も経過してるので、割愛。

あ、一応、ショボい自分のリザルトだけ晒しておくと・・・

DAY1 23位(出走25台、完走23台中)つまり、ビリ!

パンクして、修理した分、遅着したので・・・

テストタイムは、一応ビリじゃなかったんですよ・・・

DAY2 24位(出走24台、完走24台中)

遅着も無し、オンタイムだけど、ビリ。

という、結果でした!

いつもと、大差ないか・・・

ルート上でパンク修理とか、初の経験もしたし、

両日完走したので、良しとしよう。

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帰りのフェリーに乗る前に、美味しいお寿司などもいただき、北海道を満喫できました。

毎度のことながら、運営に携わるスタッフの方たちには、感謝しかありません。

ありがとうございました!

また、来年も来れるように、お仕事頑張っておきます。あ、練習も少しは・・・

 

さて、日高のお話は、これぐらいにして、

すでに最終戦のプラザ阪下2DAYSエンデューロもエントリーが締め切られ、

今月末の開催を待つのみ!となりました。

昇格争いも、有効ポイント制という事で、すでに昇格を決めたライダーもいたりしますが、

やはり最終戦ですから、そこで今シーズンの決着がつく訳です。

中でも、最高峰クラスのIAのシリーズチャンピオンも盛り上がっております。

すでに、そんな内容がアップされています(こちら)が、

ちょっとだけ、書いておきます。

日高終了時点のランキングもMFJサイトにアップされています。(こちら

トップ6は、こんな感じ。

馬場 亮太選手が、日高を参戦していない事で、2戦分ノーポイントで、ランキング上沈んでいて、

釘村選手がランキングトップ!

全戦フルポイント制なら、この見たままな訳ですが、現在は有効ポイント制という事で・・・

実際には、こんな感じ。

最終ラウンド前ですが、全7戦の内、有効5戦となる事から、

現時点ですが、2戦分のワーストを削除した形です。

ランキング上では、2位の渡辺 学選手が、1戦ノーポイントがあるものの、

それ以外、1位と2位しか獲っていない為、何と2位のポイントを切り捨てる状態で、

1位を2回、2位を1回という感じで、実質のポイントリーダーです。

ランキング上では、1位の釘村選手は、2戦切り捨てると、1位が1回、2位が2回で、

実質3番手。

ランキング上では、4位となっていますが、2戦切り捨てるのが、参戦してない日高の2戦分で、

1位が2回、3位が1回で、実質の2番手。

これ見ると、1位が25ポイントで、2位が20ポイントで、その差が5ポイントなんですが、

これがデカイですよね~。

一番有利なのは、学選手で、阪下2DAYSで、どちらかで1位を獲った時点で、チャンピオン決定。

1位をどちらかで獲り、もう1日は仮にリタイアしても、115Pとなります。

学選手が、どちらかで1位を獲った時点で、他の選手のピンピンが阻止されます。

そうなると、馬場選手、釘村選手のどちらかが1位と2位とを二日間でも獲っても、

45Pしか加算されず、逆転出来ない訳ですねー。

可能性は、色々考えられるけど、

釘村選手と馬場選手は、自力チャンピオンを獲得するには、

両日優勝で、ピンピンが不可欠な感じですねー。

しかし、色々考えられる可能性という意味では、

すでにエントリーリストが発表されていますが、

上位争いに絡んできそうなライダー達が・・・

#4 飯塚 翼選手 今年はモトクロスに専念してたみたいで、久しぶり。

#10 田中 教世選手 過去に1位をGETしてますし、実力はご存知の通り。

#49 馬場 大貴選手 クロカンチャンピオンにして、亮太選手の兄!

さらに、MXIAが数名・・・

表彰台に絡んで来る可能性が高いですよねー。

楽しみですねー。

阪下ですからねー。出なくても観戦でも、十分楽しめそうですよ~。

ぜひ、お時間ある方は、観に来てくださいね!

そういえば、自分も同じクラスなんですけどね・・・

エントリーリストが更新される前は、エントリー少なくて、

おー!もしかして、ポイント狙えるかも?と、思ったら、

IAクラスだけで、30名もエントリーあるじゃないの。

まぁ、エントリーが多い事は、良い事ですから・・・

ワンチャンあるんじゃ・・・と期待したのが、恥ずかしい。

そんなアホな話は、さておき、

あまり、まとまりが無かったかもですが、

日高のレポートと、最終戦のお話でした。

では、阪下でお会いしましょう!

おしまい。

 

 

 

 

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