JEC開幕戦 広島大会レポート!前編
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
前回のブログで書きましたが、開幕戦の広島大会に行って来ました!
昨年は最終戦のルスツをお休みしたのもあるので、
遠征自体、けっこう久しぶりでした。
今回、現地に行くけど、レースに出ない。
天気は気になるけど、なんだか気が楽でしたねー。
現地に到着して、お世話になるベータパドックも完成。
当初の天気予報では、前日土曜も雨でしたが、
朝には雨が止んでくれて良かったですが、足元悪いのは変わらず。
さて・・・
少しウダウダしてから、テストの下見に。
自分は走らないけど、お客さんがエントリーしてるので、
もちろん一緒に下見です。
コースマップ単体でプリントアウトした物を配布してくれてました。
裏面は、タイム表になっていました。
今回、タイム設定は1種類でしたね。
A、Bとか、タイム表がある場合は、コンディション次第で、どっちかになる訳ですが、
それが分かるのは、レース当日の朝。
タイム設定が1種類だと、楽チンです。
しびれるタイム設定のオンタイム完走者が少ないレースも、たまには良いですけどねー。
タイム設定は、全クラス共通で、
1周目が38分。
2周目以降が、34分。
IA、IB以上がルート分岐で長い方を走り、
それ以外のクラスはショートカットとする事で、
タイム設定は同じだけど、走る距離、難易度を調整している感じですね。
周回数は、
IA 8周
IB 7周
NA 6周
NB、W 5周
と、いう感じ。
テストに向かって移動中。
こうやって、遠目に見てると、コンディション良さそうに見えるんですが・・・
テスト1のスタートエリアは、グチョグチョでした。
テスト1は、距離が長くテージャス山周辺と、後半はモトクロスコースを走る感じで、
雰囲気的には、こっちがエンデューロテストかな?という感じ。
関東の土質とは、少し違う?感じのテージャス。
ドライだと、カチカチだけど、
雨降ると、ヌチャヌチャで、粘土みたいにまとわりつく。ちょっとサンドっぽい感じもある。
勝沼とか成田とかも雨降るとめっちゃ滑るけど、違うんですよねー。
少しサンドっぽいのもあるので、乾くのもけっこう早いのが特徴かな?
これ以上降らなければ、レース後半はドライかも。
今走ると、めっちゃ滑りそうな感じ。
大まかには、昨年とテストも似てるけど、
レイアウトは変えてくれてるので、
部分的に去年の逆走とか、工夫されてる。
石垣横の沢っぽいところ。
今までは、この石垣を右に見て走った事しかない気がするけど、
今回は、逆走な感じで石垣を左に見て走る。
テスト1の後半は、モトクロスコース。
画像じゃ分かりにくいけど、ステップアップのような、
登りながらのフープスというのか、
4連?5連?みたいな感じ。
Uターンなコーナー直後なのと、
あまり尖ってないので、スピードが無いと飛べない感じ?
キレイに飛ぶのと、そうじゃないのは、タイム差出そうです。
自分だと飛べそうもない。そもそも出ないけど。
テスト終盤には、グチャグチャなエリアも。
以前も、この辺かな?グチョグチョの事ありましたねー。
安パイでアウト行くのか?
インベタも進入自体は悪くないけど、登りながら向き変えないといけない。
うーん、どうかな?
お昼を挟んで、テスト2も下見。
こちらは、距離が断然短い。
コーナーと直線の組み合わせで、難しいところは無いものの、
シンプルなだけにタイム詰めていくのが難しそう。
短いだけに、あっという間にテスト2は下見終了。
やるべき事も終わったので、パドックうろうろタイム。
#2釘村選手のマシン。
昨年のRR200から、300㏄にマシンをスイッチ。
HGSのチャンバーとノリフミサイレンサーの組み合わせ。
今年は、チャンピオン奪回なるか?
お隣は、ガミーこと、#9大神選手。
こちらは、250㏄かな?
釘村選手とおそろいのチームデカール。
シングルフィッシュは常連な感じなだけに、もう一段階上に届くと良いねー。
若手育成や、各地でスクールとか頑張ってます。
こちらは、ツバッチこと、#3飯塚 翼選手のマシン。
今までのシェルコからマシンをスイッチして、
黒い外装でパッと見、分かりにくいけど、
CRRF250Rですねー。
Xじゃなくて、Rみたいです。リアはもちろん18インチに変更されてるけど。
シンプルだけど、カッチョイイです。
マシンのデカールやチーム名にも入ってる、
三恵技研工業というのが、飯塚選手のお勤め先で、
車両メーカーのマフラーなどを作っている会社との事。
そこで、テストライダーなんかもやっているようです。
会社自体も飯塚選手のレース活動に理解があるようで、応援してくれてるみたい。
日本だと、なかなかエンデューロでプロライダーというのは難しい環境だけど、
数少ないレース活動と仕事がリンクしてるライダーなんじゃないかな?
会社もライダーも素晴らしいねー。
そのお隣は、昨年IAルーキーでいきなり、ランキング5位と活躍の
#5酢崎 友哉選手のマシン。
酢崎選手もこれまでのカワサキからマシンをYZ250Xにスイッチ。
なんか、2ストのイメージが無いんだけど、
本人的には、2スト大好きで、排気音がテンション上がるそうな。
前が青で、後ろが白といのは、純正でもあるデザインだけど、
その逆で、前が白で、後ろが青。
流行りのキラキラデカール。
でも、ちゃんとゼッケンはキラキラしてない。
今年は表彰台に登ってくるかなー?
NMP Racing 成田モトクロスパークレーシングの略らしい。
テントもカッコいいね。
そして、チャンピオンの#1馬場 亮太選手のマシン。
こちらもYZ250FXから、YZ125Xにスイッチ。
小排気量の部類ですよねー。
自分は、125が好きなんで、馬場選手が、125で、どんな走りをするのか?
気になりますねー。
トップライダーとしては、珍しい?
タイヤのサポートを受けていないみたいで、好きなタイヤを履いてるようです。
フロントは、ブリジストンのE50を装着。
リアは、IRCのGX20を装着していました。
サポートじゃないだけに、そのチョイスが余計気になりますねー。
お隣は、#8内山 裕太郎選手。
言わずもがなのベテランライダー。
レース準備もレース中も余裕がある感じ。
でも、ランキング8位。すごいですねー。
こちらは、IAルーキーの#30世利選手のマシン。
CRF250RXだけど、燃料タンクがR用のチタンタンクで、Rルック。
ゴールドリムもカッコいい。
日の丸デザインなのかな?
同じチームの#39後藤選手。
ダンロップさんもレース会場でタイヤチェックのようです。
今年は、毎年恒例のIAライダー写真撮影が前日土曜日にも行われたので、
レース当日バタバタしたくないのか、ほとんどのライダーが撮影してたかな?
こちらもIAルーキーな#33金田選手。
マシンは、RR2T200Racing。活躍に期待ですね。
トップ昇格を果たした、同じくIAルーキーな#29向坊選手は、
大学の卒業式らしく、会場入りが遅かったようで、キャッチ出来ず。
バイクショップ仲間な、和田屋さん。
ド派手なFXですねー。
赤色に拘りで、ヘッドカバーが赤い。まぁ、これはある。
チラっとしか見えないけど、ラジエターガードも設定のない赤色
反対側のジェネレーターカバーのプラグとかも赤色。
FフォークにつけてるSSPも赤色。(これはもともと赤だけど)
近くで見ると、柄は和風なテイスト。
拘り、満載です。
と、そんな感じのパドック散歩でした。
スカっとは晴れなかったけど、
日曜日は天気良さそうだから、どんどんタイムが縮むレース展開が予想されます。
どんな戦いになるのか?
レース当日の後編へ続く。