JEC開幕戦 広島大会レポート!後編

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

JEC開幕戦の広島大会、レース当日です。

天気予報では、晴れなんですが、めっちゃ霧です。

何なら、水滴?目で見えそうなぐらい。

そして、寒い。最低気温が0℃とかでしたし。

さて・・・

今回、久しぶり?でもないかな?車中泊。

レースに出ないので、緊張感ないというか、朝ものんびり。

前日にバッチリ準備出来ていれば、ノンビリですけど、

そうでもない人も。

キュルキュルキュル、クランキングの音がすれども、エンジン掛からないとか。

まぁ、何とかなってましたけど。

そして、みんな車検へ。

開幕戦という事もあり、レース仲間たちと久しぶり再会。

お、マシンが変わってるぞ!なんて方たちも。

このお二人がいる限り、年齢は言い訳になりませんね。

パルクフェルメにマシンが集結。良いねー。

レース前のブリーフィング。

ヌートバー参上!ではなく、今年からJECの選手会長をやる釘村選手のご挨拶。

ご意見やご要望なんかは、釘村選手に伝えるのも良し。

やる気満々ですから。

この後、少し時間をいただいて、自分もご挨拶をさせていただきました。

JEC経由でたくさんのご支援をいただいてしまいましたからね。

体が問題なしで、元気な姿を見せること、

そして、お礼を伝えさせていただく。

今回広島に来た理由の半分以上は、このご挨拶が目的。

まぁ、そんな話はさておき。

オフロードブームだからか、

国内からもオフロードウエアの波の予感。

チャンピオンの馬場選手が着てるのは、ダートフリークのDFGブランドの新作。

そして、内山選手が着てるのは、クシタニのウエア。

他にもゴールドウインとか、まだこれからなんでしょうけど、

楽しみですねー。

続々とライダーがパルクイン。

続々とライダーたちがスタート!

今回は、1組4名と、少し窮屈な感じだけど、

1周の周長が短いと数珠繋ぎになってしまって、

場合によっては、IAがWやNBにテストで追いつく事も考えられます。

タイム表みたら、100名超のエントリーで、

4人1組で、27組。

これが、3名1組にしたら、34組ぐらいになる。

タイム設定が34分なんだから、やっぱり厳しいですよねー。

その辺も考慮されてますね。

スタートしていくライダーたちを見送っていたら、

ちょっと久しぶりなラッキーさんに遭遇。

巷で話題?なハムチューブ。

自転車なんかでは、すでに使われてるみたいですけど、

めっちゃ軽量なチューブらしい。

通常のチューブと比べても、とても強度?がある材質で、それでいて軽い。

トラ車や、ハードエンデューロでは有効かも・・・

色々テストをしてるみたいですねー。面白いねー。

 

と、いう訳で、レース開始。

今回、レース中の動画は、チャンピオン馬場選手と釘村選手にお願いして、

カメラを装着してもらいました。

レース中のパドックは自分が少し撮影。

カメラの台数が増えたので、色々撮影していますが、

編集などを、JECのプロモーション動画とかを作ってくれてる方が

やってくれるので、動画の公開までは、少し時間掛かるかなー。

会場でデータ渡してしまっているので、自分も見てない。

という訳で、動画はしばらくお待ちを。

 

Go-Proを車体に装着してるけど、

自分のマシンじゃないし、事前に撮影のテストを出来てる訳でもない。

それでいて、IAのトップライダーだから、

カメラが動いちゃって、テストタイムに影響があったら良くない訳です。

今回は、自分が出てないので、ライダーがパドックに戻ってきたら、

釘村選手のカメラをチェック、少し離れたヤマハピットで馬場選手のカメラもチェック。

パドックの様子を少し撮影したり。

せっかくだから、パドックから近いテストも撮影しようと、

テストに行って撮影してたら、テスト終わったら、すぐパドックみたいで、

今度はパドックにダッシュ。

これは、とても疲れたので、テストの撮影は断念。

最初の1周目は38分のタイム設定で、これはかなりタイム余り。

2周目以降は34分だけど、これも10分以上余る。

つまり、20分ちょいでライダーがパドックに戻ってくるので、

意外とサポート組は忙しかったかもですね。

 

レースの方は、釘村選手が身近にいるので、

ついついIAのトップ争いばかりに目がいきがち。

というか、それしかチェック出来ませんでしたねー。

チャンピオン馬場選手と釘村選手の一騎打ち!

1年ぶり参戦の田中教世(タカセ)選手が、どのぐらい絡んでくるか?

なんて思っていました。

大変失礼しました。

計測一発目に、テスト1で、いきなり田中選手がトップタイム。

しかも、釘村選手に3秒差、馬場選手には8秒差。

マジかー?

序盤のタイム差は、終盤で影響するぞー。

テスト2は、釘村選手が1番時計をゲットだけど、

1秒以内で田中選手と馬場選手。

パドックで釘村選手にタイム差を伝えると、マジかー?という感じ。

しかし、そこはトップライダー。

一段ギア上げたのか、次の周はテスト1、テスト2ともに

釘村選手がトップタイムをマーク。

でも、両テストとも2秒以内に田中選手と馬場選手。

ここからは、テストごとに順番を入れ替える激熱バトル。

しかも、コンディションが、どんどん良くなっていく。

パドックにいても、すごく暖かい日差しでしたし。

そんな訳で周回を重ねるごとにテストタイムが縮まる。

しかし、徐々に馬場選手が遅れ始める。

と、言っても1番時計をゲットしてる周回もある。

その差は、数秒といった感じだけど、

残り周回数を考えると、かなり厳しい状況へ。

そして、いよいよ田中選手と釘村選手の一騎打ち。田中選手が少しリード。

どうも、テスト1は田中選手が速く、テスト2は釘村選手が速いみたい。

それを踏まえた上で、釘村選手がテスト1を攻めていく事で、

田中選手のタイムに迫りつつ、

テスト2で、さらにタイムを詰めていく。

数秒の差なんですが、なかなか追いつかない。

そして、いよいよ最終周へ。

そのタイム差2秒ちょっと。

釘村選手が集中してるのが、見てて分かる。

そして、ここにきて、テスト1で2秒もテストタイムを削る!

一方の田中選手も、ミスらず、それまでのベストタイムと変わらずのタイム。

それでも100分の3秒、田中選手が上回る。

テスト1でタイム差が出なかった事で、勝負はテスト2次第という感じ。

テスト2は、それまでのタイム差を見てると、だいたい2秒ぐらい釘村選手の方が

タイムが良かったんですねー。

そして、さらに釘村選手はテスト2でも、ベストタイム更新!

ベータパドックでは、ファンファーレが鳴った気がした。

それまでの田中選手のタイムからして、ベストタイムを1秒、2秒縮めても、

釘村選手の勝ちだ、そう思ってました。

がっ!

なんと!

田中選手は、ラストのラストにいきなりスーパータイムを叩き出す。

3秒半ぐらい縮めて、

釘村選手と100分の4秒差のタイムを出す。

まじかー!

文章だけだと伝わりづらいけど、

ハラハラの勝負は、田中選手に軍配が上がりました。

 

そんなリザルトですが、

見てるでしょうけど、off1のジャンキー稲垣さんのレポートがこちら。

そして、公式リザルトは、こちら。

 

一応、ざっくり見ていきましょう!

IAクラス

という、感じ。

田中選手は、JEC初優勝でしたね。おめでとうございます!

勝ち逃げは、ダメだ!と、誰かも言ってましたよー。

1DAY開催なら、出れるかも?と言ってたので、次回参戦もお待ちしております。

IAトップ3のテストタイムは、異次元。

テスト1は、4分50秒を切り、テスト2も2分10秒切ってますからね。

その壁は、トップ3のみが切ってる領域です。

4、5、6位は、若手がズラリ。素晴らしいねー。

全員成田育ちか・・・

 

IBクラス

接戦のIBクラスを制したのは、#104 森 慎太郎 選手。

2位の#101 星野 利康 選手とは、0.77秒差!と、超僅差。

3位は、#105 池田 幸治 選手。

3人とも、というか、参戦してるライダーの大半は知り合いなんだけど、

表彰台とか登ってる姿見ると、嬉しいけど、羨ましい気持ちも。

IBルーキーとしては、#138 山中選手が6位という感じで、

昇格争いに名乗りを上げた感じかな?

まぁ、しかし今年は有効ポイント制。

まだまだ、これからが勝負ですね。

 

続いては、NAクラス。

1位は、#359 加藤 浩介 選手。おめでとうございます!

2位に33秒差ですから、かなりのぶっちぎり。

それもそのはず。加藤選手は、JNCCでは、AAクラスですからね。

 

お次は、NBクラス。

1位は、#446 佐古田 翔太 選手。おめでとうございます!

佐古田選手は、釘村選手のオンタイム体験会に参加して、JECに初参戦と言ってましたね。

もう、オンタイムにハマってしまったかな~?

 

最後は、Wクラス。

1位は、#201 保坂 明日那 選手。おめでとうございます!

今年から、Wクラスのライダーは、NBクラスにもwエントリー可能です。

Wクラスに参戦しつつ、NBで、どのぐらいか?

女性ライダーのチャレンジをお待ちしておりますよ。

 

と、こんな感じの広島大会でした。

動画もまだだし、走った感想もないので、

イメージ掴みにくいかもですけど、

最終的には、コンディションも良く、スピード勝負なレースだったかな?

 

次回は、4月29日(土)、30日(日)の日程で、

宮城県のSUGOで開催。

村田SUGO2DSYSエンデューロですね。

すでに、エントリーも開始されています。

と、いうか4月3日までで、あまり時間がありませんよー。

詳しくは、こちら。

広島では、承認クラスがありませんでしたが、

SUGOは承認クラスも募集ありますよ。

なんだか、SUGO恒例なエクストリームテストが無い?

昨年は無かったファイナルクロスが復活?

それと、4月以降の大会ですから、

ライセンスの更新が必要です。お忘れなく!

広島は参戦できませんでしたが、SUGOはエントリーするぞ。

SUGOでお会いしましょう。

おしまい。

 

 

 

 

 

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