日高2DAYSエンデューロ参戦レポート後編!
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
日高のお話も後編。
DAY1とDAY2に分けて書くつもりでしたが、
書いている内に内容がごちゃ混ぜになってしまったので、
前編と後編という形に変更しました。
前編は、主にコース全体のご紹介でしたが、
後編は、それ以外の事を少し書いていきましょう。
これはDAY2の朝。
最高です。
さて・・・
今回はDAY1もDAY2も走るコースの内容は同じでした。
両日というか、前日の金曜日から雨に一度も降られなかったという、
今回参加された方たちは、ラッキーでしたね。
DAY1に続き、DAY2も同じくBタイムでのタイム設定となりました。
DAY1でコースの長さ、タイムチェックの余り具合、
気をつけないといけないポイントなど把握しているのもあって、
DAY2の方が楽に感じたのではないでしょうか?
自分は、両日オンタイムで大きなトラブルも無く、
無事に完走する事ができましたが、
なかなかに厳しい戦いになった方も、また多くいた感じです。
その原因は、やっぱり沢でしたね。
1周が、とても長い設定となった今回ですが、
距離が伸びた分については、主に林道区間ですね。
天候に助けられたので、走り易い砂利道となる林道区間は、
難しいという事はなく、スムーズに走れる感じでした。
雨が降ったり、マディーだと至る所が難所になったかもしれませんが、
難しい難所は今回についていえば、数箇所でした。
しかし、沢については昨年同様の長さだったと思いますが、
今年は少し大き目な石が埋まっていた感じでした。
そのため、沢で転倒してしまい水没した方が多い印象でした。
どうしても水没してしまうと、復旧に時間が掛かりますからね。
タイム設定に少し余裕があったとしても、
水没の復旧をしていては、遅着する可能性がとても上がります。
そういう意味で、厳しい戦い、または悔しい思いをした方も少なからず、
いた感じでしたね。
リザルトについては、すでにご存知だと思いますが、
さすがに!といった所ですが、
ショートループとはいえ、2周走るNA以上のクラスでは、
オンタイム完走者が多く、ペナルティーを受けているライダーは少な目。
NBクラスなどからは、遅着のペナルティーを受けているライダーが
チラホラ出てきます。
20分、30分と大きなペナルティーを受けているのは、
おそらくですが、水没をして、その復旧に時間が
掛かったのではないでしょうか?
ウイメンズクラスは、
DAY1ではオンタイムでの完走はカナダから参戦の
レクシィー選手のみで、他のライダーは全員ペナルティーを
もらってしまっていますね。
おそらくこれも、水没でしょうけど・・・
これ自分がDAY1終わってから、
パドックをウロウロしていた時の様子。
今思うと、だいぶ時間に遅れてしまっていたようでしたね。
こちらも、同じくDAY1の時。
タイヤ交換やってるやってる!と写真を撮りました。
すごい余裕で作業してるな。さすが!と思ったのですが、
残念ながらタイムオーバーだったので、翌日に向けてシッカリ整備していたようでした。
今回は地震の影響が残る期間での開催という事もあり、
参戦を予定していたが、見送ったライダーも多数いまいたね。
もちろん、その中にはランキング上位のライダーもいましたが、
結果は・・・
正式リザルトは、先の公式な物を見ていただくとして、
それを見た上で少し書いていきましょう。
IAクラスは、両日ともピンピンで#6前橋選手が優勝。
昨年に続き、日高での強さを発揮しましたね。
日高前の富山終了時点でランキング上位だった選手のうち、
#2鈴木健二選手はセローで参戦し、過去の日高では好成績を収めてるだけに
期待されていましたが、DAY1で痛恨の崖落ち・・・
DAY1をノーポイントで終えてしまいました。
それでも、DAY2は、並み居るレーサーを抑え5位という結果。
同じく、上位だった#28ワタライ選手も今回はKLX250で参戦。
慣れないマシンとあってか、タイムを伸ばす事が出来ず、
16位、15位とポイントを伸ばす事が出来ず。
ランキング上位陣のライダーが参戦をキャンセルした事で、
ランキングは大幅に動きましたね。
IAクラス
1位 #6 前橋孝洋 選手 95P
2位 #2 鈴木健二 選手 88P
3位 #8 太田幸仁 選手 80P
4位 #5 内山裕太郎 選手 76P
5位 #1 釘村忠 選手 69P
最終戦となるSUGOの2戦を残して、こんな状況。
ディフェンディングチャンピオンの釘村選手は、かなり厳しい状況に。
日高でのポイントで一気にランキングトップに前橋選手が踊り出る結果。
それでも、健二カントクが現在2位ですが、有利といった感じでしょうかね。
仮に健二カントクがSUGOでピンピンとなった場合、
前橋選手は2位/2位になれば、チャンピオン獲得という感じ。
上位ライダーがSUGOは出てくるでしょうから、
なかなかに厳しいハードルですけど・・・
IBクラスは、若手の活躍が目覚ましいですね。
IBクラスも両日ピンピンで決めたのは、
#94斉藤選手。
開幕となった広島こそ、順位を少し落としていましたが、
その後の富山、日高と4戦連続優勝。
両日2位となったのは、#99保坂選手。
両日3位は、#100飯塚選手。
この二人は若いですからねー。
しかし、このIB上位の3名はタイムで比較すると、
IAの中でも5番以内という感じ。
ランキングもそのまま、この3人がトップ3となります。
1位 #94 齋藤祐太郎 選手 118P
2位 #99 保坂修一(よしかず)選手 113P
3位 #100 飯塚翼 選手 82P
4位 #95 赤堀吉功 選手 82P
という感じ。
3位の飯塚選手は富山のDAY1をマシントラブルだったかな?
ノーポイントなんですよね。
なので、4位の赤堀選手と同ポイント。
最終戦のSUGOも2DAYSですから、IA昇格争いも熱いですね。
ちなみに、自分は全戦参戦でせっせとポイントを稼ぎ、
現在ランキング7位です。
IA昇格争いには、まだ遠いですね・・・
続いて、NAクラス。
NAクラスは接戦といった感じでDAY1、DAY2で順位が
けっこう入れ替わっていましたね。
総合で見てみると、
1位 #208 西川輝彦 選手(3位/3位) ランキング11位 40P
2位 #206 松井航 選手(4位/1位) ランキング2位 89P
3位 #205 島田信吾 選手(1位/6位) ランキング10位 40P
4位 #204 橋口元 選手(2位/5位) ランキング1位 92P
5位 #207 今野保幸 選手(8位/2位) ランキング3位 85P
6位 #209 野頭勝敏 選手(5位/4位) ランキング13位 34P
という感じ。
ランキング上では、上位3人が手堅くポイントを獲得してる感じですが、
ランキング4位 #201 中島卓裕 選手 72P
ランキング5位 #239 菅谷栄美 選手 72P
ランキング6位 #215 小島竹輝 選手 55P
全日本からのNA→IB昇格は5人ですからね。
今回も日高から参戦と思われる
西川選手や島田選手、野頭選手などは、SUGOの結果次第では、
昇格争いに飛び込んで来る可能性もありますねー。
なかなかに熾烈です。
そして、NBクラス。
今回は最もエントリーが多いクラスですね。
しかし、その激戦を制したのは・・・
1位 #307 青木孝平 選手(1位/1位)ランキング 1位 114P
2位 #382 田村 公邦 選手(2位/2位)ランキング 3位 75P
3位 #435 柴沼 貴幸 選手(3位/5位)ランキング 8位 36P
4位 #385 坂口 智洋 選手(5位/3位)ランキング 6位 54P
5位 #314 中村裕 選手(4位/4位)ランキング 4位 71P
6位 #355 鈴木 隆 選手(6位/7位)ランキング 11位 29P
と言う感じ。
こちらNB→NAクラスへの昇格は、
全日本だとランキング8位まで。
ランキングトップの青木選手は、すでに確定ですね。
それ以外は、最終戦次第で、20位ぐらいまではダンゴ状態ですから、
まだまだチャンスがある感じの方が多いですね。
最後にウイメンズクラス。
1位 #157 レクシィー選手(1位/1位)
2位 #160 高見 智代 選手(2位/4位)ランキング6位 40P
3位 #152 近藤 香織 選手(3位/3位)ランキング1位 105P
4位 #162 飯田 恵子 選手(4位/6位)ランキング7位 31P
といった感じ。
#154 菅原聖子 選手 ランキング2位 83P
#153 増田まみ 選手 ランキング3位 80P(訂正リザルトにより)
チャンピオン争いは、近藤選手がかなり有利な状況と言えますね。
全日本でのシリーズ戦とは別に、
今度10月12日~14日の日程で開催される
FIMエンデューロ世界選手権のドイツGPにて併催される
ウイメンズエンデューロに
#153 増田 まみ選手
#154 菅原 聖子選手
上記の2名がウイメンズ委員会からの招待を受け参戦するとの事!
世界戦ですよ。すごいですね。
ISDEもあるし、ウイメンズライダーの活躍に
最終戦のSUGOもあるし、今後も楽しみですねー。
と、まぁこんな感じで晴天が続き、
最高だった日高ですが、
今年もファイナルクロスが行われなかったので、
DAY2は比較的早い時間でレースが終了となりました。
ファイナルクロスが無い代わりではありませんが、
ビンテージモトクロスのイベントなんかも行われるのが日高。
全然年式とか分からないのですが、
往年のマシン達が元気に走り回ってました。
というか、めっちゃ速かったですね・・・
最後の表彰式も参加した方が良いのは、
分かっているのですが、その日の内にフェリーに乗って
帰路につきます関係で、
少しだけ早く撤収させていただきました。
(初参戦のお客様もいたので、美味しい物食べに行ったのですけど)
日高からの帰り道。
本当は、もっと明るい空のはずですが、
イマイチ・・・
綺麗な夕陽が牧場にいるお馬さん達を照らしていた感じ?
ちなみに、往きのフェリーの事を書きましたが、
帰りは、苫小牧から帰ります。
苫小牧→大洗が関東組だとポピュラーですが、
苫小牧→仙台を今回は選択。
出航時刻は同じで19時ぐらいです。
でも、当然近い仙台の方が早く到着して、
翌日、今回だと9月17日(月)の午前10時ぐらには仙台着になります。
大洗までフェリーに乗っているより、
先に着く仙台から車を走らせる方が神奈川とかの場合ですが、
早く家に到着できますね。
車で走る時間が長い分、高速代やガソリン代が高くつきますが、
3連休で高速も休日が割引が効くし、
そもそもフェリーの運賃自体が仙台の方が安く、
トータルコストでは、苫小牧→仙台の方がコストは良いです。
でも、レース後にフェリーで休めるとはいえ、
最後に長距離ドライブになりますけどね。
まぁ、西日本から参戦される方達に比べてしまうと、
楽なんでしょうけど。
ちなみに・・・
過去ですが、表彰式に出てもフェリーには間に合いました。ギリギリ・・・
お土産をたくさん買い込んで、
いざ、フェリーに。
今年も終わったなぁー感がMAXになる時ですね。
準備から、会場に向かうまで、
あんなに長く感じたのに、終わってしまうと、
毎年あっという間ですね。
一緒に参戦した、今回初日高のお客様も、
「日高一度は出た方がいいよ!」とよく言われたし、聞くけど、
その通りだね!と言ってました。
今回は、自分も初経験といえる超最高の天候続きでしたが、
雨なら雨で、苦しく厳しい日高になる訳ですが、
そういうのも思い出になりますからね。
来年はどうなるかなー?
まだまだ先ですが、興味のある方は、
少し早目から準備したり、参戦経験のある方に
相談してみると良いと思いますよ!
もちろん、ウブカタジャパンでもサポートしますけど。
以上、日高のレポートでした。
日高参戦への、まず第一歩。
JECライツは、今度10月14日(日)に
千葉県の成田MXパークにて開催。
現在エントリー募集中!
前日13日(土)には、好評のスクール、
Muc-offエンデューロアカデミーも開催されます。
エントリー締め切りは10月8日(月)まで。
あ、明日だった。
でも、間に合いますからねー。
おしまい。