JEC開幕戦 広島大会 前編!
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
先日開催されたJECの開幕戦となる広島大会に行ってきました!
その様子をお届けします。
いつも通りの自分の参戦記みたいな内容ですけど。
ここ何年も毎年訪れている広島大会の舞台となるテージャスランチ。
毎回思うけど、日本じゃないみたいですよねー。(海外ほとんど行った事ないけど)
関東や東北からすると、ちょっと(じゃないか)遠いけど、最高です。(晴れてるとなお!)
さて・・・
広島大会は1DAYの大会ですが、
レース当日に会場入りしてのレースは、キツ過ぎるので、
やはり前日となる土曜日入り。
金曜の夜中というか、土曜の早朝に出発して現地目指す。
という方が多かった事でしょう。
直前の天気予報では、土曜の昼頃から日曜の朝方に掛けて雨予報。
なので、現地に到着してパドックの準備をだいたい終わらせ、
雨が降る前に早速下見へGO!
桜が咲いているかと思いきや、今年は暖かかったからか、
すでに桜は散ってましたね。
このお花なんだろうか・・・
ちょっと、それっぽく撮ってみたけど、センスないですね。
テストの入口に到着。
今年のテストは1箇所で、パドックに近いグラストラックなエリアや、
モトクロスコース、沢のエリアなんかを使っての場所となりました。
何年か前も同じようなエリアを使っていますが、
コースの取り方や、コンディションも異なりますから、やっぱり違いますね。
2018tejas_coursemapちなみ、これが今回のコースマップ。
下見は先にテストから始めましたが、
実際にはスタートしてから前半はルートを走行し、
後半がテストという感じ。
テストが終わると、すぐにパドックでしたね。
ここの所、広島もまとまった雨が降っていなかったんでしょうね。
どこもかしも、カチカチパンパンです。
もう、これからレース始めちゃってよ・・・と、思った方も多いでしょう。
どうせ、濡れたら滑るんだろ~。
そう、思うと色々な所が難しく見えるのが心理ですね。
本来なら、タイムアタックとなるテストの下見ですから、
こっちの方が速く走れるな、なんて考えながら下見する訳ですが、
まずは、ハマらない、難しくない、確実な、そんな目線で下見してしまいますね。
とは言え、テストですから、渋滞するような難所はないので、
サクっと下見完了。
毎年の事ですが、広島はルートが肝心!という事で、
天気も何とか持ってくれているので、ルートも下見。
エラソーな事を言ってますが、この時点で、ちゃんとコースマップを
見ていませんでした。
コーステープは、すでに張ってあったのですが、
鹿さんが通過したり、風などの影響や、
天候を考慮してコース変更を考えているのか、
所々コーステープが切れてましたが、下見を続けます。
そう、ちゃんとチェックしてなかったのでルート上に分岐あると
考えていませんでした・・・
なので一緒に下見したNBライダーには、悪い事してしまいました。
走らないのに、ビビらせたかもしれないし。
と思ったけど、コースマップにはルート分岐書いてなかったですね。
分岐無かったら、かなり厳しかったかな?
ルートの登り。
今思えば、ここはIA、IBルートでした。
長いなぁー、掘れてるなー、濡れたら滑りそうだー、
実際に走ったら、一段高い右側のラインに乗せやすかったので、
そう難しくなかったですが、下見では、とりあえずビビります。
かなり時間掛かりましたが、下見完了。
自分はIBですが、これを8周か・・・
長靴で下見しましたが、足の裏の皮がむけそうで痛かったです。
テージャスは、お山な感じのコースですが、
先日、東日本エリア戦を開催した日野オフロードカントリーとは、また違うお山感。
細かいアップダウンが多いけど、いわゆるヒルクライム的な斜度と長さは無いかな?
フカフカの土という感じよりは、カチカチでツルツルな感じでしょうか。
そして、けっこう石が埋まっていますね。
そして、ラインが広い!
今回は特にラインを解放している感じで、
多少前走者が詰まっていたとしても、他に行けるラインが必ずある。
そんな感じ。
腕がないと行けないラインも多いですが。
それと、ラインはいっぱいあるけど、入っちゃマズイなぁーというも
いっぱいある感じ。
そういう意味でも下見、またはレース中に他のライダーが走るラインを
良く観察する事も大事なポイントです。
自分たちは、だいぶ早く会場入りしたので、下見を終えると、
たくさんのライダーが会場入りしていました。
そして、パドックも本格的に作成。
Betaパドックも完成です。
ライダー増えましたねー。
下見もパドック作りも終えたので、ちょっと偵察がてらのパドック散歩。
今年からJECのスポンサーになっていただいたRED SEED OILの
サポートを受けて走るIA#7 田中教世選手のパドック発見。
昨年のマシンはカワサキでしたが、今季からホンダにスイッチ。
マシンも新型のCR250Rをエンデューロ仕様にモディファイしての参戦のようです。
カッチョイイですねー。
お、エキゾーストが変更されていますね。
テックサーフ製のようです。
大型のロードバイクなどのイメージが強いメーカーですね。
でも、これは一品物かな?
色々と要望に応えてくれて、なんてメカニックの肥後さんがおっしゃっていましたが、
ステーも溶接タイプでしたね。
最近だと、レゾネーターなんて言うんでしたっけ?
膨張室みたいのもあります。最近ではノーマルでも装着されてますね。
GETも装着されていました。
ダイヤルでインジェクションや点火もかな?セッティングを変更できるやつですね。
CRF用は出たばかりだった気が。
セカンドインジェクションなどは間に合わなかったみたいですね。
サスペンションも前後とも変更されているようですね。
ディスクローターもBRAKINGのオーバーサイズでバッドフライだったかな?
効きそうですねー。
リアショックもカッコイイ。
サイドスタンドも装備。
リアももちろん18インチに変更で、
リアのローターも変更されています。
マシン造りにも力が入っていますねー。楽しみです。
ハスクバーナテント。
横幕もつけて、雨対策バッチリな感じ。
ハスクバーナ東名横浜が主体のチームかな。
ホンダ系のチームのテント。
お、チャンピオンマシン発見。
IAチャンピオンの#1 釘村選手のマシン。
マシンは、昨年同様のCRF450RX。
足回りなど変更しているようです。
コレを書いていてい気づきましたが、
燃料タンクはRの物を使っているみたいですね。
給油できるから、タンク小さくても平気ですもんね。
どうりで、シュッとした感じだなと思いました。
ヤマハテント。
やっぱり台数多いですねー。
優勝候補の一人、IA#2 鈴木健二選手のマシン。
健二さんの場合、マシンチェンジがあるかもしれないけど、
今回はYZ125Xのようです。
チャンバーにBILL’S PIPEが入ってますねー。
ハンドガードもZETAの新しいタイプ。コレ、けっこう見かけた気が。
シェルコチームのテント。
新型の2スト125ですね。
青リムだし、カッコイイですねー。
IB#54 田中選手のマシンです。
が、ご本人は少し前にお怪我されてしまい、今回は出れないとの事。
残念~。次回の富山でバトルしましょう!
KTMチームは、ディーラー単位でテント出してましたね。
こちらは、KTM幕張のテント。
お揃いな感じのデカールで、カッコイイです。
こちらは、オープンエリアさんとZIMさんのテント。
メーカーの活動が縮小しているようですが、ディーラーさんが頑張っていますね。
レースやってるディーラーさんは、こういう時に頼りになりますね。
午後も4時だったかな?受付が始まったので、早速受付。
車検は当日のみ。
マシンの最終確認などをしたりします。
トランスポンダーを装着したり、エンジンを掛けたり、
増し締めしたり。
タイム設定も発表になったので、自分のタイム表を作成。
いつものガムテープですが。
白いガムテープがなくて、赤ガムテ。Betaだから赤で良いか。
IA、IBは今回も変則タイム。
これ嫌いなんですよねー。
後半は、どう考えたってキツイはず。
自分の参戦するIBクラスは、今回8周。
2周毎に5分短くなるタイム設定。
IAは、9周で、最後の2周は22分。
どうなる事やら。
天候やコンディションにより、このタイム表も2通り、もしくは3通り
発表されたりしますが、今回はこのタイム設定のみ。
悪コンディションの場合は、コースカットなどで対応するようですが、
果たして・・・
Betaチームを協力にサポートいただいているIRCタイヤさんが、
各ライダーのタイム表を作ってくれています。
最高です!
いつも、いつもありがとうございます。
自分はサポートライダーでもないのに・・・
なので、もちろんお客様のマシン含め、タイヤはIRCで統一!
自分のは新品じゃないけど・・・
そして、この日は昨年もそうでしたが、
今年のISDEの日本代表チームのお披露目会。
全員IAライダーで、左から順に、
#22 後藤 敏文 選手
#8 太田 幸仁 選手
#20 友山 雅人 選手
#14 荒川 一佳 選手
昨年はフランスが舞台でしたが、
今年は南米のチリが開催国となります。
ちょっと先になりますが、11月12日~17日の日程で開催予定。
皆さんの活躍を期待しちゃいますね。
こんな感じで前日の土曜が過ぎていきました。
降ると思っていた雨は、降ったり止んだりの繰り返し。
傘が必要な程、降る事はなく、
ひょっとして、実は雨降らないんじゃないか?
と期待はするものの、そんな事はなく、
夕方には雨が降り出し、夜は雨が降り続くのでした。
早朝には止む予報だけど、頼むよ~。
レース当日に続く。