JEC第3戦 中日本大会㏌いなべMSLに行ってきました!DAY1

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

いよいよイナベのレース当日の土曜日。

まずは、IA、IB、NAクラスの3クラスによるオンタイムレースから。

受付は前日に済ませているとはいえ、車検もあるし、レース当日の朝は早いですね。

さて・・・

やっぱりレース当日となると、何となく雰囲気出てくるパドック。

人も多くなってきました。

ヤマハパドックには、2021年モデルが展示されていましたね。

ゼッケン部分も青くなって、真っ青です。

まだ、2021年モデルで走ってる一般ライダーはいなかったかな?

車検も無事に終わり、各マシンがパルクフェルメに入れられます。

やはり前日までの雨の影響が色濃く残っているようで、

タイム設定は、B設定となりました。

当初、人を集めないようにブリーフィングは行わない予定でしたが、

コースの一部変更もあり、やっぱりブリーフィングはやる事に。

前日に下見していたエンデューロテストで、厳しそうだなーと思っていた所が、

やはり少し変更になったり、ルートも雨天用を通る事に。

今回イナベでの開催にあたって、中心的な役割を果たしてくれていた

KTM東海の中嶋さんからコース変更等の説明がありました。

準備に何か月もかけてレースを開催させるのは大変だっと思います。

もちろん、他にも多くの方のご協力があった事と思います。ありがとうございます!

今回はサポート要員ですからね。

普段、サポートしてもらってる側ですから、同じようにシッカリ準備です。

今回は変則タイムではなく、1周30分という分かりやすいタイム設定でラクチン。

IAクラスは8周の規定周回数となりました。

あれ?またしても虹が・・・

どっかで雨降ったかな?どうか降りませんように。

そして、スタート!

シッカリ準備してるし、エンジン掛けてからパルク入れてるとはいえ、

やっぱりスタートは心配になってしまいますね。

IAクラスのサポートだし、何せ#1のチャンピオンがいますからね。

無事にスタートしてくれました。

うーん、路面ドロドロですね・・・

しばらく、他のライダーのスタートを見送りつつ、クロステストの下見ラップの様子を

眺めてから、パドックに戻ります。

サポートですから、パドックにいないと意味ないので。

すると、20分ぐらいでライダー達が戻ってきました。

10分ぐらい余裕ありそうですね。

サポートといっても、JECの場合は出来る作業が限定されています。

ゼッケンなどに付着した泥落としや、ガソリンの給油などは手伝う事が出来ますが、

マシンに対して何か作業を行う事は出来ません。

特に、IA、IBクラスについては、メカニック登録が必要だったり、

ピットクルーラインセス、もしくはエンデューロライセンスが必要だったりするので

注意が必要ですね。

とはいえ、今回サポートするのはBetaチームのIAライダー二人。

よっぽどの事がない限り、そんなにやる事がない・・・

万が一の場合に備えて・・・待機してるのもお仕事ですけどね。

ライダーの方は、路面状況や実際に走った感触を踏まえ、

サスペンションのセットを少し変更したり、

やはりトップライダーは違いますね。

自分はいつも、レース途中でサスセットの変更などしていないので、

今度はやってみようかな・・・

コースコンディションは、一部悪いようですが、

IAクラスのライダーは、さすがにものともしないですね。

ライブリザルトがあるので、テストタイムを他のライバルと比較して、

どのぐらいのタイムで走ってるか、何ていうのを伝えるのもサポートの役目です。

自分は、タイム気にすると、欲かいて失敗したり、焦ったりするので、

レース途中ではタイムや順位を気にしないタイプですけど。

レースも中盤に差し掛かってきたので、釘村選手にGo-Proを装着してもらいました。

それがこちら。

 

朝から撮影していた物をつなげていますが、

なんだろう?

またしても、Go-Proが途中でストップしていましたね。

電池もあるし、カードもフォーマット済みなのに・・・

序盤のルートが一部荒れてると聞いていたけど、

釘村選手でもラインを外すと、ハマってしまうんですね。

何かホッとしてしまいます。

これが4周目でしたが、パドックに戻ってきた時には、

Go-Proの電源が落ちていたので、一旦回収します。

電池も予備があるので、一応交換して、

今度は、お願いしていたIAクラス#2の鈴木健二選手にGo-Proを託します。

その時の動画がこちら。

やっぱり動画は少し斜めになっていましたね。まぁ、仕方ないですね。

それよりも、残念なのは、このお願いした周で、

何と健二さんのマシンにトラブル発生。

リカバリーを試みてはいたのですが、残念ながらリタイヤとなってしまいました・・・

ちなみに、この6周目のクロステストのタイムは、2:00.77(クラス2番)でした。

健二さんがリタイヤしたので、お願いして、Go-Proを再度回収。

で、何とか最終周の釘村選手に、もう1度Go-Proを装着してもらいました。

今回は、ちゃんと止まらずに撮影出来ていました!

どうも、2ストのエンジンを回した時の微振動でエラーになってしまうのかな?

自分も2ストだけど、エンジン回せてないから平気なのかな?

そんな動画こちら。

前半がルートとクロステストで、

後半がルートとエンデューロテストです。

テスト内の路面は、かなり回復してるような感じですね。

そして、土曜日全体の最速タイムとなる1:55.65をマーク。

釘村選手は、この前の周回でも2分を切っていますが、

2分切りは、釘村選手のみ。

健二さんがいたら、また違ったかもしれませんけど。

エンデューロテストの方は、クロステストに対して路面があまり変化なかったのか、

タイムは縮んでいますが、このラストラップが最速タイムではありませんね。

この動画の時は、3:27.28で、もちろん1番時計をマーク。

 

ルートも後半の方が登りもあり、沢というかロックセクションみたいのもあって、

難しそうだし、けっこう体力持っていかれそうな感じです。そんなに長くはないけど。

途中で、チームメイトの大神選手がコース脇にいてアドバイスというか、

コース状況を伝えていましたね。

本来は、大神選手もIAクラスのライダーですが、

前回のルスツ大会と、そのまま世界選手権にもスポット参戦をして、

肩を痛めてしまっていて、もう今シーズンはお休みかな?

世界選手権を自ら参戦したり、ISDEにもサポートとして行っていたり、

本場でも、こんな感じでサポートがコース状況など伝えているシーンを

見た事がありますが、同じ事してましたね。

ライダーに情報を伝えた後は、ダッシュでパドックに戻るという事を

続けていたので、相当走った・・・と言ってましたね。

この動画がオンタイムでの最終周なので、テスト終わった直後に

プレフィニッシュが設けられていたのですが、

そこでオンタイムを待ってから、パドックへ行き、ワークタイムをこなして、

パルクフェルメに車両を入れて、一旦小休止となります。

 

そして、今回の目玉?といえるスーパーテストが午後に行われました。

エンデューロテストのスタートゲートとゴールゲートを上手く利用して、

コースを準備していた物に変更して、スーパーテストが行われました。

こんな感じで、2台が並んで同時スタート。

なかなかコース造りが難しいと思うのですが、

今回のスーパーテストのコースは、イン側のコースが少し短く、

アウト側のコースが長いようで、

最初の1周が終わると、余程ミスしない限り、イン側をスタートした選手が

先に戻ってきます。(スタートして、少しすると見えなくなる)

そういう意味では、並走してる訳ではないので、

少し分かりづらかったのですが、何回も見てる内に(2人ずつなので、何組も走る)、

あ、このぐらいの差だと、こっちが勝つな、とか分かってきますね。

最終的にIAクラスが走る時には、さらにコースが少し手を加えられて、

同じような距離になるように修正したようです。

なので、1周して戻ってくると、差がとても小さくなり、

見てる側も盛り上がるようになりましたね。

もちろん、これも釘村選手にGo-Proを装着してもらいました。

何と、短いスーパーテストなのに、序盤でGo-Proが停止・・・

何だろうか?せっかく撮影してるのに。

ライダーは、このスーパーテストが終わったら、すぐにプレフィニッシュを通過し、

その通過した時にタイムカードに記載してもらった

時刻から各ライダーに15分間ワークタイムが与えれます。

※ここが、当初説明が少なく理解してなかったんですよね。

ブリーフィングで確認して理解しましたけど。

スーパーテストは各組のスタート時刻が明確に決まっている訳じゃないので、

順次スーパーテストが終わったライダーからワークタイムになる。

その時刻は、プレフィニッシュを通過した時刻から15分間という事ですね。

なので、スーパーテストを同じ組で一緒に走っても、途中でハマったりしたら、

プレフィニッシュの通過時刻もずれるかもしれないし、

そうなると、最後のフィニッシュ時刻も変わるという事ですね。

JEC出てるライダーは、この意味がすぐに分かると思いますけど。余談でした。

 

なので、サポート要員だった自分は、一足先にパドックに戻っていたので、

釘村選手はもちろん、同じチームのIA#4齋藤祐太朗選手の走りも見てないんですよねー。

Go-Proの映像楽しみにしてたのに・・・残念。

 

今回、このスーパーテストが終わった後に、先の説明の通り、

IA、IB、NAクラスは翌日のファイナルクロスに向けて、

15分間のワークタイムがあります。

翌日はファイナルクロスだけなので、ほとんどのライダーは、

タイヤ交換はせずにそのまま。

ガソリンの量を確認したり、タイヤの空気圧やサスペンションセットの

調整や、エアフィルターのチェック等、軽めの作業を行った事でしょう。

ただ、サポートしていたIA#1釘村選手は、前後タイヤ交換、

IA#4齋藤祐太朗選手はリアタイヤ交換を行っていましたね。

準備万端といったところでしょうか。

無事に両選手ともタイヤ交換を終え、フィニッシュ時刻前に

無事にパルクフェルメに車両をイン。

と、同時に自分のサポート業務もひと段落。

後片付けを行い、会場をあとにしました。

宿に向かう途中にKTM東海さんのお店を発見。

おー、すごい立派なお店だ・・・カッコイイ。

ウチとはだいぶ違うな・・・

 

そして、最終日に備えるのでした。

つづく。

 

 

 

 

 

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