ルスツ２デイズエンデューロに行ってきました！ＤＡＹ０

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

無事にルスツ２デイズエンデューロから帰ってきました。

１年ぶりの北海道。

そして、北海道以外のライダーは、おそらくほとんどが初めてとなる

ルスツのＢＩＧ　ＢＥＡＲというコース。

どんな感じだったかというと・・・

毎度似たような事を書いておりますが、

エンデューロを最近始めたライダーや、これから挑戦したい方などもいると思うので、

いつも通り、少し長くなるかもしれません。

大会自体は土日開催の２デイズ。

ただ、土曜の朝に会場に到着してからレース参戦というのは、

北海道の方以外、無理なので、会場は入りは前日となる金曜日。

ボケボケですが、自分は新潟～小樽間のフェリーで北海道イン。

早朝に小樽港へ降り立ちます。

今回は、いつもの日高とは異なり、会場がルスツなので、

多くの方が利用する苫小牧港や小樽から、少し近いですね。

小樽で美味しい朝ご飯などいただき、２時間ぐらいのドライブ。

会場入りする前に、お約束なセイコーマートでお買い物。

おっ、やはりポスター貼ってあるぞ。

こういうの見ると、嬉しくなりますね。

買い出しを済ませ、お山への道を進んでいくと、

視界が開けました。

おー！

雨・・・

すぐにＢＩＧ　ＢＥＡＲの入口に到着。

小樽組は、比較的早く現着のようで、

まだ会場にはエントラントの姿はチラホラ。

お世話になりっぱなしのベータチームと合流して、

天気も悪いので、早速パドックを設営。

キレイな内にマシンをパチリ。

開幕の広島の後にコースでぶっ飛んでしまいリア回りを大破させたので、

外装が変更になりましたね。サイレンサーもだけど。

事前に確認してた動画などでは、コース幅もあって、登りが長そうな

１２５には、ちと厳しそうなコースだけど、どうなんだろうか？

天気予報では、雨が上がりそうなんだけど、降ったり止んだりの曇り空。

早くお日様が出て、路面を乾かしておくれ。

設営も完了したので、早速下見へ出発。

今回のルスツのコースは・・・

A4最新コース図SMALL

こんな感じ。

パドックが中央付近で、まずはマップだと下側になる

クロステストへ少しルートを走り、クロステストをタイムアタック。

そして、コースマップでは黒線となってるルートでお山を登り、下ってくると、

今度はマップの上の方にあるエンデューロテストを走行。

そして、少しルートを走りパドックへ戻る。

そんな感じの１周です。

と、いう訳で、まずはクロステストからコースを下見です。

全面グラストラック！

まるでヨーロッパのテストみたいだ。

まぁ、動画でしか見た事ないけど。

これが、遠目では平坦で開け開けな感じに見えますが、

実際は路面が凸凹なんですねー。

走るラインによりますが。

コーナーのＲも大きく、イン側を行くべきか、

速度を乗せてアウト側を回るのか・・・

なぜかコーナーというコーナーが逆キャンバーな感じ。

草の上はグリップしそうだけど、滑る所は滑るしね・・・

全体的に序盤はこの草原？を下っていく感じで、

後半は、下った分、登って戻る、そんな感じ。

本来、テストの下見とは、タイムアタックにおいて、いかに早いタイムを出すか？

という所にポイントをおいて下見する訳ですが、

自分も含め、ハマってしまうポイントはないか？なんて確認してるライダーも

実際には多い事でしょう。

まぁ、難しいポイントはクロステストには無さそうだ・・・

雨さえ降らなければ。

そう、この時点では、金曜の午後以降、土曜も日曜も晴れマーク。

それなりに乾くだろう・・・と思っていたんですけどねー。

下見はベータチームで行ったので、もちろんチャンピオン釘村選手もご一緒です。

子弟コンビなガミーこと大神選手と釘村選手が何やら、

そろそろ半分ぐらい歩いたかな？やる？そろそろ、やっとく？と何やら

手をくねらせてダンス開始？

と、思ったら、どうも下見したコースを頭の中で再生中らしい。

答え合わせとも言ってましたね。

歩きながら、このコーナーは、こう入って、こう立ち上がって・・・と

よく話をしていますが、

本当に覚えてんのかよー？と突っ込んでいましたが、

どうも１回で、かなり覚えてるみたい。

ガミー選手が順番に喋りながら、アウトから３速で入って、４速でボーっと立ち上がって・・・

など手でコーナーをイメージしながら、脳内シミュレーションしてる。

それを釘村選手が、フムフムと聞いている。

すごいな。本当に覚えてるのか・・・

コースマップでは、3.4キロとあったけど、けっこう長く感じましたね。

 

クロステストの下見を終えて、お昼ご飯を食べてから、

今度はもう１つのテストとなるエンデューロテストを下見です。

入口の雰囲気こそ似てますが、お山を登り、下る、主に土っぽい路面のエンデューロテスト。

釘村選手やガミー選手は先に下見に行ってしまったので、

今度は少し遅れてやってきた同じくベータチームのＩＡライダー齋藤祐太朗選手とご一緒です。

土な路面は、下見中の小雨でも十分に滑る感じです。

先ほども書きましたが、タイムを出すために下見してる訳ですが、

おー、なんだ？このピンク？オレンジ？な粒々は・・・

キノコみたいだ・・・

自分は失敗しそうなポイントしかチェックしてないので、よそ見多めです。

序盤はお山をどんどん登ります。

振り返ると、良い景色です。

レース中はタイムアタックしてる訳で、振り返る余裕はありませんからね。

登ったら、今度は下り。

お山と行っても標高があるからか、高いところは木がなくて、草ばかり。

降りてくると、少しだけウッズっぽい中を走ったり。

少し下りな感じですが、問題ないでしょう。タブン。

けっこうな激下りなんかもありましたが、距離も短いので、何とかなるはず・・・

雨じゃなければ・・・

後半は、山を下りているので、フラットな感じ。

レースで使った後なのか、ワダチが残ってましたね。

うーん、これ以上掘れてくると、引っかかりそうな深さになりそう。

長い直線もあり、これはハイスピードな感じだ。

走る前は、そんな印象でしたね。

 

２つのテストも終えたので、なかなか疲れましたね。

コースマップだとエンデューロテストの方が短く表記されてたけど、

歩いた感じは、クロステストの長かったけどな・・・

少し休んでから、マシンチェック。

トランポの長旅でバイクも窮屈だっただろうから、

とりあえずエンジン掛けたり、軽くマシンチェックと、

出来る範囲の翌日の準備など。

前日とはいえ、それなりにやる事あるんですよね。

前日の受付も始まり、受付を済ませます。

レースのタイム設定の用紙ももらいます。

当日にならないとＡタイムか、Ｂタイムか分からないのですが、

時間に余裕あるので、ご一緒のお客様の分もＡもＢも両方作成。

Ａとか、Ｂタイムというのは、

その日のコースコンディションを考慮して、

予め決められているタイムの事で、

１周のタイム設定や、周回数が異なっていたりします。

今回のを例にとると、

画像の左２枚は、自分のＩＢクラスのタイム表で、

Ａタイムだと、１周が３５分で、７周走る。（最後の周は３０分で、その後整備時間が１５分）

Ｂタイムだと、１周が４０分で、１周減って６周走る。

そんな感じですね。

予報では晴れだけど、前日が雨降ってるし、期待をこめてＢタイムも作った感じですね。

 

これで、前日のやる事はほとんど終わったのもあるので、パドック散歩です。

チャンピオン釘村選手のマシン。

もうベータのイメージも板についてきたかな？

開幕の広島を制したＩＡクラス＃２のご存じ、鈴木健二選手の今回のマシン。

今回はニューモデルとなるＹＺ２５０Ｆのモンスターエナジー仕様の方ですね。

ＦＸではなく、モトクロッサーのＦの方ですね。

もちろん１８インチには変更してますね。

シッカリとラジエターも対策されてますね。

草が多めなのは、確かに分かっていましたからね。

マディーになれば、ラジエターのルーバーも詰まりそうだし、これは有効そうですね・・・

前後サスや、ステップといった装備はいつもと同じな感じでしょうか？

モトクロッサーのチョイスが吉と出るのか？

こちらは、ＩＡクラス＃６の前橋選手のマシン。

前後サスもスペシャルなやつが入ってますねー。

マフラーはアクラポビッチですが、ステップもサソリマークが入ってますねー。

こちらも同じくＫＴＭですが、ＩＡクラス＃５の太田幸仁選手のマシン。

同じく、良さげなサスペンションが装備されています。

アメリカのＮＩＨＩＬＯ　ＣＯＮＣＥＰＴＳというメーカーの

削りだしのスロットルホルダー。

削り系のパーツとかやってるみたいですねー。ほほう・・・

マスターも窓なしのファクトリーパーツらしい・・・

カッコイイ・・・

 

そんな感じで時間を潰していると、すっかり夕方になりました。

で、今回のお宿に移動です。

今回はＪＥＣプロモーションの方で企画してくれた

ルスツのウエスティンホテルとルスツリゾートなるホテルに泊まれる

お得な宿泊プランが用意されていました。

（Ｇｏ Ｔｏなプランよりお得らしい）

自分たちはルスツリゾートの方でした。

到着した時は、すでに暗かったので、別に日の画像ですが、こんな入口。

立派だ・・・

建物の隣に遊園地も併設されていましたが、

ホテルの中にメリーゴーランド・・・なんかすごいぞ。

お外もライトアップされてるし、

プロジェクションマッピング？なんかも。

おー、お食事の会場にはエンデューロ選手権様の文字が・・・

お部屋もキレイだったし、お風呂も新しいみたいで、キレイでしたねー。

レースに来て、こんな贅沢して良いのかなー？と思ったり。

普段車中泊が多いだけに贅沢した感じです。

まぁ、たまにはね・・・

と、いう感じで、たくさん歩いたし、長旅の疲れを癒し、明日からのレースに備えて、

珍しく早く寝るのでした。

ＤＡＹ１へ続く。