開幕戦 広島テージャスランチエンデューロ 後編!
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
開幕戦の広島テージャスランチエンデューロの続きで、レース当日の様子です。

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夜の間も降り続き、そのまま雨。
グチョグチョです・・・
どうなる事やら・・・

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どうでも良いですが、自分のマシンをキレイな内にパチリ。
今年もBeta X-Trainerです。

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IAに昇格してから、運よくポイントGETを続け、固定ゼッケンをもらっていましたが、
昨年は、ノーポイント・・・
という訳で、今回エントリーしてから、ゼッケンが決まり、今年は47番でした。
47番・・・
ロッシは、46番。
マリオ ロマンは、74番か・・・
加藤大治郎も、74番か・・・
と、思っていたら、自分が今年もうすぐ47歳でした。
全く関係ないけど、昨年も47歳と言ってたのですが、年齢間違ってました・・・
ゼッケン下のマークみたいのは、マリオロマンのパクリです。74じゃなくて、47だけど。

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雨対策!という事で、MTBのタイヤを装着しておきました。
昨年の広島でも使用しましたが、なかなかGOODでしたので。
少し改良して、ズレないはず・・・
(これは、かなり効きましたね。ズレなかったし。)
カット後のコースマップ何度も書いてますが、
今回は、午前(エンジョイ、NBクラス)、午後(NA。IB、IA)とレースが分かれています。
午後のコースで変更がありました。
上記のような感じで、コンディション悪化でルートが2箇所ほどカットになりました。
前日下見した所がカットでしたね。

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今回の午後のクラス(NA、IB、IA)のタイム設定です。
周回数は、NA、IB、IAクラスとも7周。
1周目だけ、28分で、その後は25分という感じ。
NAクラスだけ下見ラップありなので、テストは6周×2箇所の12回計測。
IB、IAクラスは、1周目からテストタイムを計測で、7周×2箇所の14回計測で、レースです。
順番が逆になりましたが、
午前のNB、W、エンジョイ各クラスは、周回数は5周。
下見ラップありなので、4周×2箇所の8回計測で、レースとなります。
午前のクラスは、ルートが短いですが、
1周目だけ、27分。
残りの周回は午後のクラスと同じ25分というタイム設定でした。

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車検も無事に終わり、パルクフェルメにバイクをIN。
いつもと違う、パドックより一段低い、ダートトラックのオーバールコースがパルクでしたね。
何か、池の中の島みたいです・・・

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そして、ブリーフィング開始。

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JECのライダーを応援するスポンサー企業のメッツラーさんもご挨拶。
いつも、ありがとうございます!
そして、いよいよ午前のクラスがスタートです。
午前、午後と分けると、観戦&応援出来るのは良いですよねー。

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午前のクラスに、ウブカタジャパンからも、JEC初参戦のライダーが出場!
頑張れ~。
ルートが午後のクラスに比べて短く、難易度も下がっているとはいえ、
テストは同じだし、コンディションが悪いのは確実ですからねー。
パドックにて、ライダーの帰りを待つ。
Betaパドックでは、NBクラスの参戦の他のライダーが順当に帰ってくる。
ドロドロだけど。
しかし、肝心のお客さんが帰ってこない・・・
うーん、遅れそうだから、パドックスルーして、タイムチェックに入ったか?
いや、そんな高等な事は、まだ出来ない気が・・・
オンタイムの時刻を少し過ぎてから、無事戻ってきました。
1周目は、27分と少し余裕あるけど、間に合わなかった訳で、
もっとペース上げて!と、送り出す。
そんな感じで、毎周少し遅れて、周回を重ねる。
今回は、タイムオーバーは20分の設定。
ラスト1周に入る時に、すでに15分遅れ。
余裕は、5分。
しかし、その前の周回は8分かな?遅れてたから、
今の周回よりペース上げないと、完走できないぞ!
と、激を飛ばし送り出す。
が、残念ながら初JECは走り切ったものの、タイムオーバーという結果に。
良い経験にはなったはず!
次回頑張ろう~。
そして、いよいよ午後のNA、IB、IAクラスがスタート。
午前中のクラスのライダー達の様子を見ていたので、
NBのトップのライダーで、5、6分余ってた感じだったので、
どう考えても、もっと長いルートを走る訳で、余裕はないと思ってスタート。
IA、IBは1周目からテストも計測なので、頑張って走るけど、
それ以上に、ルートを普段より飛ばす。
ちょっとミスはしたものの、これといって時間が掛かった訳ではなし。
思ったより、グリップするし、これと言って難しい所もなし。
だけど、パドックに到着して、残り時間を確認すると、1分半しか余りがない!
あれ?
1周目は28分で、1分半余り。
次の周から25分なんだから、ペース上げないと遅着確定じゃないの!
しかし、そこは冷静に。
オンタイムで周回するのは、厳しいかもだけど、少しでも、
その可能性を残すべく、
大してガソリン減ってないけど、次はパドックをスルー出来るように、
ガソリンは満タンに給油してから、2周目に突入。
2周目は、1周目より少し引っかかっるポイントもあったけど、
出せる所でスピード出して、パドックもスルーして、タイムチェックへ突入。
が、残念ながら1分遅着してしまう。
えー、これで1分遅着か~。
自分のペースだと、完全にノーミスで行けば、ギリオンタイムかもだけど、
難しいかも・・・
3周目だか、4周目かな?
記憶か定かではないけど、タイムチェックで、ルートのカットが伝えられる。
テージャス山を通って、戻ってくる部分がカットになるという。
おー!これで、かなりルートが短くなるから、間に合うはず!
と、走るのですが、午前のレースは雨が降っていたけど、
午後のレースでは、ほぼ止んでいたんですよね。
で、恐れていた事態に・・・
よーし!ルートカットになったし、間に合うだろう!と思って走っていたけど、
テスト2を終えて、時間を確認すると、どうも間に合わない。
ん?
かなり短くなったはずなのに、雨が止んで、土が重くなり、
全体のペースが落ちて来てしまったみたい。
大きなミスはなくとも、チョイチョイ止まってしまったり、
転倒もしてるからだろうけど。
オンタイムに間に合わないなら、早めにガソリンを補給した方が良いと判断して、
パドックでガソリンだけ入れて、タイムチェックへ。
何分遅れたか、覚えてないけど、2分?3分?遅れる。
今回は、荒れたレースになると見込んで、
実は1周目にカメラで撮影してました。
が、1周目から余裕なかったので、カメラを外す余裕がなく、そのまま走ってました。
コース上には、遅着で遅れているライダーがチラホラいて、
NAクラスのライダーかな?で、渋滞してるポイントもあって、
そこを抜けて行かなくてはいけません。
3本ぐらいあったワダチのラインが全部塞がってる。
一番左のラインで行きたいけど・・・
と、見るとお友達なライダーが、そこで転倒してる。
バイクを踏んでいけば、行ける感じだったので、
行っちゃっても良い?と聞くと、
そーっと、踏んで行くなら・・・との事。
そーっと行けないと思う・・・と返答。
フロントタイヤだけ残っていたけど、何とか出してラインを開けてくれた。
ありがとうございます!と、言って自分は通過。
時間に余裕あれば、助ける所だけど、
ゴメンなさい!と心でつぶやいていると、
ワダチを抜けた際に、フロントのブレーキキャリパーが押されてしまったようで、
ブレーキレバー握っても、スカスカ!
ガコっと、一段降りる所なのに、減速出来ないから、
ラインも外してしまって、
あ・・・
これ絶対前転するやつ~と、思ったら、
その通り、見事前転。
せっかく、ラインを開けてもらったのに~。
幸い、すぐにリカバリー出来て、走り出す。
そこで気づく。
カメラがいない事に。
今の前転だよな。絶対。
戻って、カメラ探す?ただでさえ、遅れてるのに?
迷ったけど、バイクを端に寄せて、ダッシュで戻る。
カメラ、カメラ・・・
先程譲ってくれたライダーが何やってるの?な顔で走って行く。
時間にして、20秒ぐらいかな?
無事カメラを見つける事に成功。
早く走らないと、遅着が増えてしまう!と、
カメラをポケットに入れて、走り出す。
そう、長々と書いていますが、そこから無我夢中で走る訳で、
カメラの存在を思い出した時に、ポケットを触ると、
あるはずのカメラが無い・・・
あの時、あと20秒ぐらいかな?ハイドレーションのバッグに仕舞っておけば・・・
と、いう訳でカメラ無くしたので、
残念ですが、映像なし。
タブン、他にも誰か撮影してるかもなので、
どんなレースだったか気になる方は、YOUTUBEで探してください・・・
でも、公式でも撮影が入ってるから、レースの様子は、そのうち見れるかと。
毎周遅着してしまうレースは、久しぶりかも。
あと2周という時点で、パドックにより、ガソリンを補給。
ガス欠したら、意味ないし。
テストも途中でカットになり変更があったものの、
コンディションは悪くなる一方。
なるべく遅着のタイムを減らさないといけないので、
目の前の状況だけをシッカリと見定めながら、
まさに無の境地と思える程に集中して走る。
それでも、転ぶ。というか、ほとんど立ちゴケだけど。
足元滑るから、バイク起こして、反対にまた倒すとか。
4分ぐらいかな?忘れたけど、遅れて最終周へ。
そこだけは、ハッキリと覚えてますが、
それまでの遅着の合計が12分。
タイムオーバーの20分まで、残り8分で、ラスト1周へ。
テスト1で、かなり手こずる。
正直、テストタイムは一切気にしてなかったけど、今までより、
かなり時間が掛かった事は理解できました。
ゴール後のテストタイムを見る余裕もなし。
速度出せるルートを頑張るのみ。
テスト2も走り切り、急げ、急げ!
そして、タイムチェックを通過して、フィニッシュ。
時間は?
本来のフィニッシュ時刻は、14時44分。
公式時計は?
15時03分。
秒まで覚えてないけど。
よーし!19分遅着だけど、何とか完走出来た!やったー!
今思うと、カメラをハイドレーションのバッグに仕舞ってたら、間に合わなかったかも。
ヘトヘトで、バイクをパルクに入れて、レース終了。
随分と遅れたから、IAでは、自分は最後かもしれない。
と、思いながらパルクを見ると、
IAのバイクも入ってない所がポツポツある。
昨年までは、15位以内じゃないと、ポイントを取れませんでしたが、
今シーズンから、以前のようにポイントは20位から取れるように。
エントリー台数が少なければ、ひょっとしてワンチャンあるかも?
と、思っていたけど、フタを開けると、IAは27台エントリー。
うーん、正直厳しい~、と思っていました。
が、大嫌いだけど、コンディションが悪ければ、
ひょっとして、ワンチャンあるかも~。とも思っていました。
すぐにでも、ライブリザルトで確認したかったけど、
何か、この、ひょっとして?もしかして?な気分を少し味わうのも良いな~と、
楽しみを先に取っておく的な感じ?とでもいうのか、
しばらく見なかったんですねー。
まぁ、自分のリザルトなんて、どうでも良いでしょうけど。
と、そんな感じのレースでした。
正直、自分で言うのも何ですが、かなり厳しいレースだったと思います。
何より、タイム設定が厳しかった感じですね。
グチョグチョになる程の雨から、雨が止んで、土が重くなる。
それが重なって、より一層難しくなったレースでしたね。
さて、全体のレースの結果は・・・
まずは、午前のクラスから。(画像は、暫定になってますが、公式と同じです)
前評判通り、クロスカントリーの実力者の#448鈴木 心選手が圧勝!
2位は、北海道の若手の#412木村 真太朗選手。
3位は、女性ライダーが!
ハードエンデューロで海外レースも参戦の実力者の#206木下 夏芽選手。
W(女性)クラスは、
NBでも3位の#206木下 夏芽選手がブッチギリの優勝です。
厳しいコンディションの中でも、4名が完走です。素晴らしい~。
1位は、#700藤岡 丈瑠選手が、ブッチギリ!
午前の部全体でも、ブッチギリ。午後のクラスとは比較が難しいけど、相当速いです。
1位は、#814岸田 宗宏選手。おめでとうございます!
1位は、#818佐久間 吉紀選手。
エンジョイミニは、何気に実力者だったり、ベテラン勢が多めでしたから、
4スト125といえど、テストタイムも速いですね。
残念ながら、エンジョイCWとエンジョイジュニアは、完走者なし・・・
今回のコンディションは、厳しかったですね。
そして、午後のクラス。
1位は、#1馬場 亮太選手。
マディーコンディションで、番狂わせ起きるか?と思いきや、シッカリと優勝です。
2位は、#17酢崎 智哉選手。
IA昇格後、初の表彰台。マディーに強いと言われていますが、その実力は本物。
12回のテスト(3周目のテストがコース変更でキャンセル)のうち、
4回の1番時計をGETしています。
本人曰く、マディーじゃなくても、次も行きますよ!との事でした。
3位は、#6田中 教世選手。
広島では優勝経験ありの田中選手でしたが、今回のコンディションでは、
450の大排気量が裏目に出てしまったのかも。
IBは、5名掲載してみましたが、
完走者が5名という超絶サバイバルレース!
オンタイム完走者は、ゼロという結果に。
昨年、NAからの昇格の#131延原 由祐選手が、優勝!おめでとうございます。
NAクラスも完走者が4名という結果に。
1位は、#334大田垣 良一選手。おめでとうございます!
今回、周回数もIA、IBと同じで、ルートも同じ。
かなりNAクラスのライダーには厳しい感じだったかもしれませんが、
素晴らしいですねー。
そして、最後に、毎回どうでも良いですが・・・
ワンチャンありました!
17位で、ポイントGETできました~。嬉しい~。
しかし、安定の指定席とでも言いましょうか、完走者のビリですけど。
テストタイムの方は、IAらしからぬタイムですが、
良いのです!自分で言うのも何ですが、こういうの一人ぐらい居ても。タブン。
さて、少し別の角度から、どれだけ厳しいレースだったか見てみましょう。
午前のレースも、普段よりはコンディションの影響を受け、完走出来なかった
ライダーが多めでしたが、午後のレースは、正にサバイバルレース!
午後のクラスだけのデータですが、
こんな感じでした。
オンタイムでの完走は、IAクラスの8名のみ。
午後のクラス全体では、完走率が3割といったところ。
昨年も完走率が低かったのですが、今年の方が厳しかったですね・・・
あんな厳しいコンディションは、無理!と考える事もあるでしょうし、
あんな状況でも、走り切るライダーは、凄い!と思う人もいるでしょう。
後者のように考えるライダーが多いと良いのですけど・・・
情けない話ですが、
自分は途中から、完全に、どうやって完走するか?だけを考えて走っていました。
どんどんコンディションは悪くなるので、
特にワダチが深くなって来た所は、
前の周に行けたラインを当然アテにしていますが、
そこに進入するラインを直線的に長く取れるように、
手前で大きくラインを取って、助走を長くしてみたり。
ハマるぐらいなら、手前で一度止まって、より浅い確実なラインがないか?
チェックしてみたり。
やれる事は、色々あると思います。
もう、無理かも~。と思った方もいると思いますが、
経験を積めば、もっとイケルはずです。
ぜひ、次戦以降もチャレンジを続けてくださいね!
前編でもご案内していましたが、
参加者の皆様は、大会パンフレットにありました、
アンケートに、ぜひ、ご協力ください。
宜しくお願いします!
さて、次戦は?
5月10日(土)、11日(日)に、
福島県のチーズナッツパークで、2DAYSが開催予定。
エントリーは、もう少ししたら、開始になると思います。
皆さまのご参加、お待ちしております!
おしまい。