JEC ルスツ2DAYSエンデューロレースレポート!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

北海道で開催されたルスツ2DAYSエンデューロも終わりましたねー。

今年は、早いですが、このルスツがJECでは最終戦という事で、

全日本はこれで終了となりますね。

エリア戦は、終わったエリアもあれば、まだレースを残しているエリアもありますが、

全日本でのランキング、および昇格は、これで決定となりますね。

昨年レースいっぱい出たのもあり、

今年のルスツはお休みをいただいて現地に行けませんでしたが、

参戦したレース仲間からのお話や、

リザルトなどの文字情報から読み取れる範囲ですが、

ブログを書いておきたいと思います。

さて・・・

今年の北海道ラウンドは、昨年に続き、ルスツで公道を利用しての

開催となり、各自保安部品やナンバーを取り付けた状態でのレースとなりました。

コースマップは、こんな感じだったようです。

会場となるビッグベアにテストが一つ(昨年とは大まかに逆回りだったみたい)、

ビッグベアから林道などをつないで、イゾラスキー場まで移動して、

2つ目のテスト(昨年と進行方向同じで、同じく通り抜けのテスト)をこなし、

テストのフィニッシュ後に中間タイムチェック。

そこから、会場のビッグベアに戻る。

おおまかには、昨年同様のコースレイアウトだったようですね。

レース前日の金曜日のパドックの様子。

同じく、パドックの様子。

雨降ると、大変な事になってしまうビッグベアのパドックですが、

今年は天候にも恵まれたようでしたね。

レース仲間のIBライダー、岩手のチキンレーシング#133野頭選手が会場の様子なんかを

写真で送ってくれました~。(本人写ってないけど)

これはビッグベアのテストの下見でしょうねー。

楽しそうですねー。やっぱい無理してでも行けば良かったかな?

注目は、やはりJEC始まって以来かな?

IAクラスで全勝優勝のパーフェクトチャンピオンを狙うIA#16馬場 亮太選手でしょう。

どうなるかな?

やっぱりプレッシャーとかあるのかな?

 

さて、実際コースを走っていないので、

なかなか、その辺はお伝えできませんので、サクっと結果の方を・・・

もうとっくにご存知かと思いますが、

off1.jp でお馴染みの稲垣さんによるDAY1速報は、こちら。

IAクラス

という結果に。

1位は、今シーズン初優勝となる#3釘村選手が1度だけトップタイムを逃すも、

2位に28秒の大差をつけて優勝!

2位には、久しぶり?JECは随分前のSUGO以来となる#46熱田選手。

3位は、少し調子を崩していたかな?保坂選手が今シーズン初表彰台となる3位をGET。

ん?#16馬場 亮太選手は?

なんと、下見ラップ?計測1発目となる2周目かな?

で、マシントラブルでリタイアして、DNF。

まさかのノーポイントとなってしまったようです。

前戦の九州まで全勝で、150Pの貯ポイントがあり、

ランキング2位の釘村選手(110P)とは、40P差がありました。

DAY1終了時点で、25P以上の差をつけていれば・・・

この場合、DAY1釘村選手が優勝で25Pだとしても、

馬場選手は5位以内に入っていると、DAY1で年間チャンピオン確定だった訳ですが、

一気に、ポイント差が40P→15P差に。

いやー、やっぱりレースは何が起こるか分かりませんね。

チャンピオン争いは、DAY2にもつれ込む事に。

昨年チャンピオンの#1飯塚 翼選手は、計測1発目となる2周目の

イゾラのテストで体にダメージを残す大きな転倒を喫したみたいですねー。

大した事ないと良いのですけど。

 

IBクラス

と、いう結果に。

1位は、#153砂田選手。

マシンがTMからBetaの4スト350にチェンジしてましたねー。

2位には、#116伊藤選手。

砂田選手と同じく、地元北海道の選手ですね。

伊藤選手は、北海道エリア戦でランキングトップみたいですね。

3位は、#130向坊選手。

全日本のIBランキングトップを死守した形に。

向坊選手は、マシン表記がFXになっていますが、

KTMの250EXC-Fにチェンジしてたみたいですねー。

このDAY1時点では、IA昇格を賭けた3位までのランキング順自体には変動なかったのですが、

砂田選手が1位で大量25Pを獲得した事で、

3位争いが更に熾烈に!

 

NAクラス

という、結果に。

1位の#325高橋選手は、マシンが何とトレールのトリッカー!

昨年もWR250Rでブッチギリだったのを覚えておりますが、

トリッカーでも、全てのテストで1番時計をGET。

2位との差が、2分以上という、これまたブッチギリ。

NAの上位は、このDAY1で下位の選手に対して25P以上差をつけている方が

数名いたので、それらの選手は昇格決定という感じに。

 

NBクラス

と、いう結果に。

#467西村選手が今季、全日本では初優勝!

ランキングも大幅にジャンプアップ。

この時点で、昇格ラインを突破したっぽいですね。

NBクラスは参加台数も多く、かつライダーの実力差もバラバラ。

それもあって、すでに昇格自体は確定させてるライダーも数名いる事から、

このルスツをキャンセルしてるライダーもいるんですよね。

ですが、昇格ラインぎりぎりのランキングのライダーのバトルは激熱。

 

Wクラス

という結果に。

1位は、#200保坂 明日那選手。おめでとうございます!

 

と、DAY1は、こんな感じだったみたいですねー。

自分はレース行ってない訳ですが、

やっぱり気になるので、天気予報みたり、SNSチェックしたりしてましたが、

DAY2は天候が荒れそう・・・

 

そして、DAY2ですが、公式レポートは、こちら。

2DAYSの場合、レース前日も含めると会場に3日間いる事になる訳ですが、

やっぱり雨降るんですねー。

DAY2は、雨のレースとなった模様。

IAクラス

と、いう結果に。

1位は、#3釘村選手。DAY1に続き、これでピンピン達成!

2位は、#2保坂選手。ISDEにも参戦して、この後は世界戦にスポット参戦するとか?

速い保坂選手が戻ってきたかな?

そして、3位に#16馬場選手。

5位以内でチャンピオン確定だったので、これで見事年間チャンピオンに!

おめでとうございます。

勝たないとチャンピオン獲れない、という場合は全力プッシュとなるのでしょうけど、

確実に少し抑えた走りとなったようですが、

それでもプレッシャーをはねのけての走りは、さすがですね。

 

IBクラス

という結果に。

1位は、#101藤村選手が今季初優勝!

DAY1で7位だったので、大きくジャンプアップ。マディー得意なのかな?

おめでとうございます。

2位は、DAY1優勝だった#153砂田選手。

3位は、DAY1に続き、#130向坊選手。

向坊選手は、これでIBクラスの年間チャンピオンを獲得です。

獲ったどー!の図。違うか・・・

おめでとうございます!

年間ランキングもすでに更新(MFJのランキングは、こちら)されていて、

この上位3名が自動昇格となり、

来年はIAクラスを走るという事ですね。

2位は、#121世利選手で、今大会はCRF250L(こっちの方が本番車?)での参戦で、

なかなか苦しめられつつも、それまでのリードを死守した形に。

そして、3位は今大会で、1位、2位を獲り、2日間の総合優勝となった砂田選手が、

逆転してIA昇格を決めています。

お仕事の関係かな?で、SUGOの2DAYSを欠場してるんですよねー。

それでも数少ない昇格圏内に飛び込んでくるので、流石ですねー。素晴らしい~。

 

NAクラス

という、結果に。

1位は、#353片倉選手が九州に続き、今季2回目の優勝。

2位は、#324杉原選手。杉原選手は、これでNAの年間チャンピオンに!

3位は、#319齋藤選手がDAY1の7位からジャンプアップ。

NAクラスは、全日本だと5位までが翌年のIBクラスへ自動昇格。

上記5名が、来季よりIBクラスで走る事になりますね。

おめでとうございます!

 

NBクラス

と、いう結果に。

1位は、#544羽田選手。DAY1は2位でしたが、DAY2で見事優勝!

雨の影響だと思いますが、NBクラスはDAY2は、ほとんどのライダーが遅着して、

ペナルティーをつけています。

そんな中、数少ないオンタイムでの走りが優勝に繋がったみたいですね。

2位は、#450田中選手。

テストタイムの合計は1位でしたが、おしくも1分ペナで、2位という結果に。

ですが、田中選手はブッチギリのNB年間チャンピオンです。おめでとうございます。

3位は、#467西村選手。

NBクラスは、年間ランキング8位までが、NAクラスへ自動昇格。

上記、8名が来年はNAクラスで走ります。

NBからNAに昇格するところが、一つの壁だったり、目標という感じもあると思います。

そういう意味で、NAに上がるとレースに出ないライダーも多いみたいで、

NAクラスは少しエントリーが寂しい状況。

ぜひ、昇格したライダー達は、来年NAクラスを盛り上げてくださいね!

逆に、今季昇格出来なかったライダーもたくさんいると思います。

このランキング表見ると分かるのですが、

2DAYS一回で、昇格を決めている選手もいます。

50P獲得ぐらいが昇格ラインになってくるのですが、

全戦出ていないライダーが多数いるんですよね。

逆をいえば、表彰台に乗れなくても、

コンスタントにポイントを獲れれば、昇格が見えるんですねー。

まぁ、全日本を全戦出るというのは、それだけでハードルが少し高いかもですが、

来年、ぜひチャレンジしてみはいかがでしょうか?

 

Wクラス

という、結果に。

#200保坂選手が、DAY1に続き、優勝でピンピン達成です。

ですが、年間チャンピオンは、すでに#201太田選手が確定させていましたね。

おめでとうございます!

 

と、こんな感じのルスツと、今シーズン全体の結果でした。

ルスツの件では、最後に1点。

すでに、これまたご存知かと思いますが、

リザルトについては、レース後ですが、訂正が入っていますね。(こちら)

2022ルスツリザルト間違いの改訂(お詫び)_220921-2 (1)

すでに訂正前のリザルトがチェックできないのですが、

テストタイムの合計に、遅着等のペナルティーが加算されていなかったようです。

特に、DAY2のNBクラスでは、ほとんどのライダーがペナルティーがあったので、

順位も大きく変動しています。

当然、合わせてランキングも変動(今回書いたのは、訂正後の分です)しています。

これは、もちろん運営サイドの確認ミスですね。

エラソーに何を言ってやがる!と思われるかもしれませんが、

暫定リザルトが出たから、公式リザルト発表までは、必ず時間があります。

当然、参加していたライダーは自身のリザルトをチェックすると思います。

ライブリザルトで、ある程度分かってはいるのですが、

ライブリザルトは、ペナルティーが反映されていません。

自分のペナルティーは承知していると思いますが、

他のライダーの分までは分からないので、

リザルトは変動する可能性が十分にあります。

そういう意味では、自身でシッカリと暫定リザルトをチェックする必要があると思います。

ただ、特に北海道でのレースの場合は、

帰りのフェリーの時間があるので、片付け、撤収で、

それどころでは無い!というのも分かりますけどね~。

過去には、集計トラブルとかで暫定リザルトが出るのに時間が掛かり、

フェリーの中で知った、なんてこともありますけどね。

今回は、NBクラスにおいて、多くのライダーがペナルティーがついた状況で、

それが合算されていなかったので、リザルト変動が大きく起こりましたが、

これは、相当稀というか、初めてかもしれません。

が、個別の個人のリザルトが間違ってる場合なんかは、たまにあります。

過去に書いたかもしれませんが、

レース中にタイムチェックで、タイムカードを渡して、スタッフに

タイムチェックの通過時刻を書いてもらいますよね。

この時、普段は3人ぐらいが同じ組としてタイムチェックを通過しますね。

が、最近は少なくなりましたが、

IAやIBクラスは他のクラスをレース中にラップする事があります。

また、コンディション等が悪く、けっこうな数のライダーが遅着してしまう場合なども、

同じ時刻にタイムチェックを通過するライダーが大勢いる場合があり得ます。

そうなると、タイムカードの記入待ちみたいになる事があります。

本来は、タイムチェックにあるラインを通過した時刻が記載されるはずですが、

手伝ってくれるスタッフが、皆レースに詳しい訳でもありませんので、

カードを記入する時に見た時刻を書いてしまう場合なんかもあります。

そうすると、タイムカードの記入待ちの間に、何時何分の何分という部分が、

1分ズレる事が起きてしまいます。

すると、ライダー本人はオンタイムで通過したつもりでも、

タイムカード上では1分遅着してる事になります。

そのまま、次のタイムチェックで本来のオンタイム時刻に通過し、

今度はちゃんと通過した時刻を記載されれると、

ここでは、1分早着になり、2分のペナルティーが付く事になります。

自分ではオンタイムで走ったつもりなので、

ライブリザルトの順位確認だけしていると、誰かがペナ付いてて、

リザルトが上がる事があっても、落ちる事はない、と思い込んで、

暫定リザルトをチェックしていないと、

あれれ?なんでペナついて、順位落ちてるの?

と、なる場合があります。

また、ダラダラと得意の長い文章になっていますが、

同じような現象ですが、

タイムカードに掛かれた時刻の字が汚い、と言っては何ですが、

例えば、

0、6、9なんかの数字は、

見間違えやすいです。

タイムチェックのスタッフは、見やすい文字で書いてくれてると思うのですが、

集計は、また別の人がやったりしますからね。

集計時に、数字を読み間違える事で、

先に書いたように、ライダーはオンタイムで走っていても、

リザルト上ではペナルティーがついている場合があり得ます。

それらのミスを防ぐ意味でも、

タイムチェックで記載してもらった時刻が、

自分が通過した時刻と一致しているか、

暫定リザルトに間違いがないか?

やはり、ライダー自身がチェックする習慣をつけると良いと思います。

テストタイムが間違ってたりするのは、なかなかチェック出来ませんけどね。

暫定リザルトに対して、抗議を入れる場合、

本来は、MFJ競技規則にある通り(こちら)

1万円とともに・・・なんて書いてあるのですが、

間違っている、またはミスなどの指摘をするのと、抗議は少し違うと思います。

おかしいな?と思った時は、スタッフに直接確認すれば良いと思います。

抗議というのは、他の選手やマシンに対して、おかしくないか~?という場合の事かな?

ちょっと、その辺は自分も正確に把握していませんけどね。

 

今回、レース当日かな?公式リザルトが出た時点で、

すぐに皆どうだったかな?とチェックしてたんですよね。

その時に、ペナが合算されていない事は、すぐに気づきました。

が、コンディション悪かったみたいだし、これだけペナルティーついてるという事は、

ペナがキャンセルになったのかな?と思ったんですよね。

公式通知が出ても、全部がSNS上とかにアップされる訳じゃないですからね・・・

レース後にレース仲間に電話とかで聞いた時も、ペナキャンセルあったの?

と聞いたのですが、NB以外は、ほとんどのライダーがオンタイムで走ってたので、

ん?分からないなぁー、みたいな感じだったんですよね。

さすがに出てた訳じゃないので、確認までしなかったから、

エラソーな事を言える立場でもないのですけどね・・・

 

まぁ、最後は少し後味が悪くなってしまった感はありますが、

今年の全日本は、これで終了ですね。

エリア戦は、まだあると思いますから、

ライダー達の戦いは、まだ続きますね。

今シーズンの終わりが早かったので、

昇格を決めたライダー達の元に、昇格通知が届くのは、

けっこう先かもしれませんが、

やっぱり、届くと嬉しいですよねー。

来年の話をするのは、まだ早い気がしますが、

来年のスケジュールなども、その内発表される事でしょう。

それでは、また!

おしまい。

 

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