JEC中日本2DAYSエンデューロ レポートDAY1!
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
中日本2DAYSエンデューロの続きで、レース初日となるDAY1の様子です。
最近、JECの時はお宿に泊まる事が多くなりました。
なるべくコスト掛けずに・・・と探した所は富山市内。
ちょっと距離ありましたね。
DAY1の朝は早く、受付を前日に済ませているとはいえ、
クラスによるのですが、車検の時間が朝6時~。
何年もレースやってますが、レース当日は、やっぱりワクワク、ドキドキがあるので、
どうせ早く起きてしまうので、問題なしですけど。
と、いう訳で会場に到着。
本日も予報では天気が良い感じ。
さて・・・
会場での検温などを受けて、チェック済みの証となるリストバンドを腕に巻いて、
最終の準備開始。
と、言っても前日に、ほとんど済ませているので、エンジン掛けたり、
着替えたりと、今回も特に問題なし。
お、KX112だ。とマシンを見ると、赤ゼッケン?
#36の中島選手でした。
前回、SUGOで、ぶっ飛んでリタイヤしてしまっていたので、
心配でしたが、もう大丈夫みたい。
とはいえ、リハビリ兼ねての小排気量マシンで参戦との事。
梅雨時期で、コンディション悪かったら、小さいのもアリかな~?
と言ってましたね。
無事で、何より!
現地で写真撮り忘れてしまいましたが、
今回、久しぶりにリアタイヤにIRCのツーリストを履いてみました。
以前は、頻繁に使っていたのですが、ご無沙汰です。
コスモは、かなり石でガレていたよなー、木の根っことかもいっぱいあったよなー。
と、そんな記憶から、ツーリストが良いかな?と。
これが吉と出るか、凶と出るか・・・
先程のKX112と比べても、自分のも125だから、排気量では、大した差がないですよね。
準備も終わり、トイレに行く事数回、準備完了です。
レース前のブリーフィング。
タイム設定は、読み通りの晴れタイムでした。
タイム表作り変えなくて済んで、良かった・・・
コースの注意事項などを確認です。
さて、いざスタートですよ。
くどいけど、コースマップ。
スタートすると、まずは前半がルートとなります。
すぐにテストとの交差点となりますが、
まだ誰も走ってないので、そのままスルーします。
ルート前半はモトクロスコースとその外周みたいな所を走ります。
前回はテストだった所だなー、意外と記憶してるもんですね。
どんどん下っていく感じで、たまにウッズ内を走っては、ウッズを出たりを
繰り返します。
シングルトレイルみたいな所は、気持ち良く走れますねー。
ウッズ内は、ラインが複数ある感じ。
たまに引っ掛かってしまう所もあり。
うーん、これは違うラインの方が楽かもしれない・・・
次の周の時は、違うラインで行ってみようとか考えながら走行です。
タイム設定にどのぐらい余裕があるのか分からないので、
1周目とはいえ、慎重だけど、出せる所は、そこそこのペースで走ります。
そして、IA、IBルートの分岐に到着。
おー、やっぱりここか・・・
前回も走ったとこだな。
ラインがいっぱいあるんだよなー、と思い出してたら、
やっぱり、その通り。
ゆっくり走りながら、ラインを見比べて、
比較的楽に登れそうな気がするラインで登ってみます。
ちょっと引っ掛かったけど、無事通過。
その後は、まぁまぁ急な下りとか、
曲がりながらの登りとか、
超絶難しい訳ではないけど、油断は出来ないぞっ!という感じ。
思ったより、距離が長い。
これを9周か・・・
IA、IBルートを終えて、他のクラスと合流すると、
作業道というか、林道みたいな所を少し走ると、テストに到着。
1周目は下見ラップですから、タイム計測はなし。
ウッズ内がラインがいっぱいあったので、よーく観察して走らないと。
序盤は、場所によって、かなり速度レンジが高い感じ。
コーナー直後の立ち上がりラインの凸凹など、
気をつけたい部分はあるものの、ラインが何本もある訳じゃないので、問題なし。
勝負所となるウッズに到着。
下見の時にチェック済みですが、
橋を渡るので、とても分かりやすい。
ウッズ内はスピードが出ないとはいえ、歩くスピードとは異なるのと、
けっこう石が埋まっているので、ちょいちょいバイクが振られる。
案の定、どっかで間違った。
こんな景色見た覚えがないぞ。
と、コーステープで前を塞がれ、曲がると、
矢印が逆向いてる。
あれ?進行方向見失った。
あー、こっちか!と、すぐ気づいたけど、
良かった~。下見ラップで。
振り返って、ラインをチェック。
左に曲がったあと、すぐに右かー。
まっすぐ行っちゃったのか。
迷ったのは、幸いにも、この1か所だけで、
あとは、記憶を頼りに走ると、問題なさそうでしたね。
ウッズを抜けて、作業道みたいな緩やかな登りが長く続くのですが、
下見で歩いた時は、何て事ない、と思っていたけど、
実際バイクで速度出していると、振られる。
そこからモトクロスコースに戻る。
モトクロスコースは、迷う事ないので、問題なし。
速く走れるかは、別問題だけど。
うーん、なるほど、こんな感じか。
テストを終えると、すぐにパドック。
8分ぐらい余ってましたね。
下見ラップで、これだから、10分ぐらい余るかな?
そんな感じで、周回数をこなしていきます。
2周目からがテストのタイム計測も始まるので、本番です。
テストタイムは、7分07秒。
良いのか、悪いのか分からない。
今回のコスモは、携帯の電波状況がよろしくないので、
ライブリザルトを見る事が出来ない。
まぁ、IAクラスに昇格したのは良いのですけど、
今の所、リザルトは期待できるレベルではないので、気にしません。
ビリは回避したいけど。
3周目は、テストのウッズ内にもワダチが出来てきて、
どっちのワダチにしよう?と一瞬迷ったら、
フロントとリアが別々のワダチに入り、転倒・・・
ポテごけでしたが、慌ててバイク起こして、走りだしたら、
石で振られまくり。ペース上がらず。
当然、タイムも落ちた。イカンぞ!
転倒もあったせいか、気温も上がって来たのもあるけど、
何か、すでに疲れてる気がする。
普段、そんなに飲み物をたくさん摂る方でもないのですけど、
こりゃ、ちょっと多めに水分取っておかないと、熱中症になるかも。
余裕ある内に動画撮っておこうと、撮影したのが5周目。
まずは、前半のルートですね。
けっこうスピードあるように感じますが、
疲れず、楽しいぐらいで走ってる感じですね。
IA、IBルートは、他の選手が一番手前の直登ラインを
登っていたので、途中から、そのラインを選択。
一見すると、急だけど、比較的アプローチがキレイなのと、
ガコっと上がるが1回だけで、そこを越えてしまえば、
問題ないラインでしたね。終盤までは・・・
続いて、テスト動画。
この時は、目立ったミスもなく、少しタイムが縮んで、7分02秒。
IAの中だと、遅いのですけど。
と、こんな感じの1周という感じでしたね。
言葉より、動画の方が当然分かりやすいと思いますけど。
とりあえず、動画も無事に撮影できたので、一安心。
その後も周回を重ねるのですが、
テストはかなり覚えて、ウッズ内も道に迷う事は無くなったのですが、
ちょっとずつ、どこもかしこも路面が荒れてきた。
ウッズ内も少しラインを変えてみたりするのですが、
ウッズを出たあたりで、けっこう腕にくる。
その直後の少しガレてる緩い登りが、どんどん振られて、上手く走れてない。
当然、タイムが出る訳もなく、
少しずつタイムが落ちる。
NBが6周で終わり、自分はあと3周か・・・長いな。
NAが7周で終わり、あと2周か。
何か、頭が痛い気がする。これって熱中症の入り口かも。
気をつけなくては。
8周目がキツカッタですねー。タイムもさらに落ちるし。
しかし、最後の1周となると、これで終わりだぁー!と元気が出た。気がした。
体力もあるかもしれないけど、今思うと、集中力が少し落ちてたかもですね。
ラストの周回ですが、翌日のDAY2も走る訳なので、
テストのウッズ内はいくつかラインを変えたりしながら走っていたのですが、
IA、IBルートの登りは色々試して無かったんですよね。
一番手前の直登ラインをずっと登っていましたが、
さすがに後半は荒れて来て、引っ掛かる事が多くなりました。
DAY2の事も考えて、ラストの周は違うラインで登る事に。
登りの前をグルグル回って、良さげなラインを検討します。
一番奥まで行って、戻りながらラインを探すと、
斜めに緩やかに登るラインを発見。
お、これがひょっとして、正解かな?
石はゴロゴロしてるものの、ある程度ラインになってて足も届くし、
何より勾配が緩い。止まってもイゴらずにゼロ発進できる。
明日は、ここだな。
2DAYSの時は、こういうのも大事ですね。
テストは、ラストって事で、気合と集中で、走ったら、
最後に何とか7分切りで、6分59秒!
やったー。嬉しい!
そんな感じで無事にDAY1を終える事が出来ました。
レースの結果は・・・
今回はジャンキーさんがエルヅにお出かけ中で、
同じくOff1の伊井さんによる速報はこちら。
簡単に見ていくと、
まずは、IAクラス。
1位 #16 馬場 亮太 選手(5:44.35)
2位 #3 釘村 忠 選手(5:51.53)
3位 #1 飯塚 翼 選手(5:57.46)
( )内は、テストのベストタイムです。
という、結果でしたね。
IRCの新型タイヤのGX20を装着して、期待のリベンジを狙っていたと思われる、
釘村選手でしたが、馬場選手を止める事は出来ず。
序盤は接戦でしたが、5分40秒代に馬場選手は2回突っ込んでますからねー。
3位には、昨年チャンピオンの飯塚選手。
上位2名には届かないものの、かなり安定していますね。
#2の保坂選手は、上位タイムを刻んでいたものの、
足を何かにヒットさせて、小指かな?が骨折してしまったようです。
レース終わった後に会いましたが、大事には至らなかったようで、
翌日に向け下見に行ってました。
DAY2走ってみて、ダメそうなら無理しない、との事でしたけどね。
以前のSUGOで、今は同じチームメイトとなる熱田選手も骨折してても、
ファイナルクロス走ってたよなー、なんて話してたら、
その熱田選手から、激励LINEが入ってたみたいですね。
さすが、IAライダーは、簡単に諦めませんね。
続いて、IBクラス。
1位 #121 世利 和輝 選手(6:36.35)
2位 #100 星野 利康 選手(6:35.69)
3位 #140 金田 拓典 選手(6:43.14)
という感じ。
1位は、安定して好タイムを出した世利選手。全日本IBでは、初優勝かな?
おめでとうございます!
2位は、星野選手。1発タイムは世利選手に勝っていますが、
序盤と最終ラップのタイム差が響いた感じですね。
3位は、金田選手。4位の青木選手とは2秒差でしたが、逃げ切り。
ここまで全勝だった向坊選手は、好タイムをマークしていましたが、
一発デカイ転倒をしたようで、5位という結果に。
やはり、ランキング上位のライダーが、上位を占める形に。
次は、NAクラス。
1位 #325 高橋 吟 選手(6:15.67)
2位 #324 杉原 幸信 選手(6:55.55)
3位 #323 馬庭 隼人 選手(7:00.49)
という結果に。
開幕の広島はお休みしていたものの、SUGOでピンピンに続き、
高橋選手がブッチギリの1位に。
タイム的には、IAでシングル入ってますね。
おそらく、テスト内で前走者抜いてのタイムだと思うんですよねー。
恐ろしい~。
そして、NBクラス。
1位 #524 土屋 吉輝 選手(6:42.64)
2位 #450 田中 大貴 選手(6:50.31)
3位 #457 石井 開都 選手(6:54.35)
と、いう結果に。
NA、NBクラスだと、7分切りが一つの目安になっていた感じですね。
最後にW(女性)クラス。
1位 #200 保坂 明日那 選手(7:37.57)
2位 #201 太田 晴美 選手(7:40.45)
3位 #203 籾井 美嘉 選手(9:11.73)
と、いう結果に。
マシンが整備中?といってかな?保坂選手は、以前のKX100で参戦だったみたいですね。
コンディションが良かったので、ウッズ内なんかはフルサイズよりガンガン行けたかもですねー。
おめでとうございます!
ちなみに、自分は・・・
IAクラス 21位/完走24台中。
おー、完走者のビリは回避しました!
一応、コスモはIB時代もベストリザルトだったので、
相性良いはず、そして、マッチしてると思われるツーリストも投入したし。
それでも、7分切りがやっとでしたね。
NA、NBの上位は7分切ってるから、大した事ないけど・・・
レース終了後、しばらくしたら、
IA、IBクラスの選手に集合が掛かりました。
どうも、翌日の天気予報がDAY1より厚くなる予報のようで、
周回数減や、コースカットなどを検討しているみたいで、
選手側の意見というか、いくつかの質問に答えて欲しいとの事。
それを踏まえて、変更内容について検討するようです。
熱中症っぽい症状を感じたか?
周回数はDAY1と同じか、減らした方が良いか?
コース難易度は、どうだったか?
そんな内容でしたね。
自分も、少し頭が痛くなりましたが、けっこうな人数が同じような症状出てたみたいです。
本来は、自分で判断するのが良いのでしょうけど、
熱中症って、自分だと分かりづらいんですよね。
特に、レース中なんて、頑張ってしまいますし。
自分も過去に一度、熱中症になりましたが、
動けなくなってから、これ熱中症か~!と気づいたくらいです。
一度なってると、予兆は感じ取れるかもですけどね。
そういう意味では、自分で判断する事も大事ですけど、
レース内容を運営側で変更するのは、大事な事かもですね。
そんな感じのDAY1でした。
DAY2へ続く。