SUGO2DAYSエンデューロ参戦レポート DAY1!
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
前フリが毎度長いですが、ようやく本編です。
いよいよレース当日。
夜の内に雨が降ったんでしょうね。
少し濡れていますが、朝イチ準備な段階では、ご覧のように
雨は降ってませんでした。
でも、予報では降りそうなんですよねー。
どうなる事やら・・・
大会毎に微妙に異なりますが、
今回のSUGOでは、前日は受付のみで、車検は当日の朝。
前日に準備をシッカリしておけば、焦らずに済みますね。
クラスによって車検の時間も異なるので、
スタート時間の早いIAやIBクラスから車検も始まります。
続々と車検を受けてパルクフェルメに車両が集まってきます。
前日バッチリ準備しておいたはず。
朝再度エンジンを掛け、シッカリと一度エンジンを暖め、
それから車検を受けよう~なんて、思っていたはずが、
まさかのエンジン掛かるけど、アイドリングしない。
あー、自分の車両の事です。
あれ、ストールしちゃう。
エンジン吹けるには吹けるけど、何かおかしい。
ノンビリでいいやー、なんて余裕かましてたのが、アダになりました。
確か、車検のリミットまで、あと十数分しかない。
うーん、スタート前から、これでは話にならない。
キャブ開ける!
キャブを外す程の余裕もないので、何とかドレンから
スロージェットを取り出し、お掃除。
何かスローに詰まったのが原因じゃなかったら、このまま行くしかない。
レース前から、産方さん、あと何分!とか周りから声が掛かる。
ガソリン冷たいよ~。
何とか組み上げて、エンジン始動。
おー、アイドリングするじゃないか。
もうもう!
何だろうなー。昨日は平気だったのに。
まぁ、間に合ったから良しとしよう!
そして、スタート前のブリーフィング。
やっぱり降ってきました。雨が・・・
ブリーフィングでは、天候を考慮して、ルートのカットが説明されます。
元々、かなり余裕を見たタイム設定にしていたようですが、
ルートが大幅カットになった事で、
タイムチェックで時間が余るだろう、との事です。
体が冷えてしまうかもしれないので、防寒した方が良いなどのアドバイスも。
DAY1の各クラス周回数と区間タイムは、以下の通り。
タイム表は、今回A、B、Cタイムなどに分かれておらず、1種類のみの配布でした。
TC中間というのは、スタート(2周目以降は本部タイムチェックから)から、
ルートを走り、エンデューロテストを走り、
中間タイムチェックまでの間の区間タイムとなります。
TC本部というのは、中間タイムチェックを受けてから、エクストリームテストを走り、
ルート走行、クロステストを走行し、パドックで給油や必要なら整備をして、
本部タイムチェックまでの区間タイムとなります。
1周の後半となる区間タイムの方がテスト2本あるのに、短い設定です。
パドックで費やす時間も考慮すると、
実際に走る時間は前半の方が長いだろうと、予測がつきますねー。
今回実際に作った自分のタイム表。
今回は周回毎に区間タイムが変わる変則タイムでは無かったので、
複雑にはならず、シンプルです。
字がキレイな方ではありませんが、なるべく丁寧に書かないと、
自分で自分の字を読み間違えるなんて事もあるかもなので、注意が必要です。
雨がポツポツの中、いよいよスタートです。
序盤はモトクロスコースを抜け、キャンプ場エリアから、
通称廊下と呼ばれるツルツルな斜度の緩い坂を下り、
砂利の駐車場に抜けます。
ダートは、これだけ。
あとはアスファルトを移動して、エンデューロテストに到着です。
DAY1の最初の1周はタイム設定がありますが、
タイムアタックするテスト区間のタイム計測は行いません。
下見ラップという事ですね。
もう、この辺は説明不要かもしれませんが、
区間タイムが、どのぐらいの余裕を持って設定されているか不明なので、
下見ラップとはいえ、テストはそこそこ頑張らないといけませんね。
とは、いうものの前日に歩いて下見した緩い登りが、
やはりツルツルで、かつ土が重たい・・・
いきなりバランスを崩し、止まってしまいました。
悪い予想や想像は現実となるもので、リスタートにちょっと手こずります。
すぐに後ろのライダーに抜かれてしまいました・・・
や、やっべなー。これは。
そこ以外は、滑るものの何とか走れますが、
タイムを出すのは、難しいぞー。
後半の沢の方がシッカリとグリップしてくれて、
走り易いぐらいです。
エンデューロテストを抜けると、アスファルトの移動のみで、
中間タイムチェックに到着。
時間を見ると、5、6分だったかな?余裕があったのは。
オンタイムとなる時刻を用意されている公式の時計で確認してから、
タイムチェックを受けます。
エクストリームテストは、短いですが、障害物がある部分でミスを
してしまうと、やり直しに時間が掛かります。
転倒や、エンジンストップをしないように、
まずは慎重に走ります。
まぁ、特に問題はないと思いましたが、
やはりタイムを出すのが、どうしたら良いものか・・・
エクストリームテストを終えると、またしばらくアスファルトを移動して、
ダート区間に入ります。
下り路面のみで、テニスコートエリアに移動して、
山の中には入らずにテニスコート脇のダートを少し走り、
またアスファルト移動。
本当にルート区間のダートは少しのようです。
モトクロスコース側に戻る途中で、3つ目のテストとなる
クロステストに到着。
アスファルトからのスタートで、序盤は、かなりのスピードが出ます。
予想通り、最初のストレート以外はアクセルを開けると滑るコンディションで、
タイムを詰めるのが難しそうです。
そこから、キャンプ場エリアを少し走り、モトクロスコースへ。
そして、パドックへ戻り、1周が終わり。
そんな感じです。
今回も動画を撮影してみました。
MFJの規定で、カメラ類はボディー装着が禁止されているので、
ハンドルバーに固定しています。
だいぶ振動などで画面が揺れますが、お許しを。
動画は、3周目の時に撮影です。
スタートから7分ぐらいの間が序盤のルートのダート区間です。
そこからは、アスファルト区間で、
14分ぐらいから、エンデューロテストとなります。
エンデューロテストは、先に書いた序盤の緩い登りは、やはり難しく
渋滞の元になりそうだとの判断で、
IA、IBのみ2周目となる1回目の計測の後は、
カットとなりました。
この動画は3周目なので、その登りはカットされたものです。
続いては、中間タイムチェックに到着して、時間が余ったので、
IAクラスなどが走るエクストリームテストの様子を少しだけ撮影してみました。
エンデューロテストでレンズが曇ったか、水滴がついたのか、
ちょっと見えづらいですね。
あんまり奥まで行って撮影してると、
自分のタイムチェック時刻に遅れてしまうかもしれないので、
あまり面白くないかもですけど。
DAY1の雨の滑るコンディションでも、IAクラスは
1分40秒台で走っていますね。
自分のDAY1のベストタイムで、2分切りがやっとです。
そして、自分のエクストリームテストです。
この周のエクストリームテストは、
タイヤゾーンで失敗して、転倒しちゃったんですよね。
やり直しをしてるので、2分20秒ぐらいと、
このぐらいのミスでも15秒ぐらいはロスしてるかな?
タイムアタックで15秒タイムを縮めるのは困難ですからね。
やはり転倒はいけませんねー。
エクストリームテストを終えた後は、しばらくアスファルト区間で、
動画だと7分20秒あたりから、ダート区間となります。
そして、13分ぐらいの所から、クロステストとなります。
うーん、滑るんですよねー。路面が。難しい・・・
そして、モトクロスコースを走り、パドック。
そんな感じのコースでした。
実際にはルートが大幅にカットされた事もあり、
テストがメインとなったので、楽だろうと思っていたのですが、
その分、テストを一生懸命に走ったからか、
いつもと同じように疲れましたね。
規定周回数を終えて、無事にゴールするのでした。
公式リザルトは、こちら。
ジャンキーの速報でも紹介されていましたね。
まぁ、なので、個人的な事ばかりですが、自分のタイムを見てみましょう。
ギリギリ見えるかな?
DAY1の順位は、10位でした・・・
今季の成績だと、ベストタイとなる順位。
ミスした割りに順位は良かったですねー。
他のライダーもやらかしてる、という事ですね。タブン。
IBクラスで参戦しているので、周回数が5周とNクラスより1周多く、
かつ、計測1回目(2周目)のエンデューロテストはカットになる前なので、
少しタイムが悪く見えます。
今年はNクラスが激戦ですよね。
もし、自分がNクラスで参戦していたら、仮に上のIBクラスだったら、
何位ぐらいなんだろう?なんて妄想しちゃいますね。
が、今回はNクラスのライダー達が、めっちゃ速いので、
逆にNクラスだったら何位だっただろう?と妄想してみます。
計測1回目の周は先にも書いたようにエンデューロテストが長ったので、
その周回をカットして、残りの3周目、4周目、5周目のタイムを合算してみます。
すると・・・
テストタイムの合計が、29:31.98となりました。
Nクラスの順位に置き換えると・・・
11位でした。
順位落ちてるし・・・
まぁ、こういうのはタラレバなんですけどね。
IBの自分が遅いのか、
いや、Nクラスのライダーが速い事にしておこう。
そんな、くだらない話はさておき、
IAクラスは、ディフェンディングチャンピオンの#1鈴木健二選手が優勝。
2位は、今季から参戦の#40田中教世選手。
3位は、ポイントリーダーの#4釘村忠選手。
日高でのリザルトが響いているので、健二さんが優勝しても、
釘村選手が3位と順当なので、チャンピオン目前といった感じ。
IBクラスは、
全日本は今季初参戦となる#64の岩鬼選手が見事に優勝!
おめでとうございます!
2位は、#115中島選手。
3位に、ポイントリーダーの#84大神選手。
ペナルティーを2分つけての3位ですが、仮にペナルティーがなくても、
岩鬼選手が優勝してますからね。いや、スゴイ!
テストタイムでは、3位となっていたもう一人のチャンピオン候補の
#97新沼選手は、最後のワークタイムで痛恨の遅着を喫し、
3分のペナルティーとなり、大幅に順位を後退してしまいました。
ポイント差で考えると、大神選手がチャンピオンに手を掛けた状態となりました。
そして、激戦のNクラスは・・・
1位が、#351保坂選手。
2位は、#419飯塚選手。
3位に、#344神馬選手。
という結果に。
飯塚選手はモトクロス出身の若手ライダーとの事でしたねー。
すみません。ノーマークでした。
上位陣は、予想通りの顔ぶれとなりましたねー。
しかし、2位の飯塚選手が早着だったかな?ペナルティーを1分つけての
2位という事で、テストタイムでは1位でしたからね。
DAY2も楽しみです。
今回の上位陣は、全日本では全戦参戦していないライダーなので、
チャンピオン争いの方は、SUGO前でポイントリーダーだった
#202坂本選手が6位で、
次いでランキング2位だった#207池町選手が4位となった事で、
DAY1終了時点では、池町選手が逆転!
2Pリードで、DAY2を迎える事になります。
ランキング3位だった#347木村選手は、痛恨のDNFとなり、
事実上チャンピオン争いから脱落となってしまいました。
そして、こちらも激熱なWクラス。
1位が、#151福田選手。
2位は、#153近藤選手。
3位に、#162石本選手。
SUGO前では、4Pリードで近藤選手がトップとなっていましたが、
そのポイント差が縮まる結果に。
1位と2位が3P差なので、近藤選手が1PリードのままDAY2を迎える事に。
3位の石本選手はJEC初参戦かな?タブン。
85㏄のラージとはいえ、ミニモトで参戦での結果です。
承認Bクラスは、
優勝!#524斉藤隆夫選手。
参加人数が少ないとはいえ、競り勝ったという訳ですからね。
おめでとうございます!
承認Cクラスは、
優勝!#624多田豊選手。
おめでとうございます!
と、そんな感じのDAY1でした。
DAY2は、お天気晴れの予報です。
少しは路面回復してくれたら良いなぁーと、思うのでした。
DAY2に続く。