2024 JEC 村田SUGO2DAYSエンデューロ レースレポート!その①

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

行ってきましたよー。

2024年シーズンの開幕戦となる村田SUGO2DAYSエンデューロに。

今大会は、今までとは一味違ったSUGOとなりましたが、

そんな様子を少し紹介出来ればと思います。

まずは、レース前日から。

さて・・・

レースな週末が近づくにつれ、とても気になるのが、お天気ですね。

今回は、予報が晴れ続き!

荒れたコンディションの方が順位が良い!なんていう方もいて、

雨ごいするライダーもいるかもですが、

自分はやっぱり断然晴れが嬉しいですよね。

レース前日の金曜日早朝、SUGOに向かい、車を走らせますが、

良い天気でしたからねー。

自然とレースが楽しみになります。

で、SUGO到着。

まずは、パドック作りとなる所ですが、

ご一緒するBetaチームが遅れてるみたいだったので、

すぐにテストの下見に行く事に。

今回のコースマップです。

JECの場合、順位に直接影響するタイムアタックを行うショートループのコースをテストと言います。

それ以外の走行するエリアは、ルートと呼ばれていたりします。

会場によっては全部を下見する事もあり得ますが、

多くの場合は、タイムアタックを行うテストのみ、歩いて下見するライダーがほとんどです。

今回は、事前発表にもあったように、

エンデューロテスト(ET)

エクストリームテスト(XT)

クロステスト(CT)

と、タイムアタックのテストコースが3つとなります。

コースマップだけでは、大まかな位置関係ぐらいしか分からないので、

やはり歩いての下見が大事になってきますね。

で、まずはパドックから一番近いエンデューロテストへ。

先に下見を終えた人たちの情報によると、

モトクロスコースオンリーのテストらしい。

ん?エンデューロテストなのに?

モトクロスコースをテストに使う事は、今までも何度もありましたが、

モトクロスコースを一旦出て、隣に隣接するキャンプ場エリアと呼ばれる、

ウッズの中を走り、またモトクロスコースに戻ってくる。

そんな感じが定番でしたが、どうやら様子が違うらしい。

右側のヤマハゲートがスタートで、

ハスクバーナゲートがフィニッシュです。

だいたい、こんな感じでスタートとゴールゲートが近い場合がほとんどですね。

基本的に、モトクロスコースを逆回りで走る設定でした。

モトクロスコースを逆走する場合、

ジャンプのアプローチが異なったりするので、

危ないポイントもあるし、

モトクロスなら、ジャンプのポイントは転倒者などがいると危ないですから、

基本旗振りのスタッフがいたりしますが、

エンデューロだと、旗振りスタッフもいる訳じゃないのもあり、

ジャンプは飛べないように規制が掛かっていたりします。

上の画像もちょっとしたコブがありますが、

飛べないように手前にシケインが作られています。

ここは、ルンバルンバなリズムセクションですが、

やはり、まっすぐは走れないようになっています。

コブを2つ超えたら、左側のコース外へ一旦出て、また戻る。

そんな繰り返しで、ルンバルンバを抜けます。

その後、KYBジャンプを逆から入る訳ですが、

テーブルトップのまさにテーブル部分にシケインあり。

ヨーロピアンなエリアの方はカットされていて、

ステップアップの方へショートカットしたりして、

大坂もカットされていて、

1コーナーの方へ戻ると、

フィニッシュゲートへ。

かなり短いですねー。

路面は、カチパンドライです。

これは、どうもタイム差が出にくい感じでしょうか?

しかしながら、タイムを縮めるのも難しい感じ?

続いては、クロステストへ。

SUGOの場合、会場全体が広いですから、

特にエクストリームテストがある、

ロードサーキット側までは歩けなくはないけど、

ちょっと遠いので、車で移動して、下見へ向かいます。

本来のテストの順番で行くと、

エンデューロテスト、エクストリームテスト、クロステストの

順番ですが、通り道なのもあり、

先にクロステストを下見します。

ここ数年は、定番な感じで、

アスファルトからのスタートで、

砂利の駐車場エリアを全開!で走る感じです。

というか、例年と同じなのもあって、写真撮り忘れてました・・・

砂利の駐車場から、キッズコースへと降りて、シンプルなコースを

走るテストですね。

今回は、コース長がわずかに伸びている部分もあれば、

逆にカットされていたり、

ストレートからのヘアピンといった組み合わせが多い感じでした。

これまた、テクニカルというより、

加速、減速、コーナリング、といった基本中の基本を問われるテストという感じ。

そして、最後にエクストリームテストへ。

ロードサーキットの内側にある、

トライアルなエリアを使用して、エクストリームテストが設置されています。

左側のMoty’sゲートがスタートで、

時計回りに周回して、ヤマハゲートがフィニッシュ。

スタート直後にいきなりヒューム管。

何か、きっかけの石が置いてありますが、

いなくなってしまいそうな気が・・・

右に向かって徐々に低くなるので、

自信がなければ、低い方で超えるも良し、

何なら、もう少し写真右に迂回すると、

障害物無しで通り抜けも可能です。

が、

でっかい謎のブロックみたいなのがあるので、

もちろんタイム的には不利になりますよね。

でも、エクストリームテストは、

最短ラインは難しい訳で、そこで失敗すれば、

迂回を確実にスムーズに行った方が結果的に速い!

なんて事も。

その辺が難しいところですよね。

写真で見ると、大した事ないんですけど、

実際には、どこ通る?な感じ。

安パイなラインは、少し下りてから、ど真ん中なんですけど、

次の障害物へのアプローチが微妙・・・

次の障害物とは、こんな感じ。

どこかで超えないといけない。

先が見えない小山もラインは右と左にある。

左に行くと、キャンバーで、タイトなターンしないといけない。

右で登ると、簡単だけど、かなり迂回。

ここも、どこかで超えていかないといけない。

左側の石の少ない辺りを抜けるか、

右に一度下りて、細い土管を超えるか。

横倒しになったタイヤが3列待ち構えていたり、

そこを超えて、Uターンすると、すぐにまたタイヤがいたり。

画像だと、簡単そうに見えるんですよ・・・

人の影で見えないけど、

発射台みたいのがあったり、

でも、ここは迂回もある。

すぐにまた、土管があったり、

土管超えて曲がると、ショートカット気味に、またデカい土管があったり。

ここは、グルっと遠回りだけど、迂回もある。

超タイトに右ターンで石と石の間のイン側に入れると、次が楽。

段々なコンクリート下りたり。

これも写真だと、大した事ないように見えちゃうなー。

最後は、石?障害物?がとにかくゴロゴロしてる所を

縫うようにジグザク走って、ゴール。

距離は短いはずなんだけど、1周下見するのに、すごい時間掛かった。

一緒に行ったお客さんは、自分の下見が長すぎるから、

その間に、もう1周下見してて、さらに待ってたぐらいに。

他の参加者たちも、今回のエクストリームは、ヤバイ!って、感じで、

複数回歩いて下見してましたね。

結局自分も、もう1周歩きました。

正直、こんなに下見したの初めてでした。

ちなみに・・・

これは、下見しながら携帯にメモしてた文章のスクショですが、

写真と文章で、記憶する感じですね。

普段は、ここまで詳細に書かないけど、

今回は順番を覚えておくのと、

どうやって超えて行くかを先に決めておかないと、

間に合わないし、クリア出来ないと思ったので・・・

いつもなら、こういうの書いたり、写真撮っただけで、

満足して、見返す事はしない(意味ない・・・)んですけど、

今回は、何回かちゃんと見返しました。

いやー、どう考えても、勝負の分かれ目は、今回エクストリームテストですね・・・

下見する為に前日入りしてるのですけど、

いつもは、サラーっと見て終わりにしちゃうんですけど、

今回は、ちょっと真面目に下見しました。

実際、下見出来るなら、すごく大事だし、リザルトに影響すると思うんですけど、

つい、疲れてしまうから、おろそかに・・・

トップライダーは、実際に何度も下見したりしてますからね。

で、2DAYの場合は特にですが、

DAY1終了してからも、下見に行ってますよね。

もっとタイムを削れるラインはないか?

ラインが荒れて来てるから、他に良いラインはないか?とかね。

自分はしてませんけど・・・

下見してる間に、Betaチームがすでにパドックを完成させてくれてました。

手伝えなくて、すみません。

他の参加者たちのパドックも準備完了してました。

うーん、レースって感じになってきました。

TMも輸入元さんが力を入れてパドックを並べています。

ハスクバーナとか、

埼玉のショップのナグモーターさんとか、

関西のショップのニュートンさんとか、

東北なメンバーの方たちとか、

岩手のチキンレーシングさんとか、

もちろん、ヤマハとか、

シェルコとか、

ブース出展なんかも。

ここ数年、クシタニがオフロードに力入れてますよねー。

大阪のショップのビバークさんとか。

全部は撮り切れてないけど、みんなカッコいいですねー。

IA#2の選手会長な釘村選手を発見。

撮影があったのか、着替えてましたね。

今シーズンから、今までのBetaからマシンを変えて、

ハスクバーナにスイッチ。

マシンは、TE300 Proでしたねー。

新たなマシンを武器にチャンピオン奪還なるか?

ライダー見当たらなかったので、マシンだけ。

2年連続チャンピオンを獲得の#1馬場 亮太選手のマシン。

昨年は、YZ125Xをメインにしていましたが、

今年は、モデルチェンジをしたYZ450FXにマシンをスイッチ。

ヨンゴーですよ。ヨンゴー。

馬場選手は、小柄なんですけどねー。

速く、上手いライダーは、関係ないかな?そんなの。

この後、少しおしゃべりする機会がありましたが、

125より、タイム出ると思います。と、言ってましたねー。

どうなるか?

今回は、特に、田中 教世選手や、渡辺 学選手など、

実力は折り紙付きの猛者がいっぱいですからねー。

これは、受付時にもらったタイム表ですが、

今回は事前に発表されてましたねー。

タイム設定は、1つだけでした。

なので、

これは、実際にレースで使った後の写真ですが、

会場に行く前に事前にタイム表を作っておきました。

事前に発表されてると、楽ですよねー。

パソコンとかで作って、印刷すれば良いので。

適当なサイズで印刷した物をクリアテープで巻いて、

濡れたり、泥がついても見えるようにしています。

これをハンドルとかにタイラップで縛って走っています。

マシンの最終チェックなんかもして、前日の任務は全て完了!

今回は、車中泊でしたので、会場にいるレース仲間達と、

楽しい時間を過ごしてから、

翌日に備えます。

土曜も日曜も晴れ予報なので、楽しいレースになるかな?

そんな事を考えながら、眠りに就くのでした。

つづく。

 

Follow me!