SUGO2DAYSエンデューロ参戦レポート DAY2!
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
DAY1も無事に終わり、いよいよ今シーズンのラストとなるDAY2です。
各クラスも、これで年間チャンピオンが決まるし、
昇格争いも決まるんですねー。
当たり前なのですが、現状どちらも絡んでいない自分は、
今季コッソリと目標に掲げていたIBシングルフィニッシュの
ラストチャンスとなる訳です。
DAY2は、ウッカリさんで、スタート前に写真全然撮ってませんでした~。
DAY2は、ファイナルクロスもあるし、朝の車検なんかも無いので、
時間が早いんですよねー。
タイム設定は、DAY1と同じで、
承認CクラスのみDAY1と同じ3周ですが、
他のクラスは1周少ない規定周回数となります。
さて・・・
寒い中、IAクラスからスタートしていきます。
自分も時間となり、パルクフェルメに入り、バイクとご対面。
うわっ、シートが真っ白になって、凍ってるよ・・・
最も緊張する?と言っても過言ではないのが、
このDAY2の朝のスタート。
この時期の極寒のSUGOの屋外にバイクを放置プレーですからね。
エンジンもキンキンに冷えてるし、バッテリーも、さぞ寒かった事でしょう。
最近のマシンは、セルオンリーでキックが外されてる車両も増えてきましたからね。
スタートの時にエンジン始動できないと、ペナルティーですからね。
わずか10秒とかのペナルティーですが、
朝イチから、つまずくのは、調子も狂いますからね。
自分は幸いにも一発でエンジンが目覚めてくれましたが、
リザルト見てみると、何人かは10秒ペナルティーとなっていますね。
DAY2の要となるのは、朝イチの1周目ですね。
なぜなら、DAY1とは異なり、1周目からテストはタイム計測が始まります。
路面状況も判断がつきにくく、かつ体もまだ動きが鈍い時間帯に、
いかにタイムを出すか!
特に天候が回復してくる後半は皆がタイムを縮めてくる訳ですが、
予想以上に、この朝イチのテストタイムが重要な鍵を握りますね。タブン。
天候回復を見込んで、DAY2は当初予定のルートを使うと思っていたのですが、
DAY1と同じカットされたルートとなりました。
テストを覚えたのと、DAY1には結果的にあまり雨に降られなかった事もあり、
路面は徐々に回復していきます。
しかし、クロステストのアスファルトスタートの部分は、
泥が積もっているせいか、どんどん滑るコンディションに。
バイクまっすぐなのに、ホイルスピンしっぱなしです。
みんなリアを振りながら、スタートしていきます。
そんな、走行の様子です。
2周目の時の動画です。
本部タイムチェックから、序盤のルートのダート区間のみです。
もう廊下のエリアなんて、徐行を通り越して、歩くのより遅いですねー。
でも、間に合うから良いのです。
全然面白くない動画で、すみません。
続いては、エンデューロテスト。
エンデューロテストの序盤のぬちゃぬちゃエリアが遅いですねー。
何やっての?
アクセル開けろよ!と言いたくなってしまいます。
後半の沢は、まぁ良いような気がするのですが。
最後は泥が付いちゃいましたね。さすがにテスト内だと拭く余裕なかったです。
この時で、5分04秒かな?自分のタイムだと良い方ですが、
結局5分切れませんでしたねー。
ベストタイムで、5分03秒でした。
IAだと、4分前半で、トップタイムは4分切って、3分台です。
スゴイです。ホント。
続いては、エクストリームテストで、
ルート、クロステストとなります。
エクストリームは日当たりも良いのか、かなり乾いてきた感じ。
低速から加速が連続するので、路面が少し乾くとタイムが上がりますね。
でも、タイヤゾーンのタイヤには泥が付着して滑りやすく、
かつタイヤとタイヤの間も掘れていき、
その間は一見行きやすそうに見えるんですよねー。
なので、間を狙うライダーも多いと思いますが、
タイヤが挟まってしまい脱出に時間が掛かったり、
チェーンが外れてしまったり。
けっこうなライダーがチェーン外れに苦しんだようです。
この時のタイムが1分51秒。
前日には、やっと2分切りだったので、自分的には、やったぜ!と
思っていて、ラストラップには1分50秒を記録。
これは、良いんじゃないか!なんて思っていたけど、
みんなもタイム縮めていました・・・
ちなみにIAトップタイムだと、1分30秒です。
ルート区間は面白くないかもしれませんので、
クロステストは13分ぐらいから始まります。
もう、アスファルトめっちゃ滑る!
クラッチ滑ってんの?ってぐらい前に進みません。
砂利に入った瞬間に体が置いて行かれる感じで急にグリップ回復って感じです。
大きなミスはしないものの、タイムは2分25秒。
ベストタイムでも、2分16秒でした。
これまたIAのトップタイムは、2分切りです。
タイム差で考えると、やはり距離も長いエンデューロテストが
一番差が開くという事ですね。当たり前か。
こんな感じで規定周回数の4周を無事に終えました。
ライブリザルトがあるし、パドックにいる時は、けっこう時間あるんですが、
途中でリザルト見てしまうと、
思ってるより良い順位だと緊張したり、焦ったりしてミスするかもしれないし、
思ってるより悪い順位だと、テンションダダ下がりになってしまうので、
自分は見ない方ですねー。
皆さんは、どうですか?
しかし、ファイナルクロスまでは、どうしても時間がある。
気になってしまう!
と、ライブリザルトを見ちゃいます。
DAY1よりミスは少なく、無難にまとめたから、順位良いかな?
それとも、DAY2は今までも回りのタイムの縮め方が大きく、
必ずDAY2の順位の方がDAY1より落ちるタイプなので、どうかな?
おー!
何とファイナルクロス前で8位ですよ。
念願のシングルが見えてきました!
が、すぐ後ろは2秒差・・・
その後ろも10秒ちょっとです。
うわー、ファイナルクロスでは、十分に逆転されちゃうタイム差です。
かと、言って順位を上げるのは、1つ前は十数秒ですが、
二つ前は1分ぐらい離れてます。
まぁ、とにかく頑張るしかないね。
そして、承認クラスからファイナルクロスが始まります。
スターティングゲート使ったモトクロス形式。
緊張の一瞬ですね。
特に全日本クラスと違って、承認クラスは二日間通しての競技となりますから、
二日間とも完走しないと、このスターティングゲートに並べないんですよね。
だが、しかし、ここで、ちょっとしたアクシデントが。
モトクロスコースは競技中にちゃんと周回してないので、
回り方が分からなかったんでしょうね。
フィニッシュジャンプの後は、そのまま大坂(承認は使ってないけど)の方に
行くはずが、スタートゲートの方に行っちゃったのかな?
そんなアクシデントで、まさかのスタートから、やり直し。
気合入れて走ってるだけに、どっと疲れたんじゃないでしょうか。
そして、Nクラス。
台数も一気に増えて、緊張です。
自分もこの後に走る訳ですが、観戦できるのも、
ファイナルクロスの醍醐味。
こちらのお方、チェーンソーのエンジン本体のみハンドルなどと合体させた
応援グッズを自作してました。
ウワーン!ってエンジンが唸る音が響きます!
本人は、ライトマスク方向に排気が行っていて、
思ったより音が小さいんです。と言ってましたが、面白いですねー。
そして、いよいよ自分の番。
ショボイ走りですが、これも動画撮ってみました~。
スタートは、けっこう自信あるんですけどねー。
出遅れたばっかりに、隣のライダーが振られて、被っちゃったので、
一瞬引いたら、回りから一斉にズバばばーん!
まぁ、なかなか抜けない。
前のライダーを抜くのに、随分と時間が掛かってしまいました。
このファイナルクロスは一斉スタートですけど、
これもタイムアタックですからね。
リザルトに反映されるのは、規定周回数のタイムとなります。
順位を上げるのは抜かなければいけないけど、
少しでも詰めてゴールする事で、タイムは少し縮まりますから、
最後まで懸命(これでもね)に走りました。
疲れるねー。しかし。
結果は、後ほどにして、
ダッシュで最後の締めくくりとなるIAのファイナルクロスを観戦です。
自分のレースは終了していますから、
もう観戦を楽しむのみ!
スタート直後から、#4釘村選手がトップを快走です。
続いて、#1健二選手が走ります。
#24沼田選手や、#40田中選手、#44中島選手ら
モトクロス出身のMXIAライダーが迫ります。
そりゃ、直近まで現役だった田中選手なんかは速いはず。
なんですが、トップの釘村選手が逃げる逃げる。
追い上げてきた田中選手はルンバルンバ前のコーナーで転倒したみたい。
圧巻だったのは、
大坂に進入する手前のコーナーは幅が広く、
アウト側のバンクを使い、大回りして大坂の後半に速度を乗せるラインと、
イン側をコンパクトに回って距離を短く走るラインと大きく二つに分かれますが、
健二さんは、アウトバンクを使うので、アウトへ。
そこへ、3位だったかな?の、タブン沼田選手だと思うのですが、
イン側から仕掛けます。
沼田選手が先に立ち上がり、ラインがクロスします。
あ、抜かれちゃった・・・
と思ったのですが、アウト側から速度を乗せた健二さんは、
大坂の登り上がりのジャンプをイン側に向けて全開!
モトクロスなら普通なのかもしれないけど、
当たったんじゃないかな?
一歩も譲らない!
いやー、めっちゃ興奮しましたねー。
誰か動画撮ってないかなー?
次の周回は、どうなるか楽しみにしてたら、
さすがに健二さんもイン側で回ってましたね。
その間も釘村選手はトップを一回も譲る事なく、
ファイナルクロスを1位でチェッカー!
面白かったですよー。
自分も同じコースで走ってる訳ですからね。
やっぱり参戦して、最後にコレを見るのは、最高です!
ファイナルクロスを走る事自体は、けっこう怖いので、好きじゃないんですけど。
無事に終われば、気分は最高って事です。
終わりましたねー。
公式リザルトはこちら。
ジャンキーの速報は、こちら。
IAクラスは、
1位 #4釘村忠 選手
2位 #1鈴木健二 選手
3位 #40田中教世 選手
DAY2は釘村選手が巻き返して1位となり、
見事年間チャンピオン獲得です!
IBクラス
1位 #97新沼光 選手
2位 #85秋山真力 選手
3位 #64岩鬼久重 選手
DAY1の痛恨のペナルティーで順位を落としましたが、
見事DAY2は新沼選手が優勝です。
DAY1にマシントラブルでリタイヤしてしまった
秋山選手が2位。これで秋山選手もIA昇格が決まりました。
DAY1優勝だった岩鬼選手は、DAY2も3位にまとめ、
二日間の総合優勝となりました!
大神選手は6位という結果でしたが、DAY1で新沼選手とポイント差を
広げていた事から、IBの年間チャンピオンを獲得です。
Nクラス
1位 #419飯塚翼 選手
2位 #351保坂修一 選手
3位 #344神馬匠 選手
DAY1の1位と2位が入れ替わる形となりました。
飯塚選手のファイナルクロスは圧巻でしたねー。
トップ2の選手はIAクラスでも通用するタイムを出していますね。
Nクラスで参戦してるので、おそらくテスト中に何台か前のライダーを
抜いてるでしょうから、実際にはもう少しタイムも出るはずですしね。
Wクラス
1位 #151福田雅美 選手
2位 #153近藤香織 選手
3位 #154太田晴美 選手
福田選手はDAY1に続き、優勝しピンピンを決めましたねー。
そして、見事逆転してチャンピオンも獲得。
おめでとうございます!
ファイナルクロスでタイム差を逆転されるかもしれない、と本人も心配していたようですが、
テストタイム差の貯金を守り切り、太田選手が3位となりました。
承認Bクラス
1位 #524斉藤隆夫 選手
承認クラスは二日間通してのリザルトですからねー。
DAY1も1位でしたが、総合でのリザルトとなります。
承認Cクラス
1位 #624多田豊 選手
こちらDAY1に続き、多田選手が優勝です。
おめでとうございます!
各クラスのチャンピオンが決まりましたねー。
IAやIBクラスの昇格も決まった訳で、
来年はまた激しいバトルが繰り広げられる事でしょう。
さて、またどうでも良い話の自分の事ですが、
ファイナルクロス前のライブリザルト上では、
IBシングル圏内の8位だった訳ですが、
ファイナルクロスを終えての結果は・・・
やりました!死守しました。8位です。
が・・・
あれ、2秒後ろだった方は?どこいっちゃった?
と、見ると順位が下がってます。
ファイナルクロスは、自分よりも早いタイム出てるのになぜ?
と、見るとペナルティーが2分ついてました。
あれ?何かやったのかな?と思っていると、ご本人登場。
2分って何かやったんですか?と聞くと、
覚えが無いんだよねー。との事。
えっ?それなら、早く確認した方が良いですよ~。
この暫定リザルト出てから、30分で公式になってしまいますから。
実際には、タイムカードへの記入ミスで、
本来オンタイムだったのに、1分遅い時刻かな?が記載されて1分遅着。
次のタイムチェックで本人はオンタイムのつもりだから、
タイム表通りにタイムチェックを受ける事で、今度は早着1分。
こんな感じで2分のペナルティーがついてたみたいですね。
カードへの記入ミスは当然あるかもしれないので、
自分でも書かれた時刻をその場でチェックするのも大事かもしれませんね。
まぁ、別に記録も取ってると思うので、それで照らし合わせる事も
できるはずなので、大丈夫でしょうけど、
暫定リザルトが発表された時点で、すぐに自分の順位やペナルティーの有無は
確認する事が大事ですね。
そんな訳で、2分のペナルティーが訂正され、順位も訂正。
ファイナルクロス前の2秒リードは、逆転されて・・・
8位→9位となりました。
残念ですが、それでも何とか目標のIBシングルを獲得です。
これは、ウレシー!
9位から10位に転落した、あの御方には申し訳ありませんけど・・・
さらに、またまたくだらない話ですが、
DAY1に続き、Nクラスで参戦してたら妄想です。
周回数が少ないので最初の1周の3つのテストタイムを除いて、
ファイナルクロスも周回数が違うので、1周の平均タイムを出した後に、
Nクラスと同じ周回数を掛けて、合算したタイムが・・・
36:08.03というタイム。
これをNクラスの順位で見てみると・・・
9位という順位でした。
またしても、一つ順位を落としてる結果に。
うーん、悲しいねぇー。
もっと頑張らなくっちゃ!
そんな感じで終了したSUGO2DAYSエンデューロ。
最後の表彰式では、今年久しぶりに復活して参戦となった
ISDEの代表メンバーのメダル授与式も行われました。
ISDEは、完走者には、ゴールド、シルバー、ブロンズと
トップのライダーとのタイム差に応じてメダルが授与されるんですねー。
トップとの差が110%以内かな?
それでゴールドメダルをGETする事ができるのですが、
日本人で、そのゴールドメダルを手にしたライダーは、
残念ながら、今のところいないんですねー。
代表チームの選手としてじゃなくても、クラブチームといって、
個人の方でもISDEはチャレンジできますからね。
いつかは、自分も・・・
なんて思っていたりしなくもないんですが、
まだまだですねー。
自分もメダル欲しいなぁー。
そんな感じのSUGO2DAYSでした。
と、今年のレースが終わった直後ですが、
早くも来年のスケジュールが発表されましたね。
まだ仮の部分もありますが、
第1戦 4月15日(日)ラウンド①
広島大会 テージャスランチ(広島)
第2戦 6月2日(土)~3日(日)ラウンド②/③
中日本2DAYSエンデューロ コスモスポーツランド(富山)
※5月26日~27日に変更の可能性もあり。
第3戦 9月15日(土)~16日(日)ラウンド④/⑤
日高2DAYSエンデューロ 北海道日高町
第4戦 11月17日(土)~18日(日)ラウンド⑥/⑦
SUGO2DAYSエンデューロ スポーツランドSUGO(宮城)
なんと!1戦増えました。
今年初開催となった中日本大会を行った富山のコスモスポーツランドが
2DAYSとなっています。
今年は、午前と午後にクラスで時間を分けたりしていましたが、
どうなるんでしょうね。
また、来シーズンからはNクラスがNAとNBに分かれたり、
その昇格基準なんかも気になる所ですねー。
まぁ、とりあえずは終わったばかりですからね。
一休みして、マシンを整備して、
オフシーズンにもいっぱい練習して、
来シーズンに備えるとしましょう!
今年もお疲れ様でした&ありがとうございました!
おしまい。