村田SUGO2DAYSエンデューロレポート DAY1!

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

いやー、レース前後でお仕事出来ない分、レース明けは少しお仕事バタバタ気味。

今回、ちょっとアップが遅くなりました。

時間が経過しちゃうと、熱も冷めてしまいますからね。反省。

と、いう訳でSUGOの続きで、レース初日のDAY1編。

予報では、朝には雨止むはずでしたが、そんな事もなく雨は降り続く。

さて・・・

雨によるコンディション悪化で、ルートやテストが一部変更になったと、

公式通知がありましたね。

DAY1は、受付に車検があるので、朝は少し忙しい。

ベータチームもバタバタと最終チェック中。

今一度、エンジンに火を入れ、マシンの最終チェックを終え、

さっさと車検を受けて、パルクフェルメに車両を保管です。

何度も出てるSUGO。

IAクラスに上がった事で、スタートゲートの看板側(IAクラスが置く所)にバイクを置く。

こんな事でも嬉しいのです。

続々とパルクフェルメに車両が集まります。

IAライダーの釘村選手が、今回も参加者にバナナを配ってくれてました。

有難く頂戴して、レース前に美味しくいただきました。

釘村選手のご実家が、釘村青果という八百屋さん?との事で、

頑張るライダーを応援してくれています。

これで、みんなも釘村選手に3ミリぐらい近づけるかな?

これは、前日に作ったタイム表ですが、

1周目の前半部分のみ3分だけ余裕持たせてくれてるみたいですが、

基本は、中間タイムチェックまでの前半区間のタイムが39分。

中間タイムチェックからパドックを通過し、次の周回に入るまでは、21分。

そんな感じで、ちょうど1周が1時間というタイム設定。

これは、全クラス共通でしたね。

コース途中にルート分岐があり、

それは、NAクラス以上という事で、

タイム設定は同じでも、NA、IB、IAは少し走る距離が長い。

そんな感じで難易度や走るボリュームを調整している感じですね。

周回数は、

IA、IBが5周

NA、NB、W、J、承認が4周

という感じ。

NAと承認も同じ周回数。ちょっとキツイかも・・・

スタート時間が近づきますが、雨は止まず・・・

雨雲レーダー見ても、この後は大丈夫そうなんだけど・・・

いざ、スタート。

パドックを出ると、すぐにエンデューロテスト(モトクロスコースも走る)の入り口です。

最初の1周目は下見ラップで、テストは走りますが、そのタイムは、

リザルトに反映されません。

過去何度も出てる経験で、雨の場合は、このモトクロスコースが曲者と知っている。

キレイな土を入れて、造成しているモトクロスコースの土は、

それなりに深く、水もたくさん吸うんですよね。

前日の下見の時には、思ったより絞まってる感じだったんだけど・・・

いざ、走り出してみると、もう強烈。

コースなりに走るんじゃなくて、カット気味になっているのが、

何だか逆に難しい気が・・・

ジャンプじゃないけど、やたら盛った土の所が、めっちゃヤバい。

1周目からハマる訳にもいかないので、とにかく通過する事、転ばない事だけ

考えて、走る。

コレを速く走れ、と?

キャンプ場エリアも滑るけど、モトクロスコースに比べると、

土が深くないので、転んでもハマる事は無さそう。

エンデューロテストを走り抜け、すでにバイクはドロドロ。

うーん、天候が回復してくれば、マシになる所もあるだろうけど、

シャバシャバのドロが乾く間は、すんごい重くなるんですよね。

大丈夫だろうか・・・

しばらくアスファルトを移動してから、

ルートのダート区間に突入。

ルートは下見してないけど、テニスコート側のお山は登らないみたい。

お、これは楽かもしれないと、走ると、

割と急な登り坂に遭遇。

いやー、けっこうツルツルでしたけど?

ルート分岐があった訳じゃないから、全クラスここ走るのか?

今はまだ良いけど、周回を重ねると、キツクなりそうだ。

登ったら、見覚えのある感じ。

お、これは沢に下る所だな?

やはり、知ってる、というのは精神的に楽なんですね。

しかし、年々荒れて来ていますね。仕方無い事ですけど。

ドロドロ、ツルツルな土に比べると、

沢は走りやすいですねー。

石がゴロゴロしてるので、苦手な方もいると思いますが、

それ以上掘れない岩盤などは安心して走れるので、好きですね。

トレッキングエリア?オフロードパーク?のエリアも、

なかなかのドロドロ。

途中、途中にヤチになりそうな雰囲気のワダチもあり、

後半に掛けて難しくなりそうな予感が・・・

NA以上が走るルート分岐は、前にも使ったエリアで、

何となく分かる。

沢を挟んでV字の所が、掘れまくるまでは大丈夫なはず。

そんな感じで、慎重に走り、エクストリームテストがある

中間タイムチェックに到着。

タイムチェックの時刻までは、あと4、5分って感じだけど、

その前にエクストリームテストがある。

昨年の逆回りで、下見の時には、難しいんじゃないか?と思いましたが、

走るだけなら、問題なし。

ただ、速く走るのは別問題だけど・・・

そんなこんなで、中間タイムチェック。

3分ぐらい余ってたかな?

まぁ、かなり慎重に走って、これだから、何とかなりそう。

盛大にハマる。登りのやり直しや渋滞が発生すると、

遅着しちゃいそうだけど。

中間タイムチェックを無事にオンタイムで通過。

しばらくアスファルトで移動してから、

ダート区間へ。コースマップで見る限り、かなり短かったけど、

けっこうな下り斜面がツルツルで難しい。

まぁ、しかし下りは最悪転んでドロドロになるけど、

落っこちていけば良いので、登れないよりは、気が楽ですね。

ちょっと考えがおかしいかもですが。

テニスコートのコンクリートな段差の連続の飛び降りも、

地味に疲れる。

そして、またアスファルト移動。

これは、完全に中間タイムチェックまでの往路がポイントだなー。

アスファルトをノンビリ休みながら移動して、最後のクロステストに到着。

アスファルトスタートのクロステストですが、

あんまり舐めて全開にして、アスファルトで速度出てる時に転んだら、

洒落にならないので、微妙に気をつかう。

砂利の部分は、雨でも走りに影響は出にくいので、問題なし。

フラットなキッズコースの方が何気に滑って難しい。

しかし、ハマるポイントはないので、次の周回からだな。

と、パドックへ向かう。

時計をチラチラ見ながら走ると、3分ぐらいしか余っていない。

ん?

どこにもハマらず、しかも、ほとんどアスファルトなのに、

思いのほか、時間がない。

これは、テストもそうだけど、ルートでチンタラ走ってる場合じゃないみたい。

ガソリンを入れて、慌ててタイムチェックへ。

そんな感じで2周目へ。

気づいたら、雨は止んでいましたね。

雨もあったので、1枚羽織っていましたが、蒸し暑い感じ。

そして、この2周目からテストもタイム計測が始まるので、いよいよ本番。

が、エンデューロテストが、1周目よりヤバい。

1周目とは比較にならない程、掘れてる。

そして、バイクも埋まってる。(その後、何台も・・・)

ありゃ、これは・・・

自分は、スタートした時に、前に少ししかバイクが走って無い訳で、

まだコースが荒れていませんが、

承認クラスのライダーとかは、

100台以上が走った所から、スタートな訳で、かなりキツイですよね。

そんな感じで、走るというより、通り抜けるのに必死。

テストを攻める、というのを忘れるぐらいに・・・

2周目、3周目ぐらいまでが、キツかったですねー。

パドックでの時間もルートのペースを少し上げて、何とか5、6分余る。

という感じで、ガソリン入れて、トイレに行くと、もう時間という感じでした。

そんな訳で、Go-Proで動画を撮影するのをスッカリ忘れておりました。

どうせなら、超絶マディーの映像を残しておきたかったのですが、

何とか最終周に思い出しまして、撮影したのが、こちら。

まずは、パドックからエンデューロテスト、ルートを走り、

中間タイムチェックまで。

そして、

エクストリームテストを走って、中間タイムチェック。

後半のルートと、クロステストという感じの後半。

動画だと、伝わりにくいんですよねー。

お前が、下手なだけだろ?と、思われるかもしれませんが、

実際マディー大嫌いだし、苦手なんですけど、

難しいんですよー。

 

自分はIAクラスで、しかも今年はゼッケンも若いので、

ポイント獲っていなくても、自分より後ろに他のIAライダーも走ってる。

それの意味する所としては、

前のライダーは皆さん、そうそうハマッたり、失敗したりしないという事。

なので、自分は渋滞知らずのクリアラインで走れているのです。

IBクラスとかでも、中盤ぐらいのライダーから失敗したりして、

ラインが塞がっていて、遅着しちゃう、今回はそんな事もあったようですね。

 

周回数も自分たち、IA、IBは5周でしたが、

他のクラスは4周と、1周しか差がないので、

かなりキツかったかもしれませんね。

そんな、久しぶりでもないけれど、かなりハードなDAY1でした。

とっくに見てるでしょうけど、

そんなDAY1のジャンキーさんによる速報は、こちら。

そして、公式リザルトは、こちら。

 

いつも通り、ザクっと見ていきましょう。

IAクラス

1位 #16 馬場 亮太 選手

2位 #3 釘村 忠 選手

3位 #1 飯塚 翼 選手

ジャンキーの速報にもありましたが、馬場選手が広島に続き、2連勝!

その差、0.47秒まで詰めるも、惜しくも釘村選手が2位。

3位は、昨年チャンピオンの飯塚選手。

テスト3つで、4周計測。12回のタイムアタックの合計が40分を超える中で、

その差が1秒以下ってね・・・

 

IBクラス

1位 #130 向坊 拓巳 選手

2位 #101 藤村 昴矢 選手

3位 #121 世利 和輝 選手

1分半近くの差をつけて、向坊選手が広島に続き、連勝!

前回広島では、10位だった藤村選手が2位。マディー得意なのかな?

世利選手は、広島では2位でしたが、今回3位と安定して上位に食い込んでますね。

世利選手は、トライアル経験者みたいなんですよねー。

テクニックはもちろんですが、スピードもあるので、強いですねー。

IBクラスはリタイヤも数台、完走者の内、半数ぐらいが遅着という感じで、

荒れたレースだったのが分かりますねー。

ドライのレースだと、遅着してペナルティー付くと、

ドーン、と順位が落ちてしまいますが、

こういう荒れたレースの場合は、テストタイムが差が大きいので、

オンタイムで完走したから、順位が良い、そういう訳じゃないのも面白いですね。

 

NAクラス

1位 #325 高橋 吟 選手

2位 #324 杉原 幸信 選手

3位 #339 久保田 英 選手

1位の高橋選手は、前回の広島は欠場していますが、

昨年のNBの時から速さブッチギリな感じでしたので、今回も2位に5分以上の差をつけて

圧勝な感じ。東日本のエリア戦を考えてるのかな?

2位の杉原選手、3位の久保田選手は、広島も走っていて、それぞれ4位と10位だったので、

ポイント的には、上位って感じですね。

NAのライダーも完走者の内、半数が遅着でペナルティーついています。

 

NBクラス

1位 #489 出口 隼飛 選手

2位 #450 田中 大貴 選手

3位 #483 三浦 敦 選手

1位は、JNCCでAAライダーな出口選手。

そりゃ、さすがの速さですね。

2位の田中選手、3位の三浦選手もNAのタイムで見ても、表彰台を狙えるタイムを

出しているので、NBクラスの上位陣も速いですねー。

NBクラスはリタイヤも多く、オンタイムで完走したのは、5名のみ。

やっぱり久しぶりかな?

SUGOが牙を剥いたのは・・・

 

ジュニアクラス

1位 #801 澤田 誠翔 選手

2位 #802 楠原 歩 選手

ジュニアクラスは、エンデューロライセンスが16歳からなので、

それ以下の選手という事ですね。

二人とも遅着はしてるみたいですが、キツイコンディションでも見事完走!

澤田選手は、フルサイズマシンですが、楠原選手は、85㏄のモトクロッサーですからね。

スゴイです!というか、テストタイムは、かなり速いです。

 

ウイメンズ(W)クラス

1位 #201 太田 晴美 選手

2位 #202 和田 綾子 選手

正直、女性ライダーには、かなり厳しいと思われるコンディションでしたが、

きっちり完走しています!

二人とも遅着してるとはいえ、和田選手はペナが58分でギリギリ!

どこかで、ちょっと長めに休憩していたらアウトな感じですからね。

分かりませんが、きっと諦めない気持ちを強く持っていたんでしょうね。

素晴らしい~。違ってたら、すみません・・・

 

承認クラスは、

承認B #601 北山 翔馬 選手の1名のみが完走!

残念ながら、他のライダーはリタイヤでしたね。

 

と、こんな感じで荒れたレースでしたよー。

え?お前は?って、誰も聞いてないかな?

ちなみに・・・

IAクラス

19位/23台中 #31 ウブカタジャパン

おー!ビリじゃないじゃん。

と、いう前回広島と同じ書き方ですが、

4名はリタイヤでしたので、完走者のビリは変わらず。

一応、オンタイムで完走していますよ。(IAの完走者は全員オンタイム)

19位か・・・

2年前なら、ポイントゲットだったんだけどなー。ビリでも。

タイム的には、断トツビリだからなー。

先は長いですね。

 

さて、DAY2の天気予報は良さげです。

キツカッたDAY1も場所によっては、ドライになってきてましたから、

DAY2はテストタイムもぐんぐん良くなる事でしょう。

DAY1の反省会も兼ねて?

二日連続で焼肉とビール。二日連続って、人生初かもしれない。

たまには・・・ね。

 

DAY2に続く。

 

 

 

 

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