JEC第2戦 村田SUGO2DAYSエンデューロレポート!その②

こんにちは。

ブログ担当のウブカタジャパンです。

DAY1レース当日の朝です。

晴れましたねー。

レースのウィークの天気は何故か?コロコロ変わる気が。

きっと、気のせいなんでしょうけどね。

これは、楽しいに違いない!

本来、今シーズン乗るはずだった、

BetaのRR2T125Racingは、残念ながら燃えてしまったので、

しばらくは、こちらのYZ125Xがメインマシンとなりますね。

2018年モデル!

JECは、昨年の7月末の九州大会(熊本の御所)以来で、

その時もYZ125Xでした。

その時もBetaのマシンをチェンジしてたのですが、

タイミング合わずだったので。

すごい久しぶりのレースのような、そうでも無いような・・・

車検も受けて、パルクフェルメにバイクをIN。

お、IBクラスに小さいバイクが・・・

パルクフェルメでの車両保管って、正直面倒なんですけど、

レース前、レース後に整然と並んだバイクたちを見ると、雰囲気ある。

つい、写真を撮ってしまう。

そして、レース前のブリーフィング。

いよいよ始まるぞ。

今回、ニューアイテム投入!

トレックフィールドさんのISDEウエストバッグ。

想像してたより、荷物がたくさん入る。

今回は中身少な目でしたが、体にフィットする感じが良いですねー。

レース用だと、コンパクトな物が多いですけど、

これならツーリングとかでも十分使える大きさですね。

 

さて、今回ですが、

前回のブログでも書いた通り、エンデューロテストが、ロードサーキット側の

オフロードパークに戻った感じで、

モトクロスコースはルートですね。

中間チェックがあるのは、例年のSUGOと同じで、

前半にエンデューロテスト、後半にクロステストの2つテストという設定。

全クラスタイム設定は、同じで、

パドックから中間チェックまでが、36分。

中間チェックから、次の周回に入る本部チェックまでが、30分というタイム設定。

中間チェック後に走る、今までエクストリームテストだったエリアは、

ルートになっていましたが、

そこは承認クラスは走らない、という設定でした。

それ以外は、クラスによるルートの分岐はなし。

と、なると、IAとNBが全く同じルートを走り、タイム設定も同じ。

という事ですね。

そういう情報から推測するに、

IA、IBクラスなどは、かなり余裕ある設定じゃないかな?

そんな事をレース前に考えますね。

IA、IBクラスが5周。

それ以外のNA、NB、W、承認クラスは4週という規定周回数。

何気に、承認クラスが少し厳しい感じの設定だったかもです。

で、いざスタートしてみると、

ロードサーキット側に入ってからのルートは、

お山の中のシングルトレイル多めで、

おー、SUGOといえば、こんな感じだったけど、

何か久しぶりな感じ。

コンディションも、すごく良くて、スーパードライ。

細いクネクネしたお山道が最高に楽しい!

登りも、いっぱいあったし、

で、途中から、いつもの沢な感じ。

この沢が承認クラスやNBクラスのライダーには、少しキツイかもですね。

自分も1周目に、スコーン!と、フロントから転んで、

肘と足の付け根を打ち付けました・・・

で、沢で疲れた所で、そのままエンデューロテストへ。

いかに、沢で無駄な体力を使わずに走るかがポイントかもですね。

エンデューロテストは、思っていた通りのハイスピード!

基本森の中の道となるために、コンディションが良いと言っても、

要所要所は、ドロドロな部分もあったり。

かなり速度が出る部分もあるけど、これまた思ったよりも減速できない。

今回は、オーバーランして、少し落ちてしまったり、

転んだライダーも多かったみたいですねー。

終盤、エンデューロテストで、部分的に

引っかかってしまうライダーが多発するポイントがあって、

そこだけ、少しラインが変更されましたね。

あと、IA、IBの5周目のエンデューロテストは、

その前の周に怪我をしてしまったライダーがいて、

救護が入るとの事で、エンデューロテスト自体がキャンセルで、

テスト自体走らなかったです。

エンデューロテストを終えると、アスファルトの移動で、

中間タイムチェックに到着です。

自分で、だいたい10分ぐらい余る感じでしたね。

中間までの往路は、全クラス全く同じなので、

承認やNBクラスは、余り時間は、もっと少なかったでしょうね。

中間タイムチェックを通過すると、

全日本クラスだけがエクストリームエリアをルートとして走行。

前日の下見の段階だと、簡単な迂回ラインが無い石がゴロゴロしたポイントが

2、3か所ありましたが、

結果的にはコーステープが広げられていて、

かなりイージーな設定となっていました。

エクストリームなエリアを走行後は、またしばらくアスファルトを移動。

テニスコートエリアに下りるダート区間を少し走り、

テニスコートの段々な所を下りる。

そして、またアスファルトでモトクロスコース側へ戻る感じ。

後半のテストは、キッズコースと砂利の駐車場の組み合わせのクロステスト。

昨年までは、アスファルトスタートで、少し高い位置にある砂利の駐車場から、

キッズコースへ下りていく、という感じでしたが、

今回は、逆回りという事で、キッズコースのエリアからスタートして、

砂利の駐車場へ登っていくという感じ。

キッズコースは、元がどっち回りの設定なのか分かりませんが、

何となく走りづらい?難しい。

砂利の駐車場に登る曲がりながらの登りも、

カラカラに乾いてるせいか、

なかなかにリアが横に逃げてしまう。

走るの簡単だけど、タイムを縮めるのは難しい~。

クロステストが終わると、キャンプ場エリア、モトクロスコースを走り、

パドックへ。

これまた、後半は30分のタイム設定に対して、

自分で10分余りぐらいでしたね。

そんな感じの1周。

今回も動画を撮影してるのですが、

編集をoff1.jpチームが担当してるので、もう少し時間掛かるでしょうね。

タイム設定に対して、少し余るとはいえ、

1周するのにライダーにより異なりますが、

50分前後は掛かる計算として、

5周(IA、IB)、もしくは4周(NA、NB、W、承認)するので、

休憩を挟みながらですが、なかなか時間を走ります。

自分の場合、致命的に疲れてしまうような事は無いのですけど、

それでも後半は、小さいミスをポツポツするようになりますね。

そうなると、あー、疲れてるぞ。と思いますね。

やっぱり疲れが蓄積されるんですよね。

テストは限られた短い時間なので集中していますが、

案外ルートでミスしますよね。

 

と、そんな感じで、レースをこなして、無事DAY1無事に終了。

レースの速報は、こちら。

レースの公式結果は、こちら。

 

ザクっと見ていきましょう。

まずは、IAクラスから。

見えるかな?

1位 #1 馬場 亮太 選手

2位 #2 釘村 忠 選手

3位 #45 渡辺 学選手

27秒の差をつけて、馬場亮太選手が優勝!

2位は、釘村選手。3周目のクロステストは何かミスったかな?

それでも、全般数秒ずつリードを許してる感じですねー。

前日入りできずに下見が出来なかったとの事ですが、

きっとタイムに影響するんでしょうねー。

3位は、渡辺学選手。クロステストは、距離もタイムも短いので、

影響は小さいかもですが、

エンデューロテストは、前のライダー(といってもIAクラスの)に

追いつき、何台か抜いてると思うんですよね。

その中でタイムを詰めていかないといけないのは、難しいところ。

ちょっと文章が長くなりますが、

開幕の広島では、田中教世選手が優勝しました。

昨年も広島しか出ていませんが、その時は2位だったかな?

一度きりの2位のポイントでも、ランキング上は16位だったかな?

だから、ゼッケンも#16となる。

そして、開幕戦で走る事で、ゼッケン順の16番目として走る。

すると、一緒に走るのは、IAの上位陣となるので、

テストで抜く事もあるかもしれないけど、比較的にクリアラップが取りやすい。はず・・・

一方、今回みたく久しぶりに参戦した学選手の場合、

ゼッケンはエントリーした時に確定で、番号も大きい。

開幕戦以降は、その時点のランキング順で出走順が決まる。

すると、当然ですが、最高峰のIAクラスで走るとはいえ、

最後尾の出走順になってしまうんですよねー。

すると、長めのテストの場合などは、前のライダーをテスト内で抜く事になり、

タイム的には、本来のタイムという訳にはいかない。

そんな所が、少し勿体ない感じなんですよねー。

と、いう訳で、前戦出るのは難しいかもですが、

毎年スポットで出てくれると、良いかなー?なんて思ったり。

今回、学選手の場合、3位な訳で、SUGOみたいに2DAYSに出ると、

1大会でも、けっこうポイント取れちゃうはずです。

そうすれば、少し若い固定ゼッケンが手に入る。

ちょっと、オンタイムの難しい一面ですね。

クロスカントリーだと、スタートの時だけですからね。

話が脱線しましたね。

 

続いては、IBクラス。

1位 #128 高橋 吟 選手

2位 #101 星野 利康 選手

3位 #104 森 慎太郎 選手

予想通り?高橋吟選手が2分以上の差をつけて、圧勝。

それもそのはず。今回は、IA、IBが周回数が同じなので、単純にタイム比較がしやすく、

IAクラスでタイムを見てみると、7位となるタイムなんですよねー。

しかも、高橋選手は今年からIBのルーキーゼッケンで番号が大きく、

さらに今年の参戦は今回のSUGOが初。

要は、これまたスタート順が遅いので、おそらくですが、エンデューロテストなんかは、

何台か抜いてのタイムじゃないかな?

それでいて、IAで7位のタイムなので、もうちょっと上まで行けちゃうんじゃ・・・

すごいですねー。

2位は、星野選手で、3位は森選手。

開幕から表彰台を争う二人ですが、バッチバチな感じですねー。

 

お次は、NAクラス。

1位 #326 出口 隼飛 選手

2位 #359 加藤 浩介 選手

3位 #324 稗田 大晃 選手

これまた予想通り?出口選手が優勝。

しかし、わずか3秒差で加藤選手が2位。

二人とも、JNCCのAAライダーですからね。そりゃ速いですよね。

 

NBクラス

1位 #498 原國 翼 選手

2位 #485 延原 由祐 選手

3位 #465 櫻井 隆仁 選手

現役MX-IBの原國選手が、見事優勝です。

 

Wクラスは、

1位 #203 和田 綾子 選手

 

という結果でした。

2DAYSですから、DAY2もあるし、さらにはファイナルクロスもありますからね。

逆転が起きやすいんですよねー。

しかも、どうも夜中に雨が降るっぽい。

それが、いつまで降るのか、どのぐらいコンディションを変化させるのか・・・

 

DAY1のレース終了後にライダーミーティングが開催。

これは、今年から選手会長となった釘村選手の呼びかけで、

クラスごとに時間をズラして集まる形式に。

レースが終わる順番としては、

NA、NB、W、IA、IBという感じなんですよね。

時間も限られてるから、釘村選手は自身のレース終了後から、

すぐの対応となったはず。お疲れ様です。

クラスごとに分けたのは、なるべく色々な方の意見を聞きたいし、

上位クラスに遠慮して、発言しにくい事がないように、

そんな考慮をしてくれてたみたいですね。

主には、今回のレースの感想だったり、

釘村選手が考える、JECをもっと盛り上げる、エントリーを増やす、

そんな内容を伝えて、どう思いますか?

と、意見を募っていた感じですね。

まぁ、すぐには色々変わるというのは、難しいのかもですけど、

より良い形になっていくと良いですよねー。

 

と、そんな感じのDAY1でした。

DAY2に続く。

 

Follow me!