JEC最終戦 村田SUGO2DAYSエンデューロ レポートDAY1!
こんにちは。
ブログ担当のウブカタジャパンです。
村田SUGO2DAYSエンデューロの続きで、レース初日となるDAY1の様子です。
まだ薄暗い早朝に現地入り。
うーん、天気良さそうだぞ!
前日に濡れた路面も少しは乾いただろうか?
さて・・・
SUGOは、けっこう風が強かったりしますからね。
下げていたパドックのテントを上げたり、準備を行います。
過去には、強風でテントがぶっ飛んでいたなんて事もありましたねー。
屋外のイベントとはいえ、感染予防対策という事で、
前日金曜日も含め、毎日検温を行い、問診票も記入して、チェック済みの印として、
リストバンドを巻いてもらいます。
人数が集まるイベントなんかは、万が一に備えて、個人を特定できるように
しておくなどの措置が必要みたいですね。
どうしても、メンドーだな、なんて思ってしまいますが、
主催者側は以前に比べたら物凄く手間が増えてる訳ですから、
求められる、このような手続きは簡単な訳なので、協力しないといけませんね。
エンジンにもシッカリと火を入れて、暖気を行い、いざ車検へ。
車検待ちで並んでいると、
あれ?虹が・・・(電柱と電線のあたり)
虹が出るという事は、雨が降ったって事?
ルスツに、いなべに最近はレースの時に虹を見る機会が多い。
前にも書いたけど、普段の生活で虹を見ると、
うわー、虹だ、キレイだねー。何か良い事あるかなー?なんてプラスなイメージですが、
レース会場で見る虹は、良い印象がない!
パルクフェルメにバイクをイン。
いつも通りの光景です。
ズラっとバイクが並ぶ様は、JECならでは。
バイクとは、しばしお別れです。
うわ、また虹だ。
嫌な予感がするなー。
と、天気予報チェック。
晴れマークが続いているけど、雨雲レーダーを見てみると、
何か雨雲が通過するみたいだぞ。マジか・・・
着替えたり、飲み物準備したり、おトイレに行ったり、
早め早めの準備と思いつつ、やっぱりバタバタしてしまう。
そして、あっという間にスタート時刻。
タイムカードを受け取り、パルクフェルメに。
あれ?何か降ってきた・・・雨が・・・
スタート前にはワークタイムの10分がありますが、
DAY1は、作業するライダーは、まずいないですね。
なので、スタートまで10分待っているのですが、
なかなか雨が降ってきてる。
嘘だろ~。せめてスタートして、しばらく時間が経ってからにして欲しい。
ゴーグルも濡れるし、寒い・・・
最初は体も暖まっていないから、上着来てるライダーが多いのですが、
それでも寒かったですね。
手が冷たくて操作しづらいのもあるので、
自分は、グローブの下に薄いゴム手袋(ニトリルグローブ)なんかを装着しています。
だいぶ違いますが、それでも手が冷たい。
そして、いよいよスタート!(当然、ここから画像なし、文字のみ、動画はあるけど)
最初の中間タイムチェックまでは、全クラス同じ区間タイムで38分。
自分はIBクラスなので、その間にテスト2つという事ですね。
1周目は下見ラップなので、テストのタイム計測はありませんが、
その区間タイム38分が余裕があるのか、そこそこタイトなのか、
分かりませんから、すごく飛ばす事はないけど、
油断しないで走ります。
今回は、タイム設定が1種類だったので、おそらく余裕ある設定だとは予想したりしますけど。
スタートして、すぐに全クラスが走るエンデューロテスト1に到着。
直線はそれなりにスピードを出すようにして、
路面の確認です。
ラインが複数ある所なんかは、場合によっては、ゆっくり走ったりしてチェックです。
下見は歩きなので、バイクで走ると、やっぱり感じが違ったりしますからね。
モトクロスコースは、一部カットになってジャンプが減ったなんて、
聞いていたけど、大坂と序盤の一部がカットになっただけで、
自分には十分にジャンプがあるように感じましたね。
テストの走行を終えて、次はルート。
アスファルトの移動が長めですが、実際には、その区間で腕を休めたりできるので、
有難いですね。
しかし、雨がポツポツなので、寒いんです。
途中からダートに入り、沢へ降りていきます。
自分はSUGOを何度も走ってるので、お馴染みのところ。
距離感も何となく分かってるので、気分的には楽ですね。
そして、NAクラス以上が走るエンデューロテスト2に到着。
やっぱり思った通り、スピードレンジ高めです。
ウッズというか、林の中の林道みたいな所なので、
雨の影響は少ないけど、目がついていかない・・・
早めに順番を覚えないとですね。
沢から連続してテストなので、腕もあがってしまう感じです。
次はもっと飛ばさないとな・・・
エンデューロテスト2を終えると、中間タイムチェックまでは、アスファルト移動。
でも、タイムチェック前にエクストリームがあるんでしたね。
タイムアタックでは無いので、ゆっくり行けば良いや。
なんて思っていたけど、地味に疲れそうです。
中間タイムチェックに到着。
5、6分余ったかな?
下見ラップでこの余裕なら、問題無さそうですね。
無事に中間タイムチェックを通過したら、またしばらくアスファルト移動です。
前半同様に途中からダート区間に進入。
すぐにルート分岐です。
NA以上と思ってたけど、IA、IBのみだったみたいですね。
過去に深山クロスとかで使った事あるので、
あ、ここは登り上がりに木の根っこが連続だよな・・・
と、思い出したのは、そんな木の根っこが見えてから。
ここは、雨の影響皆無で、グリップ良かったので、問題なく通過。
そうそう、マディーの深山クロスで苦労したなー。と思い出す。
今回ドライで良かったです。
その後は、テニスコート裏の気持ち良いお山エリアを走行。
シングルトレイルが最高です。
少し急な下りや、テニスコートのコンクリートの段差降りなど、
承認クラスの選手なんかは、少し難しかったかもしれませんね。
そんなエリアを抜けると、またアスファルト移動です。
そして、3つ目のクロステストに到着。
アスファルトスタートから、直線長めです。
全開!ビビッて、スロットル緩めるけど、まだ直線ある。
いやー、ハイスピードです。
キッズコースもバンクが小さいので、あまりアテにならないし、
スムーズかつ速く走るのは、やっぱり腕が必要そうです。
そして、パドックまでは、またアスファルト。
やっぱり、ルートのダート区間が、かなり少なく感じますね。
パドックに戻ると、これまた5~6分だったかな?の時間の余り。
トイレ行ったり、ガソリン入れたりするので、中間タイムチェックよりは、
余裕が少なく感じましたね。
まぁ、次の周回からは、もう少し早く戻ってくるとは思いますけど。
そして、2周目へ突入です。ここからがテストのタイム計測も始まるので、
本番という感じでしょうか。
この2周目でGo-Proを装着。
まずは、本部タイムチェックをスタートして、エンデューロテスト1を走行。
で、ダート区間のルート、エンデューロテスト2と、
エクストリームなルートとなる前半を撮影です。
中間タイムチェックから、後半のルートのダート区間、
クロステストを撮影した後半の動画です。
どうでしょうか?
こんな感じの1周です。
IA、IBのみ下見ラップを入れて、5周。
その他のNA、NBクラス、承認クラスなどは、4周です。
そして、今回もIA#1釘村選手にお願いして、
Go-Proを装着して走行してもらった動画です。
こっちのが、皆さん楽しみにしてくれてるかな?
同じく、前半と後半に分けています。(4周目となります)
前半
後半
自分の走行動画と比べると、早送りか!って感じですね。
当たり前ですが、所々走行ラインも違いますよねー。
参加された皆様は、ご自身のラインと比べて、どうでしたでしょうか?
4周目から、そのままGo-Pro装着してもらっていたので、
続く5周目です。今度は、テストのみ。
釘村選手5周目エンデューロテスト1
釘村選手5周目エンデューロテスト2(途中転倒あり!)
エクストリームなルートと中間タイムチェック
トップライダーもタイムチェックでは、おしゃべり楽しんでますね。
残念ながら、ルートの途中で電池切れで、クロステストは撮れてませんでした。
レースの方は、スタート時に降った雨が止んで、
路面にも慣れて来た頃の3周目かな?に、また少し雨。
みんなタイムが少し落ちてるかもですね。自分だけかもだけど。
自分は、各テストで1回ずつ転倒して、少しタイムロス。
けっこう、上手くまとめたんじゃないの!と思ったのですが、果たして・・・
すでにご存じだと思いますが、
ざっくり書くと、
IAクラス
と、こんな感じ。スマホだと、拡大すれば、見えるかな?
赤い四角枠が、エンデューロテスト1の自己ベスト
青い四角枠が、エンデューロテスト2の自己ベスト
緑の四角枠が、クロステストの自己ベスト
今回は、#1釘村選手が2位の健二さんに35秒も差をつけて圧勝。
注目の#48熱田選手は3位。
IBクラス
1位は、東日本エリア選のランキングトップの#143戸田選手。
2位は、全日本の方でランキング4位の#156今野選手。
3位は、全日本ランキング2位の#123中島選手。
IBクラスは、ランキングトップの#144渡邉誉選手がクロステストでの激しいクラッシュの影響で、
7位という結果に。
誉選手は、それまでのポイントリードが大きく、ランキング上は1位をキープ。
しかし、それまでのランキング上位陣でペナルティで順位を落としたり、
リタイヤとなった選手もいるので、昇格争いは波乱な感じ?
NAクラス
1位は、#343酢崎選手。2位に41秒差をつけて圧勝。
酢崎選手は、この時点で、年間チャンピオンが確定です。
2位の#325飯田選手もNAクラスとしては、ぶっちぎりの速さです。
ルスツ大会で高ポイントを獲得してるので、全日本ランキングでもジャンプアップしていそう。
3位は、#329長嶋選手。東日本のエリア選でランキングトップをキープ。
NBクラス
ここからは、エンデューロテスト2が無いリザルトですね。
1位は、#547小林選手が、2位に50秒の差をつけて圧勝。
ちょっと、今回は、この小林選手が規格外な感じでしたね。
IAクラスとタイム比較しても、7番手ぐらいのタイムを出していますが、
NB最終組のスタートなので、テスト中に何台か抜いてのタイムだと思うんですよね。
クロスカントリーでの活躍を見ていると、当然納得ですけど。
ジュニアクラス
1位は、#800青木選手。
NBと比較しても、十分にシングルに入るレベルですね。
最後はW(女性)クラス
1位は、#202高見選手が圧勝。
ランキングトップだった太田選手が欠場なので、ランキングが入れ替わりそうです。
ちなみに、毎度ですが、自分のリザルトを晒すと・・・
IBクラスで14位という結果に。
もうちょっと行きたかったですねー。
けっこう数秒差の接戦なんですよね。自分の前後は・・・
各テストで1回ずつ転倒しているので、それが無ければとも思うけど、
他のライダーも転倒してるかもですからね。
エンデューロテスト2がコースを覚える事で、逆に身構えてしまったような
気がしないでもない・・・
実力って感じでしょうか。
DAY1は、以上のような感じでした。
DAY2へ続く。